それはワリカンです。もちろん食費も自己負担。どうしてもお金ないって時は寄付金ベースの基金から立替えますが、それも底無しじゃない。なので手持ちの資金が無くすぐの就労が難しい場合は生活保護が第一の選択肢になります。で、その場合だって「満額(雑な言い方になりますが)」出るわけじゃない→
「保護施設に入ってるなら生活保護いらない」というリプいただきましたが誤認です。民間のシェルターにはいろんな運営形態があります。例えばうちはシェルター事業はどこからも委託・助成を受けてないので運営費は完全に持ち出しです。で、家賃は家主さんのご協力でタダですが水光熱費はかかります→
もちろん中には利用者に不適切かつ不必要な自己負担を設定してその分を生活保護から…という団体もありました。今でもあるでしょう。それが忌むべき「貧困ビジネス」です。で、それについても申請時にガチで調査されます。もちろん自治体によっては調査に穴があり悪質団体が生き延びているようですが→
家賃かからないならその分は出ません。事前に水光熱費含む実費負担の実績から概算し、ほんと最低額しか出ません。それも施設に直接ではなく利用者さんの受け取りです(これは条件によって異なります。あくまでうちは、の場合です)。なので施設が「儲ける」ことなんてできないんです→
シェルターの運営(水光熱費や食費含む)が全額委託費の団体さんもあるかもしれません。その場合も利用者が自己負担しない部分は出ません。しっかり調査されますから。つまりいろんな運営形態のシェルターや施設があって、生活保護はあくまでも「利用者が自己負担する分」のみに適応されます→
できるだけ保護件数を減らしたい行政も必死で対策してます。 要は「施設に入ってるから生活保護は必要ない」というのは間違いです→
人生何があるかわかりません。「シェルター入ったら生保要らない」と誤認されている方も、今後なにかのきっかけで住居がなくなり仕事もなくなるかもしれません。その時は躊躇なく支援を頼り、どこに住んでも生活保護という選択があることを覚えておいてほしいなぁと思います。
そもそも働けるかどうかは受給において関係ないです。なのに「働けるよね?なら申請受け付けません」が横行してること自体が重大な「不正」です。それを「おかしい」と訴えること、でも目の前の人に今支援を届けるために「納得させられる働けない理由」を説明すること。それを両立させてるのが現場です twitter.com/marikakonosu/s…
同感です。「無報酬が褒めてもらえる」のだとしたら、その構図が支援の質を悪化させる要因のひとつだと考えます。金銭的な報酬が得られなければ人は感謝や承認を当事者や世の中に求めてしまうから。それは支援が「歪む」危険なトリガーです twitter.com/19hz/status/16…
自分が少しでもコンディションを崩すと私自身の中に妙な欲求(褒められたい感謝されたい)が生じてしまうことを痛感し、今はきちんと自分にも報酬を払ってます。と言ってもほんと微々たる額ですし自分に払った分の多くは団体に寄付でしてバックしてるけど、それでもちゃんと報酬が発生する仕組みは大切
あと生活基盤が安定してないと良い相談支援はできません。安心して働けないから。もちろん「適正な額」はあるだろうけど、無報酬や最賃程度の自己犠牲的働き方が褒められていいわけじゃないし誇らしいわけじゃありません。
どこにも父親がいない(育児は母親の役割でスマホ育児は母親の責任という前提になってる) エビデンス示されてない(脅しになってる) これを医大の協力で行政が作って医療機関に貼っちゃうんだね。「もうすこしがんばりましょう」って誰目線なんだろ
こういうしれっとじわっとポップに母親を追い詰める表現はメディア云々よりよりずっと「子育て」に悪影響だと思います。で、まだまだそういう表現がありふれてる
様々な情報が有機的に相互作用して成長する子どもの行動のうち大人にとって好ましくないものだけ取り出して「新しいメディア」のせいにするのは雑すぎるし、その主張は「子育ては母親の役割」「子の問題行動は母親の愛情不足が原因」といった言説大好き層と親和性が高い。科学じゃなくてイデオロギー twitter.com/marikakonosu/s…
オンラインも電話も「話を聴く」サービスはたくさんある。でもその先の家・食・お金を提供してる団体は少ない。本当に少ない。だから相談の件数に対して実際の「支援」の件数はどうしても少なくなる。家も食もお金も提供するのに人も予算も必要だから。そしてめちゃめちゃ大変で心も生活も削られる
だからね、本来なら行政の責任で制度整備されるものだと思う。民間に丸投げするんじゃなくて。必要なのは事業ではなく制度。そうでなければ受益者が偏りすぎてしまう。だけどどんなに制度化しても必ず隙間は生じて、私ら民間はあくまでもその隙間を埋める小さな存在でありたい。と、個人的には思ってる
シェルターが少ない 公営住宅は条件が厳しいし数も少ない 食料やお金の現物支給は世帯単位が基本で世帯の中で暴力や搾取やネグレクトの被害に遭ってる人や子どもには届かない これは全て制度の問題。行政が直接携わるべきことがらです
ってことは、既に大抵の民間団体は口を酸っぱくして訴え続けてるんだよね(そのはず)。でもなかなか変わらない。なんちゃら事業だけが増えていく。だけどそもそも受諾できる団体(特に住居支援)が少ないからどうしても少数の団体に依存する形になってしまう。だから必要なのは事業ではなく制度。
ほんとそう。「多世交流」を銘打った場所で子どもが大人のケア役になったり大人が子どもの過ごし方に口うるさく介入したりで結局子どもが居心地悪くなったり「いい子」になっちゃって…なんてザラです。喜んでるのは支援者だけ twitter.com/lessor_tw/stat…
「私にしかできない仕事」なんて実はほとんど存在しない。でも「私しかやろうとしない仕事」はわりとあるなぁと思う
何もしてくれなかった ひどい対応された そう聞くことはありますが、それは私たち自身もどこかで言われていることだと思うようにしています。ギリギリの資源で活動する私たちと、傷つけられ裏切られた続けた人たち。葛藤やすれ違いが生じないはずはありません twitter.com/NoriakiImai/st…
拡散は意図では無いのでスクショお借りします。貧困の(リスクの高い)女性たちにとって避妊は自分のからだ・生活・将来を守る大切な手段です ということはおそらく理解した上で、こう書けば燃える・ウケるからあえて書いているのだと思います。ネタとして消費してるだけ。なおのこと醜悪です twitter.com/ecog20/status/…
望まない妊娠や性病罹患の背景は様々。それを第三者が救うべきか否かを裁いていたら誰も守られなくなる。しかも泥を被らずに済む高みからの(しかも妊娠するリスクのない立場からの)ジャッジはゴミほど何の役にも立たないだだの暴力です。さらにこのツイートは事実に反し不当に団体を貶めるヘイトです
何を書いても火に薪をくべるだけ、火の粉が自分にも降りかかりかつ様々な価値観の対立が起きている中で、意見表明を避けている支援職も多くいるかと思います。ですがこのツイートには価値観や立場や職種を超えて、特に若者・子どもの支援に従事する人たちは明確にNOと意思表示すべきではないでしょうか