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なお環境省は暑さ指数の情報を公開してるので計算方法知らない方もとりあえずこれ見て、赤なら「屋外での運動禁止」、オレンジでも「激しい運動や持久走は禁止」って水準だと考えればいい。
wbgt.env.go.jp/wbgt_data.php
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先日言及したローソンPB商品デザインの変更について、「切り替え後の5月は前年同期比で3割の売り上げの伸びを記録。牛乳や卵、納豆なども1割程度売り上げが伸びている」って記事出てたんですけど、データ分析に関する学部の試験問題に使いたいくらいのケーススタディである。 xtrend.nikkei.com/atcl/contents/…
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以前「仕事辞めてフリーランスになりたい」って言ってる人の中にしばしば「単に満員電車通勤に疲弊してるだけ」って人がいるって書きましたが、あれ裏返すと会社側は勤務のフレキシビリティあげることで「優秀なフリーランス」を社員として獲得できるチャンスが出てくるってことだとも考えられる。
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アメリカ人にプレゼン技術として昔教えてもらって、印象に残ってるのが答えにくい質問をされたときの対応である。
・まず「良い質問ですね」と答える(間に考える)
・とりあえず大事な点は3つですと言う(間に考える)
・3つなくても何とかする表現を覚える
のだそうだ。
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新しい分野のこと勉強しようとAmazonのレビュー見つつ本漁ってるとどんだけ高評価な本にも否定的なコメントついてることあって、初学者向けに全体像概説する本には「浅い」、フォーカス絞って詳しく説明する本には「視野が狭い」、全体像詳しく説明する本には「わかりにくい」って書いてる気がする。
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独立開業して大丈夫かどうかの目安として、ふつうにフルタイムで仕事してた上での副業として100万円ぐらい稼げるか、ってところがある気がする。「本業が忙しいからお金もらえるレベルでできないこと」はその後仕事に出来にくく、逆に「副業に集中しすぎて本業に支障が出た」ぐらいの方が理想の流れ。
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知能っていうと「筋道を立ててよく考える」みたいなニュアンスが含まれるけど、現行の統計的機械学習技術ではこの部分ほぼ抜け落ちてて、どちらかというと「色んな経験積んで直感で判断できるようになる」みたいな仕組みである。なので人口知能じゃなく「人工直感」て言った方が適切なのかもしれない。
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こないだリクルートが炎上してた「内定辞退確率の予測」てやつ、そもそもそんな予測が必要になる時点で就活市場のメカニズムデザインが、会社側にとっても学生側にとっても上手くいってない状況だとも考えられて、リクルートはこの機会にその筋の経済学者とサービスを再設計した方が良いのでは。
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実は前から内心気になってたとこなんですけど「脊髄反射コピペ人間」みたいな人世の中に紛れてませんか。文脈関係なくこちらが言った話の単語に反応して「それらしい聞き飽きた決まり文句」を発声することでコミュニケーションしてる感出してくる人。あれひょっとしてAIで実装されたNPCとかなのか。
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礼儀とかマナーとかそういうやつ、「きちんと敬意を払いたい相手を喜ばしたり少なくとも不快にさせない非言語な方法」というものなので知っておいた方がいいのは間違いないんだけど、大した恩恵与えたわけでもない相手がその姿勢示さなといちいち不機嫌になる人「自分を何様だと思ってるんだ」感ある。
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なおこのメタファーで言うと、あなた全然専門家とちゃうやんって人が専門家ってうたってメディア出だして、最初からフルスロットルでいいかげんなことばかり話してるケース、どんな分野であれ専門知識積み上げてきた先人に対する敬意欠いた純度100%の「ダークサイド専門家」ってやつだと思う。
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最大限好意的に解釈しても、世界のビジネスには「安い人件費で枯れた製品を効率的に作る発展途上国の勝負」と「高い人件費で優秀な人集めてイノベーティブで儲かることする先進国の勝負」という二種類のゲームが存在していて、「発展途上国の勝負しかわかりません!」という話になるのではないか。
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十分親しい間柄なら呼び捨てもニックネームも好きにしたらいいし、同じ組織に所属してアイデンティティ共有できるなら国会やジャニーズ事務所に準じて年齢性別問わず「~くん」、公的な場で専門家同士が呼び合うなら「~先生」、それ以外は全部「~さん」でいいんじゃないかと前から思っている。
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この考え方だと、アメリカ人のホワイトカラーから見て、日本は行政でもビジネスでも万事「ヤンチャなアウトロー」が、学問的な成果使わず努力と根性と個人の機転だけで解決してるように見えるだろうし、「大学時代麻雀しかしてなかったガハハ」系の偉い人たち、確かになかなかヤンチャである。
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なおいわゆるIQは昔「子どもが順調に知的な発達を遂げているか」って側面から研究されていたこともあるため、精神年齢≒知能って表現が用いられることもあるけど、近年の研究では一般的に同年齢の男女生徒間でIQの差はほとんどあるいは全くないとされるのでこの意味では差別の理由にならない。
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ちなみにあの番組でよく「2000人ぐらい集めれば大丈夫です」とか言ってた美添先生、後に日本統計学会の会長もされてる大御所なんですけど、かつて一般向けの場に一緒に登壇させて頂いた際、「トリビアの泉に出てた先生ですよ」っていじったらめちゃくちゃフロア湧いたのすごいことだと思う。 twitter.com/philomyu/statu…
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もし致命率が10分の1くらいならインフルエンザくらい気をつける感じだったろうし、逆に10倍のオーダーなら封じ込めやそのための緊急支出も合意形成しやすかっただろう。さらにリソースかけまくればギリ助かることもあるってことが医療現場への過負荷と、コロナ以外の患者さんへのリスクになってそう。
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社会保障制度は弱い立場の人が「可哀想だから」ではなく、そういう人が追い詰められて治安脅かすリスクや取り締まるコスト考えたらむしろリーズナブルだから必要って世界中で採用されている。同じ感じで今自粛によって収入激減しそうな人への生活保障とかケチると、後々もっと高くついそう。
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他人からの切実な相談に対して「あなたは自己肯定感を高めないとダメだ」みたいな説教してる人見たことあるんですけど、あれどう考えても矛盾してるだろう。本気でそう思うならまず「私を信頼してくれてありがとう!そこまで問題を言語化できてるのすごい!」くらい相手を肯定した方がよさそう。
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一経営者として自分の責任は「世界で勝てる製品やサービスと組織とオペレーション作ります!なので株主にも社員にもガンガン利益分配できます!」という部分ではないかと思っているので、「人件費が高いから勝てない」とかいう話、自分の無能さの吐露にしかならないのでよう言いませんわーと思う。
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あ、最初のツイートで「文科省がガイドラインで」って書きましたけど正確には最初の画像は環境省が定めたやつで、文科省もこの環境省のやつ紹介しつつ「これ参考に学校や地域でガイドライン定めなさい」って姿勢っぽいです。念のため。
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当たり前だけど、電磁波とか、化学肥料とか、コンクリートとか、ロハスな人に嫌がられがちな発明は人類の多くを救った偉大なものなので、子どもの頃にそういうありがたみを教えておくとその後の人生で迷信ぽいものに惑わされなくなっていいんじゃないかな、とも思う。
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過去何度か若者から博士課程に進むべきか相談されたことがあるんですけど、個人的な判断基準として「研究が好きで苦にならない」タイプなら何としてでも進んだらいいし、そうじゃないのになぜか「研究者とか学者とか大学教授の立場に憧れがある」みたいな感じならやめといた方がいいよって答えてる。
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なので世の大人は「頑張れ」「やるべき」とかいう感じじゃなく、「ガンガンインプットしてくの気持ちいいんだぜ…」「考えぬいて答えが見えた瞬間ぶっ飛ぶぜ…」みたいなノリで、この快楽にハマる子どもや若者を増やしていった方がよいのではないかとたまに思うことがある。