中嶋 哲史(@J_J_Kant)さんの人気ツイート(新しい順)

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いったいどういう社会が「よりよい社会」なのか、その根本に立ち返ってしっかり議論し直す必要があるのではないか。価値相対主義が定番化する中で、何がよく何が悪いのかを決めることにためらう風潮が生まれてしまった。そうしている間に、悪がどんどんはびこってしまったのだ。
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あまりにも科学主義、客観主義への依存が進みすぎると、人間が本能的に持っている「なんかおかしい」という感覚が根拠のないものとして否定されてしまう。カルトの蔓延やトンデモ科学の隆盛の背景には、逆説的だがこの誤った科学主義があると思う。
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今の日本の状況は、まさに昏迷、混乱、迷走で、それは政治や社会に無関心な国民と、それゆえ問題解決能力のない政府がもたらした当然の帰結ということになる。この国を救うには強く正しい意思を持った国民が一人でも増えることしかないが、それが難しいというのであれば、もはや何をか言わんやだ。
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野党には経済政策がないというクリシェはよく見るけれど、手厚い教育と福祉政策こそ、最大の経済政策だろうと思う。
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「政府としては行動制限は求めませんから自由に行動してください。罹りたくない人が自分の意志で行動制限するのは自由です。でも各人の自由なのだからもちろん政府が補償する必要はないですね。」
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戦後民主主義が可能だったのは戦争の記憶がいまだ鮮明だったからだろう。戦争を止められなかったのは日本の民主主義が未熟だったからだという認識は、よほどの極右を除いては、広く国民に共有されていたと思う。しかし、その世代が消えていくと民主主義の重要性・必要性に対する意識も消えていった。
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安倍不在によって検察が動きやすくなったとするならば、喜ばしいこと。
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個人の生命・生活・人生(英語ではいずれもlife)が第一であり、互いにそれを尊重し助け合おうという社会に変えていかないと民主主義は定着しないし、カルトの蔓延はやまないし、無差別殺人も続くだろうし、差別は消えないし、ひいては経済も衰退し日本の国際的地位は低下していくだろう。
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内閣が内閣府設置法に基づいて内閣の意思と予算で行う葬儀を「国葬(儀)」と呼ぶのは詐称だろう。内閣は国ではないし、「国」葬では反対する国民も巻き込むことになる。普通に「内閣葬」あるいは「内閣+自民党葬」とすればいい。
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葬儀そのものはやめさせられなくても、名称を「国葬儀」から普通に「内閣葬」にさせることはできるのではないか。
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なるほど確かに日本では善意や良心はもっぱら個人の感覚や感情任せであって、仏教の慈悲、儒教の仁、キリスト教の愛のように言語化され、普遍的な行動規範となることがないから、立場の中で容易にかき消されてしまうのだろう。
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善意や良心のある人はたくさんいる(と思う)のに、こと政治の世界となると善意や良心が消えてしまうのはなぜなんだろう。
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日本のような後発国家は、社会は常に上から変えるものだったから、人々はそれが当たり前と思い込まされているが、先進国家では、社会は下から変わるものなのだ。まあ、これからもずっと後発国家でいたいならそれでもいいと思うが(その方が楽)、それならそれで先進国のふりはするべきではない。
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世界は厳しい競争の上にあり、力がなければ勝ち残れない、力こそ正義だ、というのは間違いではないと思う。ただ、力というと腕力や暴力やがむしゃらな体力しか思い浮かばないならこの競争に勝ち目はない。現代社会においては経済力も軍事力もそれを支えるのは知力なのだから。
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このまま道理から外れた政治が続けば、事実のレベルで国が破綻することは避けられない。いずれ政府は国民を支えきれなくなり、弱い者から順に深刻な影響を被るだろう。その時には自民党を支持しているからといって救われるわけではない。政治を道理の軌道に戻すこと以外に破綻を逃れる途はない。
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政治家に倫理性を求めるのはないものねだりかもしれないが、せめて合理性だけは強く要求したい。政治から合理が消えれば国に未来がないということは、80年前に経験しているではないか。
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ぼくはエリートは嫌いだけれど、やはりいてもらわないと困るとは思う。かつての官僚は一応合理主義者であって、政治家を牽制して政治が非合理に流れることを抑えてきたと思うが、安倍政権で人事を押さえられ、全くその歯止めが利かなくなった。本人が不在となり合理的な政治が復活すればよいのだが。
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正直言ってこう毎日毎日統一教会の話ばかり見せられるのは精神的に堪える。日本はもはや「正常であること」自体が分からなくなっているのではないか。ここまで道理から外れることが普通になってしまうと、もう何をやっても駄目だという気がしてくる。いったいどうやって「正常」を取り戻せばよいのか。
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台湾の裁判所は同性婚を認めない日本の法律は「公序良俗に反して無効」という判断をしたけれど、日本がこのままだと他の分野でもこういう判決や判断が増えていくだろう。
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いっそ閣議決定で憲法を停止してしまっても、ネットでは「反対しているのは反日左翼だけ」、マスコミは「野党の一部には反対の声もあるが、国内外の情勢を考えればやむを得ない」、あれやこれやのコメンテーター「果断な内閣を評価する」、官房長官「国民から反対の声は聞いていない」で終わりかな。
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昭和の政治家を見てきた印象で言えば、安倍なんて良くも悪くも大政治家とは思えない。言っていたことは凡庸だし、オーラも凄みもないし、早口で落ち着きもなかったし、総じて言えば軽い政治家だったと思う。それがあんな長期政権になったのは端的に言って、反対勢力が無力だったせいだろう。
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法的根拠もなく閣議決定だけで「国葬」が行われれば、未来永劫にわたって「自称国葬」「なんちゃって国葬」の誹りを受け続けるということまで考えることはないのだろうか。まさに「今だけ、金だけ、自分だけ」にふさわしい「国葬」ではあるだろうが。
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精神的自立をするということは自分の中に普遍的規範への確信を持つということだ。それは傍から見れば一見宗教に似ているかもしれないが、普遍的規範は常に模索と問い直しを要求し、現実への適応においてはその都度の判断となる点で宗教とは全く異なる。そういう人を一人でも増やすにしくはない。
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自民党がやりたいのは21世紀版治安維持法と国家総動員法の制定であり、それは現憲法下では不可能なので、何としても改憲が必要だということだろう。彼らはそれが世界で日本が生き残る道だと考えているのだろうが、日本が生きていく道は他にいくらでもあるわけで、野党はそれを示す必要がある。
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ソ連という大国があり、ヨーロッパの半分がその支配下にあって、西側にも親ソ連・中共派の人々がいた時代なら「共産主義の脅威」は現実的だっただろうが、もはや本体は消え、日本の共産党も漸進的な社会民主主義政党に変質しているのに、いつまで亡霊に怯えているのだろう。滑稽としか言いようがない。