西内啓 Hiromu Nishiuchi(@philomyu)さんの人気ツイート(リツイート順)

何かを「知ってる」と「理解してる」の大きな違いはその柔軟性である。「知ってる」だけの人はそれを説明する際にコピペのような正しい記述を繰り返すのに対して、「理解してる」人は相手の前提知識や好みに合わせて何通りでも説明の仕方が思いつくし、逆に何と説明すると間違いかの判断もつく。
お金だけでは買えない経験ってものがないわけじゃないけど、それはスポーツとか芸術とか仕事とか勉強とかに異常なレベルのエネルギー費やした結果得られるものくらいだと思うし、「異常なエネルギー費やしていい環境」というのはたいてい家族や税金で買われたものである感謝を忘れてはいけないと思う。
今年たぶん例年以上に冷房の設定温度高めにしましょうって社会的圧力高まりそうな気がするんですけど、教育系の実証研究で「室温高い(確か26℃以上とか)とそれだけで数学のテストの成績が下がるかも」って報告があったくらいなので、うっすら頭悪くなってる状態で仕事の意思決定するの結構なリスクだ。
「本当に賢い人は難しい話を専門外の人にもわかりやすく説明できる」説、裏返すと「私が理解しにくい話をするのは話者が本当に賢い人ではないから」ってひどい責任転嫁であり、そんなこと言ってる間に理解できなかった話の前提知識から丁寧に説明してくれてる入門書の一冊でも読めばいいのにと思う。
めちゃくちゃ一般論として、若者が何か頑張って成果あげた時には周りの大人は祝福する姿勢を示すものであり、それが出来なくなってる大人は自分の精神状態が不健康になってること自覚して、何かしら専門家のサポートとか受けること検討した方がいいんじゃないかな…っていう気がする。
よく数学関係の勉強方法について聞かれるんですけど、数学他の分野より圧倒的に内容間の依存性強くて初歩から順番に積み上げる必要あるので、「正直なところ何年生までの内容なら100点取れるか」を明確に把握して恥ずかしがらずにそこから積み上げをやり直すのがいいのではって仮説を持っている。
過去のデータによく当てはまる数理モデルがあるって話と、それを未来に当てはめた予測が正しいかは別問題っていう有名な例えに「100年間男女それぞれの短距離走金メダリストのタイムは線形的に減少してるし、このままいくと2156年に女性は男性のタイムを抜く」って話がある。researchgate.net/publication/82…
自分が子どもの頃、テレビでは「日本は賃金が高すぎるから国際競争力がない」とか言ってた覚えがあるんですけど、大人になった今、国際競争力ってむしろ社員にバンバンお給料払っても惜しくないレベルの製品やブランドやマーケティングの強さじゃないかって気がする。
当然ご自身が回答するだけじゃなく、ご近所さんがちゃんと回答してるかどうかによってもお住まいの地域に使われる税金の多寡を左右するわけなので、知り合いのご近所さんに「もう回答しましたか!?」って話題出すのもおすすめである。
欲求段階説で有名なマズローは「ハンマーを持つ人は全てが釘に見える」という警句を残してるそうなんですが、一般的に人間が何かしらのスキルを身につけることは素晴らしい一方で、どんな課題を前にしても「有効性問わず覚えたスキルを使うこと自体が目的化してくる」という人は一定数存在してる。
『スポーツ遺伝子は勝者を決めるか』って本によると、プロの指導で同じように筋トレしても筋肉増えやすい人もいればほとんど増えない人もいるし、同じように走りこんで心肺機能すぐに上がる人もいればほとんど上がらない人もいるそうだ。努力の報われ方が人それぞれ違うって話、もっと知られていい。
元々肺炎って先進国の死亡要因としてウェイト小さくなくて、高齢者に多い誤嚥性肺炎除いても例えば2018年(公表済み最新の人口動態統計)では日本で9万人ぐらいが亡くなってるし、1,2月はそのピークであるって話知ってるかどうかで、「新型肺炎で何人亡くなった」という情報の捉え方変わってきませんか。
だいたいどんな分野の知識やスキルも、 1)最初は全くわからない 2)ガチ教材何冊かこなしてわかった気に 3)自分で色々やり出すと壁にぶつかり 4)奥深さを噛み締め学び続ける専門家に みたいなステップで進むんですが、「短期間の勉強で専門家に追いつける」って思ってる人、2)の壁を打ち破れてない。
あとPerl開発したラリー・ウォールも言うようにプログラマーの美徳は「怠惰・短気・傲慢」なので、初等教育の思想的なプロトコルをこっちサイドに寄せてこないと、最悪の場合「本来向いてたはずの子がプログラミングを嫌いになる」という結果にもなりそう。
未だに検査の意味や解釈について世の中に理解のギャップあるなって思ったのと、この話理解しとくと機械学習技術を評価する際にも役立つなって思ったので、特別連載第2回では感度と特異度の話書きました。 cakes.mu/posts/29803
日本人はインフルエンザに毎年1000万人ぐらい感染して、間接的なもの含めると1万人ぐらい亡くなってると推計されてるので、この機会にみんなマメに手を洗って、他人のマスク着用に文句つけなくなって、病気の時に人前に出てこなくなるような規範とルールが整備されたらいい。 mhlw.go.jp/bunya/kenkou/k…
『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』って本がめちゃくちゃすごく面白くて、現代の便利な生活支えているテクノロジーがどれだけありがたいものなのかも理解できるし、高校時代の化学の授業もこういう感じで教えてくれたら面白かったのになーって思った。
公人が何か言って炎上してる時、元発言の全文まで遡ると意外とまともな話してるところの一部切り出されて、逆の意図のヘッドラインつけられてたりするんだけど、あれやってる報道の人たちはそれが正しいと思える程度のリテラシーしかないのか、それとも思想やビジネス上の理由で敢えてそうしてるのか。
例えば自分、神戸市立中学と兵庫県立高校に育てて頂いてるのに住民税一円も神戸市や兵庫県に払ったことないんですが、所得に対して10%かかってる住民税のうち1%分くらいは神戸市や兵庫県の教育予算に分配されても罰は当たらんのじゃないかという気がする。
例えばスポーツドリンクとかって緊急事態宣言の時期には全然売れてなかった(みんな外行かないし運動しない)んですけど、ここ最近めちゃくちゃ売れてる(超暑かったから熱中症対策)みたいな世の中の動向を、誰でも無料で地域別に調べられるとか超便利じゃないですか。v-resas.go.jp
一般論として、学校や会社やめたいっていうレール外れる系の相談を若者からされたとしたら、引き留めるのが大人の役割だと思う。レール外れるタイプの人間の多くは人の助言くらいで踏み止まったりしないし、そもそも相談すらしない。人の助言で止まるタイプはそこで止まっておいた方が良いのでは。
あんまり誰も検索しないけど、意外とオフィス街から歩ける範囲にもちょこちょこマンション建ってたりするし、職場から徒歩圏だと昼食も夕食も自炊や宅飲みしやすくなって深夜タクシー代も不要なのね節約になるし、特に職場コミュニティよりお家が好きな人たちは検討すべき選択肢だと思う。
確か自分が以前聞いた話だとインド人は20の段まで九九覚えるらしく、11以降はやりこみ勢向けの裏面または続編だろうか。意外と簡単な11の段から始まり、通常面の最難関だった7の段を応用する14の段や、新機軸の13・17・19の段など、こちらもバラエティに富んでてやりこみ甲斐があると思う。
報道全般「行政や立法のダメなところを批判する」側のスタンスが多いわけですけど、逆に年末特番とかで「今年のナイス政策ランキング」「ナイス新法ランキング」みたいな企画やっちゃダメなんだろうか。個人的にはそんな番組あったら超見てみたいんですけど。
恩師に教わった「20代はとにかくインプットを、30代でとにかくアウトプットを、40代ではチーム作りを意識しろ」っていう話すごい真理だと思ってて、めちゃくちゃインプットして出来ること増やしとくと良い仕事の機会に恵まれるし、徐々に個人技では追いつかなくなってチーム作りの必要性が増してくる。