葛西伸哉 ラノベ作家(@kasai_sinya)さんの人気ツイート(リツイート順)

長年創作をやってて、創作の講師経験もある立場で言うと、発信・受信の双方の経験値が乏しい人ほど《着想の斬新さ至上主義》と《自分の着想の凡庸さを認識できない傾向》を抱きがちという印象はある。 twitter.com/MANZEMI_bot/st…
これ「相性が悪い、難しい」であって不可能という話ではない。 ちゃんとこの難点を突破した成功例は様々なアプローチをしてる。 twitter.com/kazakura_22/st…
それこそリアルタイムでは顧みられず、あるいは俗悪なものとして批判された表現が、後代に「多くの人の心を動かして高い価値を得た」例だってあるよな。 売れなくて困窮の果てに自殺した画家の作品が、今では人類の至宝扱いとか。
全部この路線にしたら当面の目標達成はできてもジリ貧なので《ちょっと~》は案牌として一定数は回す。しかし同時にそうでない路線にも力を入れる。1巻打ち切りのリスクはあるが、ふた桁巻アニメ化に育つ可能性もある。
#タローマン を本当に昔の番組だと思った人がいるという話。実のところ笑って済ませていい問題じゃないのよな。 どんなジャンルについても「わかってる人」にとっては常識以前の文脈、知識を共有していない人がいて、そういう人もコンテンツが届いてしまう訳だし。
『DEATH NOTE』って原作のアレンジや再現の配分が上手いってのもあるけど、衣装は「普通の現代劇」でよかったのもプラスに作用してるんじゃないかなぁ。
30年以上前、友人が「ノンマルト話のキモは『地球人が実は侵略者かも』以上に『超越者が事実関係を知らないまま一方に肩入れする事の是非』なんだが、そっちはあまり掘り下げられない」と指摘してたなぁ。
オタクに親和的でなくても「我が子の、個人としての選択を尊重する」人だっている。 それこそが「人権意識の高さ」なんじゃないか?
この話、一般化すれば ・自転車操業で短期目標の達成を繰り返しても、最高で現状維持。長期的には衰退必至。 ・賢しげな「選択と集中」はバカの発想。 という事になるか。
「同性愛者のキャラは同性愛者が演じるべき」は「じゃあ異性愛者を同性愛者や両性愛者、無性愛者が演じるのも《同じロジックで》アウトだよね」になって、かえってマイノリティのチャンスを奪う事になるし「仕事を得るためのアウティング圧力」という問題も引き起こさないか?
惚れた腫れただの権力の奪い合いはガキでもやらかすけど「社会に対する(職業人としての)責任」はまさしく大人の領分だから『シン・ゴジラ』の切り口は適切だし、好評だったのよな。 twitter.com/suna_kago/stat…
何度か言ってるけどわかりあえる希望を描いた『ガンダム』の続編が「NT能力が高い同士が、お前は絶対許せんので殺すしかないと理解する」『Zガンダム』なんだよなぁ。 twitter.com/JULY_MIRROR/st…
基本的な話として ・変身にポーズとかけ声が必要な理由 ・敵がひとりずつ攻めてくる理由 とか、ある程度力がある創作者なら「設定」の5個や6個は難なくひねり出せる。 →
これは特異な少数例だろうけど、65年生まれのリアルタイム子供として少年ライダー隊に感じた不愉快さは子供騙し以上に「田舎者の疎外感」なんだよなぁ。 自分はどうあっても出演・参加できないのだという壁の常態化。
たまたま当時子供だったから『マジンガーZ』を見て好きになったオレよりも、スパロボで興味を持ったから今から『マジンガーZ』を配信で見る若者の方が、意志を持ってわざわざ能動的に作品に触れているんだよな。
日本で、特殊な能力者を育てる学校で、多分最もポピュラーな原作は『忍たま』。 twitter.com/m_nsc/status/1…
で、レザーという素材の質感なんかは、まさしく「漫画に対して、現物そのものを使える実写映画のアドバンテージ」なんだ。
シン・ショッカー。 例えば「ハチオーグの洗脳計画によって人類を救う」のではなくて「人類救済とは、例えばハチオーグが他者を支配して幸せになる事である」なんだよな。 ショッカーには統一された目的があるはずという先入観だとここを見誤る。
ロボットアニメ史を「ロボットアニメ」の流れだけで見ているとわからない事が「メカアニメ」とか「アニメ全般」とか「特撮・人形劇含むテレビまんが全般」とか「映画や一般ドラマ含むメディアフィクション全般」とかで見えてくるケースは、まあある。
ついでに「間違わない、合理的」というのも恐らくは間違っている。 進化論的なスケールの不合理やミスは個体の生活レベルでは認識しづらいだけだろう。
作品が「ポリコレでつまらなくなる」のなら、それはポリコレの意義や価値や副作用についてちゃんと考えた上で取り入れて使いこなすんじゃなく「ノルマとして仕方なく、外から要求される基準をクリアすればいい」とやっちゃうからではないか。
というか、こういう「起こりうるバグ、不具合」を想定して洗い出し、対策を考えるのが知性だよなぁ。 感情論のぶつけ合いじゃなくて。 twitter.com/inoken0315/sta…
>>「主人公はやりたい事を早く提示しろ」 主人公に〈できる事〉は山ほど提示されるけど〈やりたい事〉〈やらねばならない事〉が提示されないまま目先の課題の解決だけでサクサク進むタイプの話に興味が持てないのは、多分こういう話かな。 twitter.com/chogo2009/stat…
ホント、SFだのガンダムだのの「うるさがたマニア」に必要なのは「つまらない、出来の悪い、肌に合わない××」を「あんなの××じゃない」ではなく「駄目な××」として直視し、受容する事だよなぁ。 サメ映画やゾンビ映画のマニアを見習ってほしい。
マルチバースって濫用すると「物語の一回性、キャラの選択の重さ」という部分の価値を下げるリスクを内包してるんだよな。 で、この部分というのは「ゲームに対する、映画・小説・マンガ」のアドバンテージのひとつである。 (マルチバースはとにかくダメという意味ではない。念のため)