事故で右翼の初列風切り羽がすべて切断されていたオジロワシ。しっかり食べて静養しているせいか、顔つきや反応が格段に良くなった!… twitter.com/i/web/status/1…
列車事故のオオワシ。循環器不全と呼吸困難に陥り、点滴を受けながら何とか持ちこたえている状態。列車事故の死亡率が高いのは人間と同じ。だからこそ、予防が治療にも増して重要だ。線路脇のシカの轢死体が餌として誘引している以上、速やかに撤去する以外に根本策はない。 readyfor.jp/projects/IRBJ2
交通事故で上嘴(くちばし)を失ったオジロワシ。 義嘴を着けた姿が板につき、もはや“個性”のように見えるようになってきた。健常なワシと比べてもこのとおり! 傷ついた希少猛禽類の命を全力で救い、より良い共生社会を目指したい! readyfor.jp/projects/IRBJ2
一命を取り留めたものの、様々な後遺症により自然界に帰れなくなったオオワシやオジロワシ。彼らの力を借りて、北海道電力とともに感電防止対策の研究を続けています。これまで危険な場所へのとまりを防止するために、バードチェッカーと呼ばれる障害物を開発してきました。雪が解けたこれからは、碍子… twitter.com/i/web/status/1…
道路脇の民家でタンチョウの餌付けが行われ、路肩に親子が頻繁に出現していた。各所に連絡して改善を求めていたが、とうとう数日前に一羽が轢かれて死亡した。環境省による計画的な給餌以外の餌付け(趣味など、人が何らかの利を得るための餌やり)は悲劇をもたらす事もある! youtu.be/B4BN0HTYGkw
一般の人が見ても、なんだか解らない写真てあると思う。 これなんかはまさにそう。 身体を軽くするために、多くの鳥の長骨は竹のように中空だ。ただし、強度を保つため内部に多数の梁があり、トラス構造になっている。こちらの写真はオオワシ成鳥の上腕骨内部。
診察の度に思わず見入ってしまう、まるで作り物のような巨大なクチバシ。どのような進化の末にこのような姿になったのか? 生物として魅力溢れるオオワシと、末永くこの地球上で共生して行きたい! readyfor.jp/projects/IRBJ2
数年前に野生復帰させたオジロワシと再会した! 関わった者しか気付かないであろう、標識が目印だ。 大自然の中に溶け込むようにとまっていた彼は、私達の姿に気付き、翼を広げて距離を取った。 うん、それでいい! たくましく生き抜いてくれ。
去年の夏、衰弱して保護された一羽のオジロワシが野生に帰った。通常よりも身体が一回り大きかったため、横綱オジロの愛称で親しまれていた。自然界に帰ったワシは、道東を飛び回りながら今も元気に暮らしている。 一つでも多くの命を繋げるためクラファンに挑戦しています。 readyfor.jp/projects/IRBJ2
交通事故に遭い、翼の骨折と視力の低下が認められていたシマフクロウ。積もった雪をものともせず、今日も水面を見つめて魚捕りに励んでいる。少しずつ野生に戻っていく君の姿こそ、私たちへの最大のお礼だよ。
明日、自然界に帰る予定のオオワシ2羽。 双方とも列車事故からの奇跡的な生還だ。 人間との軋轢に巻き込まれること無く、余生を全うしてもらいたいと願わずにはいられない。
発電用の風車と衝突し、右翼の手首から先を失ったオジロワシ。高速で回転するブレードがあたったと思われる場所は、骨が砕けただけではなく、軟部組織もダメージを受けている。すぐに整復手術を施しても血行障害のある組織が壊死する可能性が高いため、湿潤療法で患部が安定するのを待っている。見栄え… twitter.com/i/web/status/1…
新年、あけましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 野生動物と人間が、より良い関係で過ごせるようになることを願っております。これからも自然界の現状や改善のための取り組みについて発信して行きますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 齊藤慶輔
小泉環境大臣が記者会見し、2025年から全国の狩猟を対象に鉛弾の使用を段階的に規制し、2030年までに野生鳥類の鉛中毒ゼロを目指す方針を表明した。 歴代の環境大臣、環境省が成し得なかった全国での鉛弾規制を強いリーダーシップで実現させた小泉環境大臣に心から感謝したい! #鉛弾 #小泉環境大臣
これは初めて見た!
カラスに攻撃されていたトラフズクの幼鳥が持ち込まれた。カラスによる啄創(突かれてできた傷)は凄まじい。後頭部の裂傷からは穿孔創のある頭蓋骨が露出していた。腰側部の皮膚裂傷も大きく、それぞれ10糸ずつ縫合した。右眼も眼球内出血と角膜浮腫が認められる重傷だった。… twitter.com/i/web/status/1…
列車事故で翼を折ったオオワシ。手術でつなげた骨がしっかりついた。そろそろバンデージを完全に外してリハビリを開始しようと思っている。この冬中に自然界に帰せるといいな!
発電用の風車に衝突したオジロワシ。午前2時に野生生物保護センターに到着した後、万一の院内感染を防ぐためにPCR検査でA型インフルエンザの陰性を確認し、追加の応急処置を行いました。殺気を立てずに処置を進め、必要に応じてアイコンタクトで患者を制御しています。深夜の一人治療、覗いてみます?
列車事故で入院中のオオワシ。自分ではまだ食べてくれない。興奮して開けた口の中に餌の小片を差し入れて、味を確かめさせながら本能を呼び覚ます。少しずつ少しずつ。。 傷ついた希少猛禽類の命を全力で救い、より良い共生社会を目指したい! readyfor.jp/projects/IRBJ2
日本野生動物医学会つくば大会で、渡辺有希子獣医師が優秀ポスター賞を受賞しました! 交通事故で上嘴(くちばし)を根元から失ったオジロワシに対する義嘴作成の報告です。 猛禽類医学研究所の獣医師、共同開発した歯科医師、歯科技工士による共同発表です。
テレビ朝日モーニングショーのコメンテーターが「バードストライクは迷信に近いようなもの」と発言したことについて、同局、同番組、発言したコメンテーターから何のリアクションもありません。事実と全く異なる内容をまるで本当のことのように放送し、そのままスルーしているニュース番組。不誠実な姿… twitter.com/i/web/status/1…
無事、自然界に帰っていきました!
いま、NHKから放送延期の正式連絡が来ました。 『もー、倍にして放送しちゃってください! みんな待ってますから』と返信しておきました。 twitter.com/raptor_biomed/…
道東の国道で交通事故に遭ったシマフクロウを釧路湿原野生生物保護センターに搬入し、酸素の流れるICUに収容した。頭部を強打しており、意識レベルは低い。体腔内出血の可能性もあり、今夜が最初の山場になるだろう。 #環境省シマフクロウ保護増殖事業 #環境省釧路湿原野生生物保護センター
猛禽の気持ちを把握することは、診療を行う上でとても大切です。一見落ち着いているように見えても、実は緊張していることも多い猛禽類。感情を推し量る重要なバロメーターのひとつに、頭部の羽毛の動きがあります。緊張が高まると髪が逆立ちます! 動画:人の気配に気付き、緊張しているオジロワシ