西内啓 Hiromu Nishiuchi(@philomyu)さんの人気ツイート(リツイート順)

中国のこれまでの感染者に関するデータに目を通してたので、一部集計表を拙訳して共有しておきます。個人的には、高血圧でも糖尿病でもなく心臓や肺にも持病ない健康な30代である自分はナーバスにならず衛生面に気をつけて生きていこうと思ってる。rs.yiigle.com/yufabiao/11819…
最近のWeb界隈ではググラビリティ(googlability)つまり「ググりやすさ」って概念があって、例えば商品名が一般的な単語だとグーグルで見つけにくく、せっかく興味持ってもらっても購買するページにたどり着けなくて不利、みたいなことを指す。ついでに言うとこの問題SNS分析する時にも関係してくる。
かつて日本で色々と嫌なことがあったタイミングでたまたまアメリカに行く飛行機に乗ったんですけど、その日めっちゃ雨降ってるのに当たり前ながら雨雲より高く飛ぶと晴れてるんですよね。それ以降大抵のストレスは「俺の高度が足りてない」って解釈して雨雲の上に飛ぶ方法はないか考えることにしてる。
「大学受験のための辛い勉強を乗り越えたご褒美としてそれ以降は勉強しなくても高所得な仕事についてドヤ顔できる」って日本人のマインドセット何とかした方がよい気がするし、「超楽しいこと学ぶ権利を得るための基礎トレとして受験勉強くらいした方がいい」くらいのノリが大事なんじゃないかと思う。
人間、たかだか室温を21℃から10℃に下げたぐらい脳の血流量が2割ぐらい下がったり、パズル解くのに必要な時間が2~3割ぐらい伸びる生き物らしいので、自分の身を置く温度環境には注意したいところである。bbc.com/japanese/featu…
産業史に関する資料見てると、「賢い若者が短期間取り組んで成果出せる意味のわからん領域」っていうのが大きなイノベーションや儲け話のネタになる時っていうのがしばしばあって、常に「今の時代で言えばそれが何か」って意識しておくのは若者にとっても大人にとっても大事そう。
こないだ言及した『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』って本を参考資料にしたDr.Stoneという漫画がジャンプで連載してるそうなんですけど、これ上手くいったら日本のテクノロジー界隈に「サッカーにおけるキャプテン翼見て育った世代」みたいなインパクトもたらしないかなって思ってる。
夏休みに自然を観察するキャンプとかってけっこうよくあるけど、逆に「いまから1週間でどこまで科学文明立て直せるかチャレンジします」みたいなプログラムがあってもいいんじゃないか。自然の中で文明アイテムに頼らずに、火をおこしたり、石鹸作ったり、セメント作って小屋建てたりするの。
勉強と研究の違いは、前者が「正しいとされる知識を正確に覚えること」であるのに対し、後者は「人類が何を正しくわかってないかに気づいて適切な調査や観察により正しい知識を増やすこと」である。いわゆるクイズ番組は前者に偏りがちなので、なんとか後者で戦うコンテンツは作れないかと考えている。
緊急事態宣言受けて色んなもの中止したり制限受けるのはしょうがないにしても、少なくとも「突然止める金銭的リスク」と「それを予見するためのコスト」くらいは政府が負った方がいいんじゃないかって思った。そうじゃないとしわ寄せ行くの社会で一番立場の弱い側になるんじゃないかなという気がする。
三角関数、数年に一度ぐらいは有名な大人が「あんなものより…」ってディスって炎上してる気がするので、そろそろどっかに「三角関数のない世界」みたいな体験施設作ってみんな行くようにしたらいい。たぶん建設も工業もガタガタで、オーディオや電波の技術も微妙、3DCGとかも存在しない世界だ。
偉いおじいちゃんたちが教育に何かもの申す際、現代の学校を目にすることもなく、現代の教育を受けた若者に話を聞くわけでもなく、「大昔の自分の学生時代の経験とイメージ」だけで語ってたりすることがしばしばあるの罪深いなって思う。
ギリギリ「叱られて伸びるタイプ」と言っても良さそうなタイプとして「叱られないと何も行動しないタイプ」かつ「行動しさえすれば伸びるタイプ」な人もいるけど、叱られなくても行動できるように工夫した方が上司や指導者として健全な努力じゃないかなって気もする。
@sadaaki さんに教えてもらって今でもめちゃくちゃ大事にしてるのが「10倍手間かけて100倍売れるもの作りましょう」という考え方である。これ、色んなものが勝者総取り的な仕組みになりつつある現代市場でさらに重要性増してくだろうし、実際我々が制作した書籍は従来の統計学本の百倍買って頂けた。
「正論言われただけで人は動かない」という話、基本的に正しいけど「私は正論だけでは動かないからお前ら上手いこと説得せぇ」って姿勢の人は損してるとも思う。自分に正論言ってくれた人に敬意払ってさっさと行動できる人の方が明らかに人にも機会にも恵まれるではないかと。
新しく勉強する内容に対して「わかる」「わからない」という状態をより細かく、 ・わかるけど上手く説明できない ・今はわからないけどいずれ慣れそう ・理解に必要な知識が致命的に欠落 とかに分けられる感覚がつくと、たいていのことの学習速度があがっていくような気がしている。
例えば20代の頃半日集中すれば理解できた資料を読むための時間を30代が確保できる機会は週に1度だったり、30代の頃に一週間あれば出来たアウトプットを40代が達成できる機会は四半期に1度だったりする一方、20代の頃1年以上頑張っても実現できなかった話が40代になると電話一本で大きく進んだりする。
ニセ医療を勧める人、「古来○○では~」ってどっかの国の伝統ですみたいな表現で権威付けしようとすることたまにあるんだけど、なんで今より明らかに不健康で早死にしてる野蛮な時代の人の習慣を今広めようとするのだ。その古来の習慣を長年専門家が取捨選択して磨き続けてきたのが現代の医療だろう。
人生のコツの一つとして、可能な限り「この人みたいな人生おくりたい」って大人との接点増やして、「お前みたいな人生おくりたくねぇ」って大人との接点減らすといい、みたいな知恵はもっと知られてもいい気がしてる。
靴もそうだけど、同じブランドの商品のはずなのにモノやシーズンによって微妙に似合うサイズが前後する現象何なんですか。パソコンメーカーが「今年はゆったりめに合わせるのがトレンドなのでUSB-Cじゃなく逆にHDMIで繋がないといけない」とかいきなり言ってくるぐらいの無茶ではないのですか。
石鹸、あまりに日常的に目にしすぎてありがたみ見失いがちですけど、「水と脂の両方になじむ」って不思議な特性で脂っぽい膜で包まれてるウィルスを物理的にガンガン破壊できる素晴らしいアイテムなので、みなさん石鹸で手を洗う際は嫌いなウィルスをがさっと一掃できてる状況を楽しんだらいいと思う。
子どもの頃「なんで勉強しないといけないんですか?」て質問してあまり納得いく答えもらえた覚えないんですけど、今の自分なら「自分が唯一自分にコントロールできる人材である『自分』の便利さをあげるためだよ」って答える。自分に全くないスキルが必要な仕事実現するのって結構たいへんなんですよ。
昔自分の本にも書いたけど、エビデンス上営業職のパフォーマンスはあまりIQとかの認知機能や学歴と相関しないので、職種によっては「世の中学歴じゃねぇ」が当てはまることもあるんだろうけど、教育年数の長さが生産性向上や経済成長促進しうるという実証研究も沢山あるので、要は役割分担なんだろう。
なお甘味、塩味、酸味、苦味に続く第五の味覚として出汁に多く含まれる「旨味」を日本人が提唱したのはよく知られた話ですが、その後アメリカの研究者から第六の味覚として乳脂肪分にも多く含まれる「脂味」が提唱されている、という事実を補足しておきたい。
分析結果報告した際に「私の感覚と違う」みたいなこと言う人しばしばいて、「ご自身の感覚修正する機会になって良かったですね」と自分は思うんだけど、結局「感覚と違うから分析結果は無視する」みたいな方向に進むタイプもいて、マジ何のためにデータや分析に沢山お金払ってるんだかよくわからない。