こんなヤバ映画を作ったのは誰か。韓国の子供に「いい子にしないと國村隼が来るぞ」と言うと泣き止む、という都市伝説を生んだ『哭声/コクソン』の鬼才ナ・ホンジン。彼が原案・制作でタイの監督キャストスタッフと作り上げたのがこのタイ・韓国合作の『女神の継承』。超えてきました、あの哭声を。
スキンヘッドでフィジカルバッキバキに鍛えてるけど愛嬌たっぷりな小学校の校長先生が、授業に「哲学」の科目を取り入れて子どもたちや街に変化を起こしていく2年間を綴った映画を上映します。今も対立や闘争の傷跡が残るベルファストの街で「哲学」は概念や机上の空論ではなく、生きるためのよすが。
言うまでもなくタイトル『チェチェンへようこそ』は反語的表現ですし、観る人がそう理解してくれると信じて、付けたのだと思います。 もう一本、私たちを信じてくれている映画を、同じく4/1(金)から上映します。『グレート・インディアン・キッチン』。予告ぜひご覧ください。 twitter.com/Sarnathhall/st…
いまさらあれこれ説明するのも野暮ですよね。映画の"全部"が盛り込まれた映画を上映します。 RRR!!!!!!!!!! 時期はあえての3/10(fri)から。2022年度締めの一本としてどうぞ。ちなみに上映期間中の3/13にはアカデミー賞授賞式があります。ノミネート発表もまだなんですけどね、一応、ね。
ニュースを見たって現実を見たって女が女ってだけでクソみたいな扱い受けていて、もうあんまりクソなんで脇毛ボーボーに生やしっぱなしにして踊りまくってやる映画を上映します。そんなとき、それを「だよな」っつって一緒にボーボー&乱舞してくれる相手が横にいる。それがなんかもう、救われる。
この映画自体、世間でヤバいと言われている"集団"が全然ヤバくないですよという証拠に公開したというテイになっていて、それなのに観たらマリアのメンタルが明らかにメッチャクチャにヤバくなっているという、もうどうしていいか分からないヤバみ。『オオカミの家』今夏上映。
人気シリーズの続編のように「待望の」映画もあるけれど、時にはある映画が存在してはじめて(こういう映画をずっと待っていたんだ)と気づくことがありますね。この映画、『そばかす』という映画のことを自分でも気づかないままにずっと待っていた方へ。 お待たせしました。1/13(fri)から上映します。
ニコラス・ケイジのことが好きすぎるペドロ・パスカル(大富豪で犯罪組織のボス)が誕生パーティーのゲストに超高額ギャラでニコラス・ケイジ(金欠)を招いて強引に仲良くなろうとする映画を上映します。それにしてもこのニコラス・ケイジ役の俳優さん、とても上手く特徴を掴んでますね。あ、本人ですね。
魔人は語る。シバの女王の情念に、オスマン帝国の王位継承に、あらゆる知を求めた女性の才能に、立ち会い、関わり、そして愛、こみいった愛と運命のひとひねりによって幾度も封印され解放されてきた顛末を。さあ驚くべき物語は全て学者に語られた。彼女が願いを口にするのか否か、最後の物語が始まる。
4歳の男の子を連れたシングルファザーが、その子へのプレゼント選びに悩み続ける日々を綴った、昨日の雨に濡れた芝生のように柔らかで穏やかで少し寂しげな映画を上映します。シングルファザーの彼は病で余命わずか。残された時間で訪ねて回るのは養子縁組を望む人々。新しい親、それが最後の贈り物。
ニコラス・ケイジ主演『PIG/ピッグ』11/11(fri)より上映です。ちなみにこの映画、映画フリークとして知られるオバマ元大統領が『ドライブ・マイ・カー』や『パワー・オブ・ザ・ドッグ』と共に選んだ2021年フェイバリット・ムービーの1本なのですが、観たら納得。これは選ぶ。 pig-movie.jp
この不穏さ、展開の予測不能さに対する謎のワクワク感、そしてオフビートでダークなユーモア。そう、これは『スリー・ビルボード』マーティン・マクドナー監督の最新作。コリン・ファレルとブレンダン・グリーソン演じる両者の友情破綻は、アイルランド内戦の戦火が及ばぬ島の平穏に何をもたらすのか。
お父さんとお母さんと一人娘とヤンの4人で幸せに暮らしていたらヤンの具合が悪くなって、何とか治そうと彼の視覚メモリ領域にアクセスしたら【4人で過ごしたかけがえのない瞬間の数々】の他に【  】が保存されていた映画を上映します。愛と理解、記憶と存在証明を巡る、これは一編の詩のような映画。
エッフェル塔や凱旋門を横目に、観光客向けではない何てことないパリの街路のあそこに、ここに、マダムの喜びと哀しみと大きな秘密に彩られた過去が二重映しに浮かび上がってきて、無愛想ドライバーと一緒になって想い出話に夢中で聞き入ることに。やがてドライバーもポツポツと自分を語りはじめ…
『女神の継承』静岡シネ・ギャラリーでは8/19(fri)から上映します。気にする方いるでしょうから先に言っておくと犬は無事です。犬は無事だけど犬以外で無事だったものが何ひとつ思いつけません。何も無事ではない。 いや待てよ、犬無事だったかな。今ひとつ確証が持てないな…
明るくて社交的でお節介焼きで何にでもアドバイスをくれるお母さんのことが、明るくて社交的でお節介焼きで何にでもアドバイスをくれるから、苦手。言語化できないそんな気持ちを抱えたままお母さんと同居することになる、無味無臭の薄めた毒を毎日舐め続けるみたいな映画を上映します。
話題作『グレート・インディアン・キッチン』を4/1(金)より上映します。間違いなくこれはあなたが観たことのない映画。だけどこれはあなたが実際に見たことのある光景。まずは予告をご覧ください。画面を彩る多種多様な料理。これぞインド映画ですね。さあ動画の続きをどうぞ
傑作映画の出資者になって名を残したい富豪が、才能はあるけど癖がすごい監督と才能はあるけど癖がすごいスター俳優と才能はあるけど癖がすごい舞台俳優を集めたら、リハーサル段階で癖と癖と癖が多重事故を起こして映画賞どころか撮影にも辿り着けそうにない映画を上映します。画像4枚の癖がすごい。
謎のガスが地球を覆いつつあるらしく、他国は次々滅亡しているらしく、この国もついに明日らしい、と盛んに報道されているけれど、いまいちピンと来ない危機感。それが午前0時が近づくにつれ皆の心の中で徐々に【ピンと来はじめる】。イブはあるのに当日が来ない史上最悪のクリスマス映画の幕が開く。
体長2.5cmの靴をはいた小さな貝と友だちになって、一緒に暮らす映画を上映します。実写とコマ撮りを組み合わせた映画なんですが、おうちの中をマルセル君がチコチコ歩く映像の破壊力、ヤバいです。心のやわらかいところをギュッとさせるストーリーも今年一。大好き。予告編、何度も何度も観てしまう。
今年のヴェネチア国際映画祭で脚本賞と男優賞の2冠を達成し、先月公開された北米、イギリス、そして舞台のアイルランドで大ヒットとなっている『イニシェリン島の精霊』1/27(fri)公開です。まずは予告編をどうぞ。すでにめちゃくちゃ面白そうですね。
代表作にも関わらずこれまでほぼ上映されていない『テオレマ』という作品です。パゾリーニ作品はデパ地下のパン屋で売ってるやたら硬いパンみたいに噛み応えがあって、だけどじっくり噛むと複雑で奥深い味わいがします。教養という義歯で咀嚼すれば美味、でも感性という自歯で嚙みちぎってもいける。
案の定というか、映画の主人公の家を買った中年夫婦も生活がおかしなことになっていくわけです。スパイク・ジョーンズ系映画が好きならきっと大満足の、74分という上映時間であなたの世界観と価値観をぐにゃんぐにゃんにさせる『地下室のヘンな穴』は9/30(金)から上映です。猫も出るよ。
勃起不全の喧嘩番長が最強シラット使いの女と殴り合って恋に落ちて結ばれて彼をEDにした過去のトラウマへの復讐を彼女が決意するものの2人の愛に試練が訪れる、今日的な"男らしさからの解放"というテーマにインドネシア昭和テイストが謎融合してジャンルぶち抜く恋愛格闘浪花節社会派映画を上映します
緑の騎士の如く突然に、当劇場に現れたのはA24の新作『グリーン・ナイト』の大変に貴重な公式グッズの数々。というわけで特製ロールプレイングゲーム、キャラクターポスター7点セット、非売品プレスを抽選にて進呈いたします。フォロー&このツイートをリツイートで応募完了。運試しといきましょう。