2
3
4
5
6
7
足利における「山姥切国広」の展示では光源がハロゲンであったので私も映りをよく確認することができませんでした。
先日、私が大変にお世話になっている恩師の一人で、昔に「山姥切国広」を実際に手にとってご覧になられた方にお聞きしたところ、映りは無いとのことでした。
twitter.com/tsuruginoya/st…
8
「山姥切国広」は実際に手にとってみると意外と思っていたよりも重量は軽く感じられるそうです。
本歌の「本作長義」も元来は南北朝時代の大太刀ですので重ねは薄めでしょうか。
「山姥切国広」も本歌に忠実に重ねは薄めにしてあるのかもしれません。
平肉を落としたり樋を掻くのも軽量化になります。
9
10
11
「山伏打ち」の2振の刀にある梵字はそれぞれ単独では意味が通じません。
しかし、2振の梵字を組み合わせてみるとあるメッセージが込められています。
梵字に仮名を当てはめてみると
之・末・川・保・呂・保・世
↓
し・ま・つ・ほ・ろ・ほ・せ
↓
し・ま・づ・ほ・ろ・ぼ・せ
↓
島津(を)滅ぼせ!
12
13
14
15
刀身の棟への切り込みのあるものを「誉れ傷」といいます。
敵の刃を刀で受けたり払ったりして主人を守った武勲なので、美術的な価値は下がりません。
特に刀身の上部の物打ち辺りにあることが多いです。
16
「三日月宗近」に誉れ傷が1ヶ所あることは知られていますが、
「鶴丸国永」に誉れ傷が3ヶ所もあることは初めて知りました。
20
御物においても天皇陛下個人で所有なされている刀剣は、天皇家全体として所有の刀剣よりもさらに重要度が高いそうです。
東京国立博物館で天皇陛下の即位を記念し10年毎に開催される「皇室の名宝」展に出品される際にも、天皇陛下の個人蔵の刀剣はなかなか難しいのかもしれません。
21
22
23
京都国立博物館で開催される
特別展「京のかたな 匠のわざと雅のこころ」
のパンフレットをいただいてしまいました。
「三日月宗近」と三日月
#京のかたな
24
25
京都国立博物館で開催される
特別展「京のかたな 匠のわざと雅のこころ」
の開会式・特別内覧会のご招待状をいただいてしまいました。
「秋田藤四郎」
黒地の紙に銀色を配していて、短刀の形状や刃文・地鉄の質感が美しいです。
昼と対比する夜をイメージしてるんでしょうか。
#京のかたな