販売終了となっておりましたオオワシ日本手ぬぐいを「日本の伝統色」で限定発売することになりました。淡群青、亜麻色、柿色、老竹色、こだわりのある和の色彩がオオワシ達を際立たせます。価格は一枚1,500円を予定しています。先行予約は12月28日からirbj.net/shop/index.htmlで開始する予定です。
剖検したところ、極めて高濃度の鉛が胆汁から検出され鉛中毒と診断された。千歳空港やフェリーターミナルから近いこの場所での鉛中毒の続発は、鉛弾規制のない本州からのハンターが関与している可能性も示唆される。狩猟からの鉛弾撤廃は待った無しだ!
衝突とカラスによる襲撃で入院していたオオコノハズク。後遺症が懸念された脳障害を乗り越え、本格的な芽吹きが始まった夜の森に帰って行きました。
皆さまのお陰でクラウドファンディングが成立し、終生飼育個体の当面の餌代や医療機器、四駆車の更新が現実的となりました。文字や言葉ではとても表現できないほどスタッフ一同感謝しており、しっかりと傷病動物の救護や終生飼育個体の継続飼育と活躍にむけて取り組んで行こうと襟元を正しています。
義嘴の制作を試みているのは、交通事故で上嘴を失ったオジロワシ。なんとか一命を取り留めたものの、差し餌でしか食事ができず、羽繕いすらままならない。嘴は表層だけではなく根本から骨ごと欠損しているため義嘴の装着も一筋縄では行かない。様々な試行錯誤を繰り返し、ようやくここまで辿り着いた。 twitter.com/raptor_biomed/…
忘れられない症例の一つ。シカ猟用の鉛サボット弾を飲み込んで鉛中毒死したオオワシ。この弾は散弾銃(ショットガン)で大型獣を狩猟する際に使われる一発弾で、鉛ライフル弾と同様に本州以南では現在も合法的に使われている。 #鉛中毒 #鉛弾 #鉛ライフル弾 #鉛散弾
忘れられない光景がある。オオワシの生まれ故郷のサハリンで、日本も参画して行われた大規模な石油天然ガス開発サハリンⅠとサハリンⅡ。大地を切り開いてパイプラインが埋設され、巣の横には大規模な基地が作られた。パイプラインが破断すれば、生態系に取り返しのつかない被害を与えることは必至だ。
交通事故で上嘴(くちばし)を失ったオジロワシ。 義嘴を使ってひたすら食べる、『幸せの動画』です!
列車事故に遭って脊椎を損傷し、入院していたオオワシ。今日の午後容態が急変し、死亡した。助けられなかった命。収容日に撮影した動画に残る『よく生きてたなぁ!』という自分の一言に、改めて人としての責任を感じ胸が痛い。
皆さま、明けましておめでとうございます。旧年中は様々な発信にお付き合いいただき、ありがとうございました。本年も野生動物と人間のより良い共生を目指し、皆さまと共に考え、できることから実践して行きたいと思っております。引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます!
建物に衝突して保護されていた若いクマタカを自然界に帰した。飛び去る姿を見送るとき、嬉しさよりも先にホッとする感情を抱くのは、彼らの居るべき世界は決して人間の手元ではないと信じているから。厳しい大自然の中で精一杯生き抜いて欲しい。 治療のお礼? それは悲しい姿で戻ってこないことだよ!
この冬もサーモスの出演CMが全国で流れることになりました! このCMをご覧になって絶滅の危機に瀕した猛禽類の現状や保護活動に興味を持たれた方も多いと思います。多くの皆様の心に残るTVCMになっていればとても嬉しいです。 サーモスTVCM30秒“放鳥篇” youtu.be/vBMcQau_H1k #THESMOS #IRBJ
オオワシの保護活動などで付き合いのあるロシア人研究者とようやく連絡がとれた。国家情勢によって職を失い引っ越した者や、戦争反対の署名活動に参加して国から罰金の支払いを命ぜられた者などの情報が寄せられた。 研究者や知識人の多くはロシアの現状と行く末、そして政治家の行動を憂いている。
釧路市長の呼びかけで行われた希少猛禽類との共生に向けた意見交換会が終了。環境省、国交省、北海道、JR北海道の地域の長、釧路市、根室市、そして猛禽類医学研究所のトップが集い、ワシの列車事故を減らすために何をしたら良いかを話し合った。地方行政の見本とも言える環境保全の取り組みだと思う。
麻酔下で裂傷の縫合を終えたオオワシ。越冬のためにワシ類が飛来する冬季、列車事故が多発している。列車と衝突して死亡したシカが線路横に長時間放置され、餌として集まったワシが後続車に轢かれる事故だ。線路脇に移動したシカ死体を飛ばされないシートでワシから隠せば、しばらく防ぐことができる。 twitter.com/raptor_biomed/…
道北で発生した列車事故で上腕骨と大腿骨を骨折したオオワシの幼鳥。二日連続の手術で整復したが、回復までの道程はまだ遠い。 道北におけるワシの列車事故は今季2例目。ワシの列車事故は跳ねられたシカの死体がワシを線路に誘引して発生することが多い。道北でも今後増える可能性があり注意が必要だ。
一昨年の早春、釧路湿原野生生物保護センターの裏から野生復帰させた若いオオワシ。昨冬二度目の来日を果たし、道東などで越冬していたが、春になって再び北上を続けていた。久し振りに送られてきたデータによると、サハリンと大陸を隔てる間宮海峡を渡り、現在アムール川下流域で元気に過ごしているら… twitter.com/i/web/status/1…
医療機器を更新して一羽でも多くの命を助け、より良い共生社会を目指すクラウドファンディング。 残り期間がわずか5日になりました。皆さまの暖かいご協力を、どうぞよろしくお願いいたします! readyfor.jp/projects/IRBJ2 #拡散希望
北海道内で狩猟用の鉛ライフル弾や鉛散弾(大型獣)が使用禁止になって23年目。いまだにゼロにならない猛禽類の鉛中毒の現状に鑑み、釧路市が目に見える形で動き始めた。地方都市でもやれることはある!を具体的に示した先駆的な事例。他の市町村、道内全域に広がって欲しい。 hokkaido-np.co.jp/article/652943…
人、動物、そして生態系の健康をバランスよく守ることを目的とした保全医学の観点からも、銃弾による鉛中毒は早急に解決しなければならない問題だ! twitter.com/queen88772608/…
HTB北海道ニュース|“鉛弾規制”ようやく… 道の独自規制から20年 htb.co.jp/news/archives_…
ワシの観光餌付けは、以前にもワシ同士の空中衝突や交通事故などを引き起こしている。
ちょうど一週間前に収容した交通事故のシマフクロウ。 少しずつではあるが反応が良くなってきているのが嬉しい。
三年前の今日、ちびが旅立った。色々なことを教えてくれたし、僕らが成長する切っ掛けにもなった。絶対に忘れないよ! irbj.net/activity/utili… #シマフクロウ親善大使
左翼の先が切断された状態で保護されたオジロワシ。レスキュー当初はものすごい食欲で、いつも給餌に来るスタッフを待っている状態だった。このところだいぶ落ち着いてきたものの、体重は1.5倍に増加。顔つきの凜々しい肥満鳥になりそうなので、餌をよりヘルシーなものに変更し、量もセーブしている。