葛西伸哉 ラノベ作家(@kasai_sinya)さんの人気ツイート(リツイート順)

「あんたがこんな絵描いてるのを見たら親御さんはどう思うだろうね」で《上手い事言った》つもりになる人は、例えばその作者が「毒親の支配から脱して表現者の道を勝ち取った」とか「親がいない。一切記憶にない」みたいな《少数者の事情》を想定できていない。
例えば、中高生から公募する防犯だの納税だののポスターに、あの手の絵柄が当たり前なんだよね。 ただ、そこで「私がセーフと見なすものは《萌え絵》ではない」という客観性のないトートロジー的な話をする人がいるからいつまで立っても議論が深まらない。 twitter.com/kai_anime6420/…
来たぜ。
これ、視点を主人公じゃなく「追われているヒロイン」や「追ってくる悪役」にすると案外解決できたりする。 「立てたいキャラ」は外から見た方が有効なケースは多い。 twitter.com/game_sennin/st…
自炊って文字通り「米を炊く」を実行できたら第一段階クリアでいいんだよ。それにスーパーで買ってきた惣菜とインスタント味噌汁でも。 最初から一汁一菜自作するなんてのは落書きもロクにしてないのにストーリー漫画一本描こうとするようなモンじゃない?
『シン・仮面ライダー』って、そんなに権力や国家を無邪気に信頼しているか? 「我々は最終的には信頼できない。裏切るかも知れない」というのを明らかにする態度の《誠実さ》をコミで「裏切られ、捨てられるかも知れないが当座助け合うべき相手」としての態度じゃないの。ルリ子も一文字も。
「誰でもない事がヒーローの資格である」という文脈に対して、「ンな事あるかい!」と30年言い続けているのが井上敏樹とも言える。 そのひとつの結実が「互いに誰だかわかんなくても、間違いなく《私生活も感情もある誰か》なんだ」という『ドンブラザーズ』。
ヤンデレについて、以前講義してた話。 ヤンデレというのは、要するに昔からある概念に「命名」されて扱いやすくなった例にすぎない。 いわばイザナミ、娘道成寺、八百屋お七は日本三大古典ヤンデレだ。 →
「異性同士で結婚して、子供を産んで、対立相克のない家庭の中で親に従う良い子を育てるのが正しい」という《素朴で自然》な感情が、カルト二世も毒親の子も性的少数者も不妊治療者も非モテも、みんなを苦しめる落とし穴なのだ。
作品を鑑賞する時にオマージュ、元ネタ、共通点を拾い上げようとするのは、所謂オタクと呼ばれる人の習い性だけど、実は「そのセンサーのスイッチを意識的に切る」能力こそ養わねばならないのかも知れない。
仮に「水星の魔女見たけどなんかノレない。ガンダムって何から見たらいいの?」という人が実在してたとしたら、まず訊ねるべきは「何でその質問をするの? 別にガンダムを見るのは義務でも基礎教養でもないよ」という話ではないだろうか。 ひょっとしたらロボアニメがそもそも肌に合わん可能性。
「自然界、野生ではあり得ない」と言われがちなもの。 ・同性愛 ・同族殺し、子殺し ・遊びのための殺し ・負傷者や弱者の保護 twitter.com/Yuichiro_Junio…
東京圏、大阪圏、中京圏あたりとその他の地方の差として、前者に属する人が意識しがたいのは「中高生が自前の移動力でリーチできる領域の差」で、例えば千葉や埼玉の「田舎」と青森や秋田の町村部では「鉄道で気軽に行ける博物館やコンサートホール、スタジアム」が圧倒的に違う。
明るくてテンション高めの眼鏡っ娘なんて、90年代には既に「ひとつの定番」だったよな。
「ショッカーが世界支配を目論んでハチオーグがその任務を担っている」のではなく「ハチオーグ個人が他者を支配したくてショッカーがその後押しをしている」なんだよな。 だからハチオーグとチョウオーグの目的は最終的には両立しないし、ライダーがいなかったらいずれ衝突していた。
というのも、その後のデータを取ってみたら《ちょっとエッチなラブコメ》は、確かに初動は確実に売れる。それは間違いないが長期シリーズにも育たないのが判明した。 1巻爆死打ち切りは少ないが、3巻の壁を越える事もほとんどない。
SNSでは「極端な発信と、それへの同意や反発」ばかりが可視化されて「現実の実相」であるかのようにすり替えられがち。
極論だけど。 誰かの写真をオナニーのタネにするのまでは「利用する個人の自由であり、権利」として尊重されるべきだけど、それを公言したり被写体当人に告げたりする行為には加害性がある。 ここには線が引けるんじゃないか。
これ、田舎の若者が「田舎ならではの貴重な経験」をしていても評価する側がその価値を判定できるかという問題もある。 中央の政治家・官僚・マスメディアなどが「大都市圏ホワイトカラー非貧困層」の常識しか持ってない弊害は既にいろんなかたちで噴出している。
まさか「その辺に落ちているゴミを拾ってくずかごに入れる」のも、あわよくばエロに繋がってるとか考えてる訳じゃあるまいに。
現実世界では災害で、あるいは日常で、助けが欲しい時に《仮面ライダー》も《ウルトラマン》も《スパイダーマン》も来てくれない。それはどうしようもない。 けど、「きっとヒーローが来てくれる」と信じたから、諦めずに5分生きられた子供はいる。 →
オタクの「第一世代」「第二世代」という話自体が「第一世代を自称する一部の人たちが、自己の権威化のためにひねり出した概念」じゃないかという疑いをずっと持ってる。
ファンタジー世界で料理を出すメリット。 実は「フィクション度」の明示というのも大きい。 駆け出し冒険者が街で食ってるのが麦粥なのか牛丼なのかで「ああ、そういう世界」という理解が全く変わる。
二世漫画だと ・先代主人公を超えられない。 ・逆に先代主人公が駄目な大人になってる。 ・先代の焼き直しに終わってしまう。 などがありがちな問題なんだけど『K2』はそのあたりを上手くクリアしてるんだな。
「初期メンバーが9人でスプーン曲げやニューネッシーの怪人が出ます」 「怪盗の戦隊と警察の戦隊が対立してて、クリスマスにシャケを食わせようとする怪人がいます」 「ブラックが指名手配中で、ピンクが罠に填めて警察に売ります」