そして数年後、田河は自分の読者世代が満州開拓の少年義勇兵の応募年齢に重なることで義勇兵の公募漫画の執筆など自らの読者の動員に駆り出される。 僕の父はこの世代で田河の冊子を読んで満州に渡る。
よく分からないけれどこういうことを期待して当選させたのか、支持者は。 twitter.com/KenAkamatsu/st…
ゼロ年代に入ってあらゆる分野で常識や倫理の「底」が抜けたと驚愕することが幾度もあり、それが日常化し、 ああ、気がつくと奈落の底ってところに今いるのだなあ、と鈍麻しかけた頭で思ったりもする。
税は軍事費に傾斜的に配分され、代わりに福祉予算は徹底した削減し伝統的家族への丸投げと自己責任の投機的投資に委ね、インボイスとマイナカードで末端からの徴税制度を徹底し個人情報を政府が一元管理する。 これでいいのかという議論さえなく、次の「社会」を私たちは選択している。
安倍晋三というあまりにだらしなく肥大した「私」が「公」の顔をしている間に絶望的に進んだ人や社会のすさみ方が例えば統一教会に汚染された政界の人々の言葉や振る舞いとしてやっと可視化され、だから、統一教会を除去しても政治だけでなく私たちにも当然及ぶ、この荒廃が簡単に回復する訳ではない。
安倍晋三という人はここまで人は利己的であっても一向に構わないし勝った側は何をやってもいいのだと人々に自らの言動で示した、人心や社会の荒廃を率先したロールモデルだった。無論、それは、そうしたいという人の欲望の直裁な反映だったから圧倒的に支持された。
この国の問題はあらゆる領域で末期症状的な事態が顕在化しないための努力だけは熱心になされている点で、政治領域では元首相の暗殺で政界の総とっかえでもしない限り再生不可能な汚染ぶりがアクシデント的に露わになったが、同じような末期的事態にあらゆる領域でひたすら蓋をしているのではないか。
インボイスは単独の問題でなくマイナカードなど末端からの徴税の徹底で、ではその税の行方はといえば、一方で福祉のコストカットと5兆円増が公言される防衛費やプラットフォーム管理社会という社会の将来像の是非に連なる「社会選択の問題」なのだと僕には思える。僕の反対の理由はそこなのだが。
「地政学的リスク」なんてもっともらしい見出しだが、もはや中国や東南アジアより安く国内で労働力が調達される、というだけの話ではないか。「より低賃金労働とコスパで国内回帰」が正しい見出し。 news.yahoo.co.jp/articles/9aef1…
インボイスもマイナカードも要は高みの見物のサラリーマン含め労働者は自己責任の個人事業主という使い捨て労働力にするのでそのための徴税は徹底し、福祉も「伝統的家族制度」と、あと株でも買ってなんとかすれば、あ、これも自己責任ね、という「新しい資本主義」の本線のような政策なんだよ。
3600万円の茶室を作る一方、職員の数に考えが及ばなかったのは京都市長らしい市政ではある。ちなみに市長さん、小学生に素手でトイレ掃除させ道を解き、つい先日は日本会議の地方議員総会で祝辞を述べたり、その種の活動には熱心なんだよなあ。news.yahoo.co.jp/articles/327d5…
「国民の約3割が年金の受給権者。そのうち、労働者が少数派になって多数決で搾取され続ける国になるのかな?」 年金受給者は賦課方式で上の世代のため保険料を払い続けた元労働者で年金受給世代に回ったことを「搾取」とミスリードする記事を配信する方も変だと思わないのか。 news.yahoo.co.jp/articles/38b9d…
麻生炭鉱のことを思い出せば徴用工問題の会談にこの人が出て行くこと自体、韓国に踏み絵を踏ませるようなもので、麻生炭鉱には触れない合意でもあるのか、どう転んでも隣国にマウントを取らないと納得しない「国民感情」は快哉を叫ぶのだろうが。 素朴に嫌だな。 news.yahoo.co.jp/pickup/6443422
政治家という重圧が引き金の一つなら覚悟が足りないという叩き方もできるかもしれないが、鬱になるぐらいの責任を国会議員という職に感じたのなら、その神経はひどくまともで、そのまともさがどれくらい国会議員に鈍麻してるかは連日の統一教会問題やヘイト発言から伺える。 news.yahoo.co.jp/pickup/6443406
「マイナンバーカードは、国民の申請に基づき交付されるもので、この点を変更する予定はなく義務づけるものではない」 義務でないマイナカードと権利であり生活に不可欠な保険証を一体化するのが矛盾しているという当たり前の理屈が何故成り立たないのか。報道もそこ突けよ。www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
ナチスの文化政策で注意すべきは「芸術批評」の禁止ではないか。 代わりに該当分野で専門教育を受けた聞こえ方はニュートラルな「芸術報告家」が担う「批評」言語の国家管理が提唱された。同時に大衆に「批評」嫌悪を植え付け、批評精神を奪う巧妙な思想統制。
いしいひさいちさんの22年前の政治風刺漫画。与党トップが訳も分からないでデジタル政策を唱えていることとか、森元首相が当時から失言し続けけていることとか、当時の風刺が今も通じるのを見て政治の世界は20年間停滞というかリアルに失われているんだなと思うと空恐ろしい。
朝の番組。玉川徹が復帰、外国人に訪日理由を聞き日本を礼賛させる。どこかの局の番組にも似た取材。強張った顔でアニメの聖地の神社を参拝、中野ブロードウェイに付き添い日本アニメをマインドコントロールされてるみたいに礼賛する。なんかテレ朝が彼の思想教育の成果を公共の電波で晒しているよう。
もはや政治家にまともな倫理観など求めるのも虚しいが、死刑囚やその事件で亡くなった人らの「生き死」に無自覚に、一回の失言でなくトークの「掴み」としていた点とそれを許してきた政界の空気がすごく嫌だな。 news.yahoo.co.jp/articles/6a2ac…
福祉をこまめに剥ぎ取りインボイスで徴税を徹底するだけでなく、防衛費の別料金の税負担も予告。しかし一番悪質なのは、出産一時金の高齢者一部負担、パート厚生年金加入中小企業に社会保障の負担をさせる、と弱い立場の間での社会保障負担の付け替えを始めたこと。 news.yahoo.co.jp/articles/c56c2…
「ふるさと納税あるなら『防衛納税』あってもいい」 検索をかけると戦争国債ポスターや国債の画像が山ほど出てくるが戦争国債は最終的には紙屑になった歴史があるから最初から償還の責任が国にない「納税」でいくのか。こういう知恵は回るんだなあ。
この件に限らず税について徴税する「国」の側に明らかにモラルハザードが起きている。 twitter.com/nico_nico_news…
ヒトをベースにした「メンバーシップ型雇用」の正社員ではなく、ジョブ(職務)をベースにしてその職務が消えたら雇用もなくなる、という「ジョブ型雇用」を正社員にも取り入れることで、解雇しやすい仕組みを作れないか。 この仕組みで日本の学術研究が崩壊しかけているけど news.yahoo.co.jp/articles/b306a…
タートルネックって庄司薫か、というツッコミはさておき、行政が対処すべき問題を生活の工夫にすり替えるこれ、コロナ流行の最初の時期に小池知事が散々なやった「暮しのファシズム」政策で、防衛費増強と増税が喧伝される今、工夫で節約ってシャレになっていない。news.tv-asahi.co.jp/news_society/a…
暮しのファシズムとスポーツのファシズム。 二つは歴史的経験上、大抵、同時に来る。