猛禽類医学研究所 齊藤慶輔(@raptor_biomed)さんの人気ツイート(リツイート順)

山積みにされた大きな袋。これらは全部、風力発電用の風車に衝突して死んだオジロワシだ。温室効果ガスを出さない発電方法として、エコの代名詞的に取り上げられることもある風力発電。その裏で絶滅の危機に瀕した猛禽類が次々と死んでいる現実を直視しなければ、野生動物との共生は永遠に実現しない。
忘れられない光景がある。 『一週間以上、同じ場所に立っているワシがいる』との連絡を受けて駆けつけると、森の中で翼を広げ、杖のように自分の身体を支えるオオワシがいた。目前には狩猟後に放置されたシカの死体があった。急性鉛中毒。。死が訪れるのをじっと待つオオワシの姿に恐怖すら覚えた。
先週、道北で保護されたオオワシがやけに馴れ馴れしい。 なんだその物欲しそうな目は! ご飯持ってないぞ、もうちょっと警戒しろっ!
ワシの耳ってどこにあるの? とよく聞かれます。 はい、ここにあります!
狩猟の際、鉛弾で射止められた獲物の内蔵や食に適さない部分が山野に残される。北海道では、これを食べたオオワシ、オジロワシ、クマタカが200羽以上鉛中毒で死亡している。本州以南でもイヌワシやクマタカの鉛中毒が複数確認されている。予防原則に基づき、全国の狩猟から鉛弾を撤廃するべきだと思う
今朝のテレ朝モーニングショーで洋上風力発電が取り上げられていましたが、ゲストコメンテーターがとんでもない発言をしていました。建設推進を阻むネガティブな要因の一つとしてバードストライクを挙げ、「鳥がかわいそうだとか言うが、他の石炭火力の建物にもぶつかる」そして「迷信に近いもの」と言… twitter.com/i/web/status/1…
交通事故で上嘴を失ったオジロワシ。歯科医師や歯科技工士らとの異業種コラボで作成した義嘴を使って自分で食べられるようになりました。2週間以上装着しても外そうとせず、すっかり自分の嘴として愛用してくれています。このワシの命が繋がったことで生まれた新技術です! readyfor.jp/projects/IRBJ2
数年前、交通事故で上クチバシを根元から失ったオジロワシ。 獣医師、歯科医師、矯正歯科医師、歯科技工士の異業種コラボによる義嘴作製プロジェクト。今日、ようやく一つの成果に繋がった! 大島先生、遠井先生、古谷さん、ご協力どうもありがとうございました!
一羽のシマフクロウが交通事故で死亡した。20年以上前、ヒナの時に足環を着けたメス。生まれ故郷から離れてペアとなった彼女の生活を、何年も前から見守ってきた。数年前には2羽のヒナが生まれ、健康診断をさせてくれた。カエルを求めて路面に降りる危険があったため、国などの協力を得て、近くの道路… twitter.com/i/web/status/1…
今年1月に発生したオオワシの鉛中毒。死亡直前の苦しい呼吸困難が忘れられない。北海道では2000年から鉛弾が禁止となっているが、規制の無い道外から持ち込まれている可能性もある。 環境省は2025年から全国の鉛弾を規制する方針を示しているが、予定を前倒しにして無毒弾に移行するべきだと思う。
鉛中毒は見ているだけで辛い。苦しそうな努力呼吸、脳にまで鉛が回ることで発する奇声。。 凄まじい苦しみをもたらし、治すことが困難であるからこそ予防が大切だ。有毒な鉛弾から、銅弾(ライフル、サボット・スラッグ)やスチール弾(散弾)などの無毒弾に移行するだけで防げる病なのだ!
【閲覧注意・モザイク加工済み】 バードストライクが迷信だと言った、テレ朝モーニングショーのコメンテーターにぜひ見ていただきたい。 twitter.com/raptor_biomed/…
高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)で死亡したハシブトガラスが多数確認されている春採湖の近くで、カラスの死体をくわえたキタキツネが横切った。道内ではHPAIで死亡したキツネやタヌキが確認されている。犬を散歩させる際には、愛犬がカラスの死体に近付かないよう、くれぐれも気を付けていただきたい
【閲覧注意】 袈裟懸けに一刀両断されたオジロワシ。 風力発電用の風車に衝突したのだ。事故が発生したのは、バードランドフェスティバルが開催されている根室市。オオワシやオジロワシの一大越冬地だ。事故を軽減するには立地の選定が極めて重要。少なくとも希少なワシの重要な生息地は避けるべきだ。
@hakoniwaa_xxx 解毒剤を注射と点滴、経口で投与し治療を試みました。約一ヶ月かけて治療に成功し、野生復帰を果たしています。
今日もオオワシの列車事故が発生。足腰が立たず、口からはシカ肉を吐き出している。これだけの頻度で絶滅危惧種が傷ついたり死亡しているのはもはや非常事態。 JRには轢死したシカの線路際からの撤去を敏速化してもらいたい。政府にはサポートしてもらえるようお願いしたい。 readyfor.jp/projects/IRBJ2
絶滅の危機に瀕した猛禽類を保全するためのクラウドファンディングが始まりました。医療機器の購入や、 後遺症により野生に帰れなくなったオオワシやオジロワシの生活の質の向上と活躍を目指しています! ぜひ賛同していただき、サポートいただけましたらとても嬉しいです!shopping.nikkei.co.jp/projects/irbj
交通事故で上の嘴(くちばし)を骨ごと失ったオジロワシ。獣医師、歯科医師、歯科技工士による異業種チームを作り、2年以上かけて義嘴の作成に取り組んできた。これまでは差し出した餌を義嘴で受け取って食べていたが、今日初めて皿上の餌を自力で食べ始めた!嘴の使い方を思い出したのか凄い食欲だ!
北海道では鉛ライフル弾と大型獣用の鉛散弾の使用が禁止されています。エゾシカ猟やヒグマ猟で鉛弾を使用しているハンターの情報をお持ちの方は、最寄りの警察署や北海道総合振興局まで情報提供をお願いいたします。 pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/est/ht/… 情報拡散のご協力をお願いいたします! twitter.com/raptor_biomed/…
野生動物たちの現状を一人でも多くの方に知ってもらいたい。このSNSをご覧になっていらっしゃる方々が、私の投稿を拡散リツイートしていただけたら嬉しく心強い。一万人のリツイートがあれば、しかるべき人に情報が伝わり、世の中が改善するかも知れないと思っている。 twitter.com/raptor_biomed/…
こんな姿で、帰ってくるなよ。。 一昨年ドクターカーで収容したオオワシ。感電に遭い、鉛にも汚染されていた。右足指を失ったが一命を取り留め、今春野生復帰を果たしていた。道北で自活していたが、昨日国道で交通事故に遭い、その一生を終えた。締め付けられるような心の痛み、乗り越えられるのか?
道南で収容されたオジロワシの幼鳥。スタッフが差し出した肉を食べる食べる!
シマフクロウの交通事故が多くなるシーズンです。 冬眠前のエゾアカガエルが路面にたくさん出てくる時期。これを餌として求めるシマフクロウが路面に降り、車に轢かれるのです。雨の日の夜、路面にカエルを確認できる場合は特にスピードダウンと注意運転をよろしくお願いいたします!
北海道で鉛中毒により死亡したオオワシとオジロワシ。本州以南では鉛ライフル弾や鉛散弾が合法的に使われており、高濃度の鉛に汚染されて死亡したイヌワシやクマタカの存在がこれまでの調査で明らかになっている。北海道の悪しき状況に鑑み、予防原則に則って全国の狩猟から鉛弾を撤廃すべきだと思う。
発電用の風車と衝突し、右翼が切断されたオジロワシ。懸命な治療によって九死に一生を得たが、二度と大空を飛ぶことはできない。この現実を直視しながら、本当の意味で環境影響や健康負荷が少ない風力エネルギーの活用方法を検討すべきだと思う。温室効果ガスの低減だけが地球に優しいわけではない。