彼女の場合は17歳で子供がいて、旦那は働かないし暴力を振るうようになって、子供をおばあに預けてキャバクラで朝まで働いて、その仕事もガサ入れでなくなって、お金もなくなって、そういう風に明日という日が今日より良くなるイメージや方法が持てない、沖縄県の、コザを舞台にした映画を上映します。
同日に同じ病院でそれぞれ娘を出産した若いシングルマザーとまたねとお別れをして充実した子育ての日々を送っていたら急に娘の父親から「自分の子と思えない」とクソみたいなこと言われてならばとDNA検査したら【自分の娘でもなかった】映画を上映します。 あの日病院で別れた彼女はまだ何も知らない。
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死に近づき薄れゆく"彼"の意識の中に、こうして時がうつろい時代と国が変わる前、自分が一つの国の皇帝に即位することになったあの幼い日からの激動の記憶が千々の断片となって浮かんでは消えていく、歴史絵巻の如き壮大なスケールの映画を4Kレストア上映します。彼の名は愛新覚羅溥儀。清国最後の皇帝
人里離れた山荘で野菜を育て、きのこを採って、あれやこれやと料理して、自分と、時には東京の恋人の舌とお腹を喜ばせる。そんな風に暮らす作家の春夏秋冬を綴った映画を上映します。1人でも恋人と一緒でも満ち足りているけど、13年前に亡くした妻の遺骨を墓に収めらないまま、季節がまた一つ過ぎる。
生きることを楽しんでたお父さんが脳卒中で倒れて安楽死を望むようになって、悩みながらもその希望を叶えようとしていたらリハビリのおかげかお父さんちょっと回復してきてめでたしめでたし……のはずがお父さんが安楽死する気持ちを変えてくれない映画を上映します。他人事だと笑い話だけども……
ヤンの目を通して【体験】する自分たち4人家族の愛情と絆、そして何も知らなかったヤン自身のこと。庭の朝露のように、ゆっくりと淹れた中国茶のように、繊細で滋味深くて謎めいているこの映画は、たとえ世間のランキングには入らなくても自分の「好きな映画リスト」にそっと忍ばせたくなるはずです。
この映画、このポスターでどういうことが起こるのかだいたい想像できると思いますが、だいたいというか今あなたが思っているその通りのことが寸分たがわず起こります。でも、2人がその後どうするのかは、ちょっと想像できないですね。観るしかないですね。『FALL/フォール』2/3(fri)より上映です。
すでにベネチアとカンヌの映画祭で作品上映経験があり、本作がベルリン映画祭のコンペ部門に選出された中国の新世代監督ルー・ルイジュン。大作系しか追っていないと気づきにくいのですが、こういった規模の作品を細やかに丁寧に仕上げる中国新世代監督たちの仕事ぶりにはいつも驚嘆させられます。
男が一人車を駆ってデンバーからサンフランシスコまで1200マイルを不眠不休の15時間で走り切る、それだけに過ぎない40年も前の映画を上映します。つまりこれは、それだけに過ぎないのに40年古びなかった映画。疾走するスピードの中に意味と理屈が流れ消え、私たちは今もこの映画に追いつけていない。
音痴なボーカル君とそれを言えない親友ドラマー君がベーシスト募集に失敗した結果チェロ弾きの9歳女児とバンド組んで運転得意な近所の兄ちゃんの車で遠くの町のロック大会を目指す愛され映画『ロスバンド』上映します。この映画、北欧風景が美しいし友情や冒険が素敵だし音楽シーンはボーカルが音痴。
RRRを3/10から上映すると言いましたが、あれは嘘。待ちきれないので3/3から上映します。もちろん3/10からも上映します。 twitter.com/sarnathhall/st…
映画スター"大将"ヴィジャイの推し活以外特にやりたい事のない青年がある日伝統楽器ムリダンガムの巨匠が叩き出す超絶技巧複雑リズムを目の前で食らってそのまま押しかけ弟子になる激熱インド映画、が好きすぎる都電荒川線沿いの南インド料理店が、好きすぎてその映画の日本配給を始めたので上映します
ヒエラルヒーが転覆して、持つ者が持たざる者に、持たざる者が持つ者に。『フレンチアルプスで起きたこと』や『ザ・スクエア 思いやりの聖域』でも現代社会の規範や基盤がちょっとしたことで壊れたり反転したりする様をシニカルに描写してきた、カンヌ常連の鬼才リューベン・オストルンドの新作です。
引退した元刑事をクリスチャン・ベール、エドガー・アラン・ポーをハリー・メリングが演じる『ほの蒼き瞳』は1/6(fri)より上映です。お楽しみに。
彼女と彼が乗り込んだ6号客室に流れる時間を描く『コンパートメントNo.6』は3月頃上映予定です。このユホ・クオスマネン監督の作品、地味でささやかなんだけれど、好きです。どこかアキ・カウリスマキを思わせるんだけど、ユーモアの味付けがまたちょっぴり違って。
その非言語的なドラマを成立させているのが娘役の井上真央と母親役の石田えり。この2人の凄さは「駅でお互いを見つける」という、ただそれだけのセリフなしの30秒の演技でお分かりいただけるのではないでしょうか。凄い… 『わたしのお母さん』11/25(fri)より上映します。
9.1万いいね、ありがとうございます。公式フォローしてくださいね。 @Hatching0415 それから、ちょっとトーンの違う映画を紹介させてください。『国境の夜想曲』という映画を3/18から上映します。昨日という日にバズって、こういう映画もあるということも、知ってほしくて。 @yasokyoku_movie
自分の養鶏会社の実権を妻に握られた男は若い姪と関係を持つだけでなく内なる憎しみを女たちへの嗜虐で満たし、妻も妻で、姪も姪で、この現代社会で病んでいて、各々の薄暗い欲望が極点に達した時、卵からある"形質"を持つ畸形鶏が、心から殺意が、孵化する映画を上映します。卵が先か、殺しが先か。
メキシコの、営利誘拐がもはや"準日常化"している町で、身代金を払ったのに娘が帰って来ず警察にも見放された母親が、自力で娘を取り戻すために社会そのものに複雑無慈悲に組み込まれた"誘拐というビジネス"の深淵に踏み込んでいく映画を上映します。コネもノウハウもなく、彼女にあるのは愛と執念。
こちら『FALL/フォール』の予告編です。高所恐怖症の方は無理なさらず。
だって百万語を費やしても伝わらないことが、このわずか1分の予告編、その冒頭数秒のブレンダン・フレイザーのまなざしだけであまりにも完璧に理解できてしまいます。彼が今の自分、今までの自分をどう感じているのか。A24最新作『ザ・ホーエル』当館では5月頃上映予定です。
人類がひとつ進化の過程を進んで痛覚なき異形になりつつある時代、体内に"これまでの生物には存在しなかった臓器"を次々形成する症状の男のパフォーマンスアートがアンダーグラウンドで人々を魅了する映画を上映します。彼にしかできないその演目は"臓器摘出"。あまりにもヤバすぎて変な笑い出ちゃう。
スリルもなく失望もなく、10年の刑期で得たポーカーのスキルで細々と生計を立てている男が、投獄の発端となった元上官と再会したことで仄暗い復讐のゲームから降りられなくなっていく映画を上映します。自分の罪は永遠に消えない。奴を許すことはできない。贖罪と復讐、配られたカード2枚が心を壊す。
気乗りしないままパリ万博のモニュメントを考案することになった男がパーティで出会った友人の奥方に「あなたの野心作を見たい」と言われて【圧倒的なモニュメント】を造り始める映画を上映します。 2つ補足 1.彼と奥方、実は初対面ではなく過去があります。 2.彼の名はエッフェル。つまり造ったのは…