そしてこのおじさん、演じてるのは『オールド・ボーイ』のチェ・ミンシク。『シュリ』以来22年ぶりとなる北朝鮮の方言を使いこなして過去持つ男に説得力を持たせています。円周率から作られたπソングの精緻な美しさも印象に残る『不思議の国の数学者』5/26(金)から上映です。
いまさらあれこれ説明するのも野暮ですよね。映画の"全部"が盛り込まれた映画を上映します。 RRR!!!!!!!!!! 時期はあえての3/10(fri)から。2022年度締めの一本としてどうぞ。ちなみに上映期間中の3/13にはアカデミー賞授賞式があります。ノミネート発表もまだなんですけどね、一応、ね。
『ペルシャン・レッスン』上映までしばらくあるので、それまでに上映する映画をいくつか紹介しますと: ウォン・カーウァイ怒涛の5作品上映は9/16(fri)から twitter.com/Sarnathhall/st…
刑務所のワークショップ講師になった売れない役者が演技経験ゼロの囚人たちと演劇に挑むけど、選んだ演題が傑作とはいえ不条理すぎる筋の「ゴトーを待ちながら」でさあどうなる…というこの映画、想像通りとても感動するのだけど、その感動の種類が思ってたのとぜんっぜん違う感動で…最高に痺れます。
ニコラス・ケイジ主演『PIG/ピッグ』11/11(fri)より上映です。ちなみにこの映画、映画フリークとして知られるオバマ元大統領が『ドライブ・マイ・カー』や『パワー・オブ・ザ・ドッグ』と共に選んだ2021年フェイバリット・ムービーの1本なのですが、観たら納得。これは選ぶ。 pig-movie.jp
この映画自体、世間でヤバいと言われている"集団"が全然ヤバくないですよという証拠に公開したというテイになっていて、それなのに観たらマリアのメンタルが明らかにメッチャクチャにヤバくなっているという、もうどうしていいか分からないヤバみ。『オオカミの家』今夏上映。
今年のヴェネチア国際映画祭で脚本賞と男優賞の2冠を達成し、先月公開された北米、イギリス、そして舞台のアイルランドで大ヒットとなっている『イニシェリン島の精霊』1/27(fri)公開です。まずは予告編をどうぞ。すでにめちゃくちゃ面白そうですね。
実際の裁判記録を基に、こう開廷する映画を上映します。 「あなたは生後15ヵ月の娘の殺害容疑で告訴されました。なぜ殺したんですか?」「わかりません。この裁判を通してそれを知りたいと思います」 そんな馬鹿な話があるかと思いますよね。だけど同じ意見でいられるでしょうか、この映画を観た後で。
昼にアクセサリー作家の活動をするために居酒屋の住み込みパートで夜間に働いていたらコロナで仕事と住む家と次の求人案件を全部失って、しかもファミレスとかも8時9時で閉まってて、ポツリと灯ったバス停の常夜灯の下で朝を待つ、そういうところから彼女の次の物語が始まっていく映画を上映します。
インドの親友3人組が独身最後のバチェラー旅行でスペインに行って、全身に太陽浴びたり紺碧の海に飛び込んだりトマト投げたり牛追い祭したりインド映画の本領発揮で歌って踊って恋もしちゃう、素材100%スペイン×香辛料100%インドの極上カレーパエリアみたいな映画を上映します。最高の、大人の青春映画
ゲイという理由で母に捨てられ10年間ホームレスだった青年が、海兵隊に志願する映画を上映します。訓練は初日から地獄。だけど仲間と共に耐える。ここを"自分の場所"にするため、母に認められるため。過酷さはある種の救済。 だけどこの映画が本当に始まるのはここからです。 仲間に、ゲイだとばれた―
体長2.5cmの靴をはいた小さな貝と友だちになって、一緒に暮らす映画を上映します。実写とコマ撮りを組み合わせた映画なんですが、おうちの中をマルセル君がチコチコ歩く映像の破壊力、ヤバいです。心のやわらかいところをギュッとさせるストーリーも今年一。大好き。予告編、何度も何度も観てしまう。
話題作『グレート・インディアン・キッチン』を4/1(金)より上映します。間違いなくこれはあなたが観たことのない映画。だけどこれはあなたが実際に見たことのある光景。まずは予告をご覧ください。画面を彩る多種多様な料理。これぞインド映画ですね。さあ動画の続きをどうぞ
画像1枚目の廃棄鉄塔(地上600m)で、画像2枚目みたいなことしたら、画像3枚目になって、画像4枚目になる映画を上映します。笑っちゃうくらい自業自得だけど、続き、めっちゃくちゃ気になるでしょう。600mだって。
アダという名の子供を亡くして山間でひっそり暮らしている羊飼い夫婦が、飼っている羊の一匹から【明らかに羊ではないもの】が産まれてきたので【名前】を付けて自分たちで育てることにする例の映画を上映します。 今日から3人一緒の幸せな暮らしが始まるね、【アダ】。
そんでこっちが8/5(金)から上映するストレスで胃が痛くなる方のレストラン映画です。 twitter.com/sarnathhall/st…
普段なら交流しない見知らぬ人との出会い、車窓を流れるどこかの土地の風景、かりそめのような贅沢なような食堂車の食事、出発地に置いてきた心残り……旅に、とりわけ列車での一人旅に特有の、あの浮き立つような物悲しいような雰囲気をたたえながら、物語と列車は北へと、終着点へと向かいます。
代表作にも関わらずこれまでほぼ上映されていない『テオレマ』という作品です。パゾリーニ作品はデパ地下のパン屋で売ってるやたら硬いパンみたいに噛み応えがあって、だけどじっくり噛むと複雑で奥深い味わいがします。教養という義歯で咀嚼すれば美味、でも感性という自歯で嚙みちぎってもいける。
ニコラス・ケイジのことが好きすぎるペドロ・パスカル(大富豪で犯罪組織のボス)が誕生パーティーのゲストに超高額ギャラでニコラス・ケイジ(金欠)を招いて強引に仲良くなろうとする映画を上映します。それにしてもこのニコラス・ケイジ役の俳優さん、とても上手く特徴を掴んでますね。あ、本人ですね。
あとは「奥さまの名前はアリス。旦那さまの名前はジャック。二人はごく普通の町でごく普通の生活を送っていました。ただ一つ違っていたのは……奥さまを演じているのはフローレンス・ピューだったのです」 「じゃあ絶対に普通じゃない町ですね」な映画。 twitter.com/Sarnathhall/st…
当館では空気がぐっと冷えていく12月の9日から『ペルシャン・レッスン』を上映して、年が変わって大気が凍て尽くす時節に『ヒトラーのための虐殺会議』を上映します。覚悟を。 twitter.com/Sarnathhall/st…
高齢を理由に仕事を解雇されて(私もそろそろ…)と考える人、申請を受け付ける市役所の親切な青年、逝く日までを親身にサポートするコールセンターのスタッフ。誰もが「プラン75」という仕組みの中で物を考え、生きている。だけどほんとうは、彼らが扱っているのは自分の、他人の、命そのもの。
魔人は語る。シバの女王の情念に、オスマン帝国の王位継承に、あらゆる知を求めた女性の才能に、立ち会い、関わり、そして愛、こみいった愛と運命のひとひねりによって幾度も封印され解放されてきた顛末を。さあ驚くべき物語は全て学者に語られた。彼女が願いを口にするのか否か、最後の物語が始まる。
たった1本の映画だけを自分の監督/脚本/主演で撮って、その1本が人々の、とりわけ映画の作り手たちの心の中にとくべつな位置を占めることになった女性がいます。彼女の名はバーバラ・ローデン。伝説のデビュー作にして遺作、"小さな宝石"と称され愛され続けている『WANDA/ワンダ』を今夏上映します。
世界が注目するインドの教育プログラム「スーパー30」の誕生を描いた映画『スーパー30 アーナンド先生の教室』は10/14(金)から上映です。泣いて笑って感動して…健康のためにもインド映画成分は定期的に摂取しましょう。