西内啓 Hiromu Nishiuchi(@philomyu)さんの人気ツイート(いいね順)

今ヒマあってまだプログラミング覚えてない全ての人にこの本オススメしたい。「バカなペンネーム考える」「回文作る」みたいな感じで遊んでるうちに、意外とデータサイエンスの学習に必要なとこまでPythonのプログラミングの予備知識がつく、というすげぇ本である。kyoritsu-pub.co.jp/bookdetail/978…
欲求段階説で有名なマズローは「ハンマーを持つ人は全てが釘に見える」という警句を残してるそうなんですが、一般的に人間が何かしらのスキルを身につけることは素晴らしい一方で、どんな課題を前にしても「有効性問わず覚えたスキルを使うこと自体が目的化してくる」という人は一定数存在してる。
そして九九の9の段、それまでに覚えた各段の中ボスである○×9がひたすら出てくるボスラッシュステージ感あるし、それ片付けた後に初見で出てくる9×9=81はラスボス感あるし、「十の位と一の位足すと9になる」っていう劇的に攻略が楽になる裏技用意されてるのも奥深い。十の段のエンディング感もいい。
「頑張る」とか「感情をコントロールする」とか「意志決定する」とかいう行為は、専門的には制御資源て呼ばれる、ドラクエのMPみたいな有限なリソースを消費するって研究されているんですが、重要な意志決定が遅い組織のリーダー、逆にどうでもいいこと我慢させられたり決めさせられたりしてるのでは。
あと「それくらいふつうに読み書きできたら大人になってから自分で勝手に調べるだけで事足りない?」ぐらいの実用知識をやたら学校で教えろとか主張しがちな人もたぶんそれぐらいしか「教えるべき」って思える興味深い知識に出会えてないんじゃないかと心配になる。
何かを「知ってる」と「理解してる」の大きな違いはその柔軟性である。「知ってる」だけの人はそれを説明する際にコピペのような正しい記述を繰り返すのに対して、「理解してる」人は相手の前提知識や好みに合わせて何通りでも説明の仕方が思いつくし、逆に何と説明すると間違いかの判断もつく。
データ分析の仕事について自分が「一休さん」と呼んでる症状なんですけど、 分析屋さん「なるほど!ではまず、明確な経営課題の指示と整理済みのデータを下さい!」 クライアント「それらが揃ってたらわざわざ君を呼ばん!」 みたいな対立を色んなところで聞く。
スラムダンクて漫画の中で主人公のバスケ部のエース流川が学校選んだ理由を「近かったから」て答えてるの、半ばギャグ的に「何も考えてない天然」みたいに描かれてるんですけど、近いということによって得られる時間は年間だとすごい量になって、その間勉強や練習積み重ねたらすごい差になりそう。
なお「公的保育サービスの定員が今の倍」も「子供の有無で可処分所得が変わらない」も何ら非現実的な目標などではなく「OECD諸国のいくつかは既に達成済み」という水準である。
OECDのレポートに目も通さずに少子化問題に対して「女性の社会進出が~」とか、「若者が草食系だから~」とか、「アニメやマンガの影響で~」とか言ってる「有識者」は、一体何を識ってるんでしょうねー。
そういえば、 ・たまたま大学の近くにあったため ・電子工作が盛んになり ・コンピューターを趣味にする人が集まる というところまではシリコンバレーと秋葉原が同じような歴史たどってるのに、秋葉原はいったいどこで道を間違えてしまったんだろうな。
例えばスポーツドリンクとかって緊急事態宣言の時期には全然売れてなかった(みんな外行かないし運動しない)んですけど、ここ最近めちゃくちゃ売れてる(超暑かったから熱中症対策)みたいな世の中の動向を、誰でも無料で地域別に調べられるとか超便利じゃないですか。v-resas.go.jp
最近「使う言葉を一段階だけポジティブ側に寄せるだけでお互い幸せにならない?」って仮説持っている。例えばシャンプーしてもらったりマッサージしてもらったりして、湯加減や力加減聞かれた際に「大丈夫です」じゃなく「バッチリです!」って言うと、それ以降みんな親身になってくれる気がする。
例えば自分、神戸市立中学と兵庫県立高校に育てて頂いてるのに住民税一円も神戸市や兵庫県に払ったことないんですが、所得に対して10%かかってる住民税のうち1%分くらいは神戸市や兵庫県の教育予算に分配されても罰は当たらんのじゃないかという気がする。
昔アメリカ人と話してて驚いたんだけど、彼らの学歴観ておそらく日本のそれより数年ぐらいズレがあるようで、学部卒の大人は「ヤンチャなアウトロー」扱い、MBAとかの専門職修士取ってると「手に職つけた」扱い、博士号取ってやっと「ちゃんと勉強してきた」扱いしてもらえるような印象を受けた。
さらに自分なりのコツとしては、「この世に存在するどんな手段を用いても良いので」っていう但し書きを最初につけ加えるともう一段階発想が広がりやすくなるし、それでもアイデアが広がりきらない時はIPPONグランプリのナレーションとBGMを付け加えると大喜利的な変化球の可能性に意識が向く。
自分が子どもの頃、テレビでは「日本は賃金が高すぎるから国際競争力がない」とか言ってた覚えがあるんですけど、大人になった今、国際競争力ってむしろ社員にバンバンお給料払っても惜しくないレベルの製品やブランドやマーケティングの強さじゃないかって気がする。
だいたいどんな分野の知識やスキルも、 1)最初は全くわからない 2)ガチ教材何冊かこなしてわかった気に 3)自分で色々やり出すと壁にぶつかり 4)奥深さを噛み締め学び続ける専門家に みたいなステップで進むんですが、「短期間の勉強で専門家に追いつける」って思ってる人、2)の壁を打ち破れてない。
仮にこの制度が実施された場合、少子化対策したり保育環境整えて子育て世帯の移住促進したり子どもたちの生涯所得をあげるような質の高い教育に投資することが確実に将来の税収増になるってインセンティブにもなるので、日本全体の経済成長考える上でもプラスだったりしないだろうか。
AO系の入試が拡大していくと、子どもが身近な少数の大人に生殺与奪握られません?ってところが気になっている。親が何かの活動支援するかとか、学校の先生が成績どうつけるかとか、習い事の先生が賞取る方向に推してくれてるかだけで人生大きく左右されるのって若者にとってリスキーではないか。
基本的に交通事故の死傷者数って年々減ってるし、交通事故統計見ると例えば子どもに限定してもこの10年間で負傷者数半分ぐらいに減ってるのに、世論は「最近交通事故が怖い」感じになってるの、単に報道バイアスのせいだったりしないだろうか。npa.go.jp/publications/s…
Googleの人事責任者の本でも引用されてたし彼らも実際その方針取ってるらしいんだけど、過去85年分の研究整理した結果「何となく志望動機を聞く」みたいな構造化されてない面接って大して採用後のパフォーマンスを予測できないというエビデンスはもっと世に知られるべきだ。citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/downlo…
複雑なこと理解するのに必要な能力として「わからないことをいったんわからないまま頭に留めて残りの説明を受け入れられる時間の長さ」というのがある気がする。これが数分くらいしか持たないとテレビの情報番組くらいまで整理されたことしか学べなくて、90分くらいあると大学の授業が楽しめる。
ポビドンヨードうがいの研究について元資料見てみたんですけど、 ・観察研究と書いてるが介入してる ・地味にこれ医療行為としては適応外使用では? ・すなわち特定臨床研究に該当しない? ・jRCT探してもそれらしい実施計画がない… ・え!これ倫理のレベル越えて法的に大丈夫? って心配している。
お金だけでは買えない経験ってものがないわけじゃないけど、それはスポーツとか芸術とか仕事とか勉強とかに異常なレベルのエネルギー費やした結果得られるものくらいだと思うし、「異常なエネルギー費やしていい環境」というのはたいてい家族や税金で買われたものである感謝を忘れてはいけないと思う。