一経営者として自分の責任は「世界で勝てる製品やサービスと組織とオペレーション作ります!なので株主にも社員にもガンガン利益分配できます!」という部分ではないかと思っているので、「人件費が高いから勝てない」とかいう話、自分の無能さの吐露にしかならないのでよう言いませんわーと思う。
自分の知る限り、一般的な認知機能じゃなく「精神的な成熟」とか「コミュニケーション能力」とかいうふわっとした概念の測定尺度で確立したものはなく、「北国生まれは体が強い傾向にあるのでインフルエンザの治療薬やワクチンの使用は後回しでもよい」とかいうレベルの理屈じゃないですかと。
アルファベット3文字の略語が複数の分野でバッティングすることは普通にあり得ると思うんですが、そうした略語の使い方から「他のどんな分野にうといか」って意識が透けそう。具体例挙げると、「ビジネスプロセスマネジメント」を平気でBPMって略せる人たちはどんだけ音楽に無縁の人生送ってきたのか。
ギリギリ「叱られて伸びるタイプ」と言っても良さそうなタイプとして「叱られないと何も行動しないタイプ」かつ「行動しさえすれば伸びるタイプ」な人もいるけど、叱られなくても行動できるように工夫した方が上司や指導者として健全な努力じゃないかなって気もする。
当たり前だけどアメリカ人の99%は東大も京大も知らないし、国際的な評価としてはこのへん、精々ミシガン大とかUCバークレイとかの「良い州立大学」と同じくらいなので、卒業生たちも変にエリートぶらずに「地元の大学で良い教育を受けました」ぐらいの意識でいるのが国際的には正しいんだろうな。
この時期特に、戦時中にどれだけリソース不足の無謀な精神論で貴重な若い命が失われたかみたいな話たくさん耳にするのに、戦前生まれのお年寄りの中に今でもリソース不足の無謀な精神論で貴重な若い人の人生損ねるような主張する人いるの、何か日本社会の潜在的不具合感あってヤバくないですか。
「弊社は労働基準法を採用してない」のいうブラック企業の迷言が話題になってますが、社員みんなが「わかりました。では我々も刑法を採用するのやめますね」って反応したら会社ヤバいでしょうに。暴力、横領、放火、騒乱、ありとあらゆることのペナルティがなくなった北斗の拳ワールドになりますよ。
日本人の時間意識の変化について書かれた『遅刻の誕生』て本によると「日本人が勤勉」ていうステレオタイプもかなり疑わしい。幕末に操船技術教えに来てくれたオランダ人が「日本人の悠長さに呆れる」て文章残してるし、江戸時代は前夜飲み過ぎたとか天気が良かったとかで欠勤するのもざらだったそう。
これ、正直言うと自分ほんとちょろっとしかお手伝いしてないのでたいへん恐縮なんですけど、総務省統計局の方々がガチで教育プログラム設計してるやつなので皆さまよければ是非ご受講下さい。 twitter.com/Excel_design_D…
もしかすると中のどなたかが急に調査されて苦し紛れの言い訳として思いついただけなのかもしれないけど、医療にエビデンスが求められる現代において、うっかり一番最悪の言い訳を選んでしまった感がある。
この話ちょうど最近マジで考えてたんですけど、「医療崩壊」でまず問題になるのは救急の話なので、心臓とか頭の血管の検診を受けられるうちにちゃんと受けて、喫煙とか高塩分食とかのリスク行動控えて、交通事故のリスク下げるべく出歩かない、あたりが現役世代への推奨行動かなって仮説に至った。 twitter.com/fladdict/statu…
新しい一万円札に印刷されるという渋沢栄一さん、元が徳川慶喜に仕えた武士なのに銀行やら保険会社やらビール会社やら証券取引所やら、諸々合わせて500社以上の設立に関与した日本史上最強レベルのシリアルアントレプレナーなので、お札をきっかけに彼をロールモデルする日本人が増えたらいいな。
この考え方だと、アメリカ人のホワイトカラーから見て、日本は行政でもビジネスでも万事「ヤンチャなアウトロー」が、学問的な成果使わず努力と根性と個人の機転だけで解決してるように見えるだろうし、「大学時代麻雀しかしてなかったガハハ」系の偉い人たち、確かになかなかヤンチャである。
たまに経営者が社員に向かって「会社があなたに何をしてくれるのかではなく、あなたが会社に何をできるか考えてほしい」とか言ったって話聞きますけど、あれ経営者として絶対言わんようにしたい。自分たちのすべき仕事定義して、そこに必要な人確保して「これやって」ってお願いするのが経営の仕事だ。
河野大臣のお陰なのか、行政との書類やり取りでハンコ廃止の流れになってるのはいいんですけど、その代わりがdocusignとかcloudsignとかの電子契約ツールじゃなく「物理的な署名」になってるのコレジャナイ感ありませんか。結局まだまだ我々印刷してスキャンしてPDF送り返すことになるんですか。
大事なことが3つなくても大丈夫な言い回し: <2つしか答えがないときは> ・1つめはAです ・2つめはBです ・3つめは両者のバランスを取ることです <1つしか思いつかないときは> ・大事なのはAです ・次に大事なのはAです ・もっと大事なことはわかりますか? ・そう、Aです!素晴らしい!
「何となく志望動機を聞く」系の非構造化面接の非効率さが常識になって、応募者が面接官のどうでもいい質問に対して「一応答えますけどそれ聞いて何になるんですか?」「そんな非効率な採用活動している御社ヤバくないですか?」とか堂々と逆に質問できるような世の中になってほしい。
すごいことに気づいたんですけど、ひょっとして令和元年が2019年ということは、今後和暦を西暦に変換するとき018(レイワ)を足せばいいという素晴らしい語呂合わせが成立してませんか。新しいおじいちゃんの知恵袋が生まれた瞬間である。 twitter.com/philomyu/statu…
三角関数、数年に一度ぐらいは有名な大人が「あんなものより…」ってディスって炎上してる気がするので、そろそろどっかに「三角関数のない世界」みたいな体験施設作ってみんな行くようにしたらいい。たぶん建設も工業もガタガタで、オーディオや電波の技術も微妙、3DCGとかも存在しない世界だ。
公表された中国の感染者データを下記に紹介しましたが、感染者全体での死亡率が2.3%とはいえ ・20~30代では約10分の1(0.2%) ・湖北省以外では約6分の1(0.4%) ・持病なければ4割ぐらい(0.9%) なので、掛け算すると湖北省外に住む持病のない若者なら1万人感染しても死者数名ぐらいの数字になりそう。 twitter.com/philomyu/statu…
『進歩:人類の未来が明るい10の理由』って本には人類がこのわずか数十年ほどだけでも飢餓も病気も貧困も暴力も多くの問題解決してきてるってデータを細かく出して、何度も「昔は良かった」とか「人類はこれから危機を迎える」みたいな言説批判してて、人類みんな読めばよいのにって思った。
学生時代にパンデミックの概念学んだ際には「すごい感染力と致命率でバタバタと人が亡くなっていく危機的状況」みたいなシナリオがよく描写されていて、たぶんCOVID-19みたいなタチの悪さは専門家的にもけっこうな想定外だったのではないかという気がする。
イノベーションこそが経済成長の源泉である、という考え方に基づくと、おそらく今はどこの国も「見たことのあるクマの色だけに捕らわれる人」よりも「見たことなくても北極のクマの色を考えられる」タイプの人を大事にしたり、予算や権限を与えてあげた方がいいんじゃないでしょうか。
「大学で実用的なこと教えるべき」って主張してるビジネスマンに「実用的なこと」の具体例を聞いたら簿記とか会計とかエクセルとかビジネスマナーって答えられたことがあるんですけど、それは流石に会社の研修なり資格取得支援制度でまかなうべきではないだろうかって思ったことがある。
経産省も厚労省も、けっこうこの短期間に出来る限りのCOVID-19に対する事業者や労働者に対する支援策打ち出しはじめてるのに、一般的には「国は何の補償もせずに自粛だけさせて」って言われがちなの、「本当に困ってる人を支援する」方針の構造的な問題を感じる。