山積みにされた大きな袋。これらは全部、風力発電用の風車に衝突して死んだオジロワシだ。温室効果ガスを出さない発電方法として、エコの代名詞的に取り上げられることもある風力発電。その裏で絶滅の危機に瀕した猛禽類が次々と死んでいる現実を直視しなければ、野生動物との共生は永遠に実現しない。
忘れられない光景がある。 『一週間以上、同じ場所に立っているワシがいる』との連絡を受けて駆けつけると、森の中で翼を広げ、杖のように自分の身体を支えるオオワシがいた。目前には狩猟後に放置されたシカの死体があった。急性鉛中毒。。死が訪れるのをじっと待つオオワシの姿に恐怖すら覚えた。
交通事故で上嘴を失ったオジロワシ。歯科医師や歯科技工士らとの異業種コラボで作成した義嘴を使って自分で食べられるようになりました。2週間以上装着しても外そうとせず、すっかり自分の嘴として愛用してくれています。このワシの命が繋がったことで生まれた新技術です! readyfor.jp/projects/IRBJ2
一羽のシマフクロウが交通事故で死亡した。20年以上前、ヒナの時に足環を着けたメス。生まれ故郷から離れてペアとなった彼女の生活を、何年も前から見守ってきた。数年前には2羽のヒナが生まれ、健康診断をさせてくれた。カエルを求めて路面に降りる危険があったため、国などの協力を得て、近くの道路… twitter.com/i/web/status/1…
先週、道北で保護されたオオワシがやけに馴れ馴れしい。 なんだその物欲しそうな目は! ご飯持ってないぞ、もうちょっと警戒しろっ!
ワシの耳ってどこにあるの? とよく聞かれます。 はい、ここにあります!
数年前、交通事故で上クチバシを根元から失ったオジロワシ。 獣医師、歯科医師、矯正歯科医師、歯科技工士の異業種コラボによる義嘴作製プロジェクト。今日、ようやく一つの成果に繋がった! 大島先生、遠井先生、古谷さん、ご協力どうもありがとうございました!
隣町から収容されてきたタンチョウの幼鳥。幸い、鳥インフルエンザではなかったが、胸腹部の凍傷が酷く、長時間腹這い状態だったようだ。痩せ細っていることから、しばらく飲まず食わずでいたと思われる。よく生きていたと思わざるを得ない。 最善を尽くして命を救いたい! readyfor.jp/projects/IRBJ2
去りゆくオオワシ。。 貫禄を保ちながらも、どこか愛嬌がある終生飼育の猛禽たち。掴まれたらひとたまりも無い大きな足裏も、ちょっとキュートに見える。 私達は事故の後遺症で野生に帰ることができなくなった大型猛禽類35羽を、環境省の了解を得て独自に養っています。 readyfor.jp/projects/IRBJ2
交通事故で上の嘴(くちばし)を骨ごと失ったオジロワシ。獣医師、歯科医師、歯科技工士による異業種チームを作り、2年以上かけて義嘴の作成に取り組んできた。これまでは差し出した餌を義嘴で受け取って食べていたが、今日初めて皿上の餌を自力で食べ始めた!嘴の使い方を思い出したのか凄い食欲だ!
今朝のテレ朝モーニングショーで洋上風力発電が取り上げられていましたが、ゲストコメンテーターがとんでもない発言をしていました。建設推進を阻むネガティブな要因の一つとしてバードストライクを挙げ、「鳥がかわいそうだとか言うが、他の石炭火力の建物にもぶつかる」そして「迷信に近いもの」と言… twitter.com/i/web/status/1…
今年1月に発生したオオワシの鉛中毒。死亡直前の苦しい呼吸困難が忘れられない。北海道では2000年から鉛弾が禁止となっているが、規制の無い道外から持ち込まれている可能性もある。 環境省は2025年から全国の鉛弾を規制する方針を示しているが、予定を前倒しにして無毒弾に移行するべきだと思う。
道南で収容されたオジロワシの幼鳥。スタッフが差し出した肉を食べる食べる!
列車事故のオジロワシ幼鳥は、今日もギリギリの状態が続いている。そっと覗くと目を開けてくれるだけで嬉しい。
歯科医師や歯科技工士とのタイアップにより、上クチバシを失ったオジロワシの義嘴作製プロジェクトが進行中!
列車事故により瀕死の重傷を負ったオジロワシの幼鳥。命と引き替えに、片足の先を失った。ICUの中で生死の境をさまよっているが、生きようとする気力はまだ残っているようだ。
鉛中毒は見ているだけで辛い。苦しそうな努力呼吸、脳にまで鉛が回ることで発する奇声。。 凄まじい苦しみをもたらし、治すことが困難であるからこそ予防が大切だ。有毒な鉛弾から、銅弾(ライフル、サボット・スラッグ)やスチール弾(散弾)などの無毒弾に移行するだけで防げる病なのだ!
2010年、シマフクロウの幼鳥が交通事故死した。現場検証に行ったところ、別の幼鳥が路肩に横たわっていた! 釧路に運び治療を行ったものの、後遺症が残り野生に戻すことは叶わなかった。現在、この個体は札幌円山動物園で繁殖に成功し、母としてヒナを育てている。繋がった命が新たな命を育んでいる!
精神的に厳しい1日だった。 前夜、がんばれよ!と声をかけた動物が次の朝、冷たくなっていると、獣医師だって堪えるさ。そして立て続けに同じ原因で息絶えた2羽が運び込まれ…やはり息がある状態で届いた者は一命を取り留めたかった! 必死で前を向く私に、天の“ちび”はなんと語りかけてくれるかな?
交通事故に遭ったシマフクロウ。昨晩も何とか乗り切ってくれた。 治療には最善を尽くすが、事故を起こさないことがなによりも大切。森林や水場付近を夜間走行する際は、シマフクロウの存在を念頭に置き、安全運転をお願いしたい!
事故により片翼を失い、終生飼育となったオオワシの子。あどけない表情が切なすぎる。。
今日もオオワシの列車事故が発生。足腰が立たず、口からはシカ肉を吐き出している。これだけの頻度で絶滅危惧種が傷ついたり死亡しているのはもはや非常事態。 JRには轢死したシカの線路際からの撤去を敏速化してもらいたい。政府にはサポートしてもらえるようお願いしたい。 readyfor.jp/projects/IRBJ2
残念ながら、列車事故のオジロワシ幼鳥が今死亡しました。眠るように穏やかな最期でした。 応援してくださいました全国の皆さま、どうもありがとうございました。 #最後まで頑張ってくれたオジロワシとスタッフに感謝します
交通事故に遭い、瀕死の重傷を負ったシマフクロウ。いまもICUの中で頑張っています。二日目の夜、なんとか持ち堪えてほしい!
交通事故で頭部外傷と全身打撲を負ったオジロワシ。いまだICUの中で朦朧(もうろう)とした状態が続いている。暖め過ぎず、十分な酸素を供給して改善を期待したい。