SDGsだなんだということでこども食堂に寄付したりなんだりで「貧困問題に取り組んでます」な企業さん増えてきてますがそんなことより従業員の賃金上げて非正規の人たち正規雇用にして子育て中の親さんや若者を安心して働ける条件でたくさん雇ってください。その方がずっと効果的です
夜職してるシングルマザーに「子どもがかわいそう」「昼の仕事探せばいいのに」と仰る福祉や教育等の有資格専門職のみなさん 一度ハローワークに行って出産育児でキャリア中断した子育て中のひとり親女性にどんな条件の求人がどのくらいあるか実際どのくらい採用されてるか社会勉強してみたらどうかな
毎年独り暮らしを始める女の子たちに飲み会ではグラス手放さず席外したら交換する、最寄駅は教えない、帰宅の道はたまに変えて夜道は一人で歩かない、宅急便はコンビニ受け取りで大きなものを受け取る時は友達呼ぶみたいな話をするけど、男の子の親さんは同じ熱量で「加害しない」ことを教えてるのかな
校則を守らない「悪い子」と評判の生徒さんと面談すると、ちっとも「悪い子」なんてことはなくて、ただ合理性をすごく大切にする子だったってことは珍しくない。校則に合理的な理由が見出せないから受け入れられない。理由をちゃんと説明されないから納得できない。つまり、実はとっても真面目さん
「社会貢献したいんです」という高校生からインタビューを受けることが増えた。授業でそういったプログラムもあるらしい。ただほとんどのケースで、その子が「貢献」したい「社会」の中にその子自身が含まれていないと感じる。だからまず「その社会のどこにあなたはいるの?」という問いから始まる→
某所で子どもたちと雑談してたら「それあなたの感想ですよね」と言われたので「そうですよ、私の感想ですよ。で、あなたの感想は?」と返したら、まあ黙っちゃったよね。いいんだよ、感想で。聞かせて欲しいのはあなたの感想です。
女性だからって水餃子の半分野菜にされたツイート同じ経験山ほどあるから共感して読んだけど、個人的に最悪の経験は海鮮系の食堂に入って日替わり定食(煮魚と刺身)頼んだら勝手にサラダ目玉焼きパンコーンスープにされたことかな。見た目「外人」だから魚もご飯も苦手だろうって「配慮」だったらしい
たまに「寄付した返礼に子どもたちからの感謝の手紙がほしい」とリクエストされることがありますが、お断りします。心地の良い場所も食事も危機からの避難場所も本来子どもたちが当たり前に得るべきものです。当たり前のことへの感謝は大切、でもそれは誰かから強制や期待されるものではないと考えます
理不尽でマッチョな部活をやめようとすると「部活くらい続けられないと社会で通用しないぞ」と脅してくる教師がちらほらいるようですが、「部活くらい」やめられなきゃ将来パワハラ上司やブラック労働やDV配偶者に捕まった時に自分を守れないので、さっさとやめましょう
「健康的な食生活」って高価なんですよね。調理には時間もかかる。困窮すると「野菜高すぎて疲れすぎて子どもに菓子パンばかり」になってしまう家庭は珍しくない。カロリーは安い、栄養は高いんです。体型から勝手に生活をジャッジされ批判される、まさに困窮する人が抱えるしんどさのひとつです twitter.com/mentalist_daig…
「政治に関心がない若者」の前に「若者に関心のない政治」があるのだと思う。ケアされないのに一方的に関心を求められても、つらいだけ
どこにも父親がいない(育児は母親の役割でスマホ育児は母親の責任という前提になってる) エビデンス示されてない(脅しになってる) これを医大の協力で行政が作って医療機関に貼っちゃうんだね。「もうすこしがんばりましょう」って誰目線なんだろ
「お金がなくて困っている」という家庭を訪問するとモノで溢れていて特に子どものおもちゃ(特撮系アイテムやゲーム機)が山ほどあったりする。これは単なる無計画な散財ではなく「子どもに説明しNOと言う」や「必要なものとそうでないものを仕分ける」エネルギーが欠乏しているから。それこそが貧困→
面談で職業を尋ねると「働いてません」「無職です」と答える女性たち、みんなすごく働いてる。家事、育児、看病や介護、PTA…みんな労働。ただし無償の。男女問わず働いてない/働けない人はいる。でも多くの「働いていない」とされる女性は、実は「無償労働をしてる女性」です。みんな「働く女性」です
生活保護、1人で申請行くと断られてソーシャルワーカー等が同行するとOKになる場合がかなりある。実は窓口での「渋り」なんてその程度。でも同行者見つからない、そんな場合は日弁連のこのパンフレット持って行って窓口に見せながら申請することをお勧めしてます。 nichibenren.or.jp/library/ja/pub…
学校で「ちゃんと手を洗いなさい」って指導するなら、お湯が出るようにしてほしいなぁ。今日なんか最高気温も氷点下。氷より冷たい水で「ちゃんと」洗うって、なかなかに拷問だよ。
ヤングケアラーについての会議で「昔は学校休んで家の手伝いなんて当たり前だった」って言ったり性的虐待についての話の中で「昔は10代が父親と風呂入るなんて当たり前だった」って口を出してくる御年配の人がいるけど勝手にそう思ってくれていいから黙っててください。もうあなたの時代ではありません
ひどいことを言ってくる人に、同じようにひどい言葉を返したくなる。でも、それでは同じ土俵に上ることになると、ぐっと堪え、相手を傷つけないように貶めないようにと、丁寧な言葉で返す。そうすると相手は、ますます大きな声でもっとひどいことを言ってくる。叩いてくる。その繰り返しだった
月経が急に来てナプキン持ち合わせていない生徒が保健室でナプキンをもらうと、それを「後で買って返す」ルールにしている学校がちらほらあるようなのだけど。その学校は怪我をした時に手当てした絆創膏も買って返させてるの?トイレットペーパーも使った分を返させてるの?なぜ生理用品だけなん?
母子家庭の「発生を抑える」のではなく、母子家庭だろうがどんな家庭だろうが貧困に陥らない仕組みが必要です。10代の妊娠も同じ。10代で妊娠しても安心して暮らせる社会の実現と望まない妊娠を防ぐ手立ては両立するし、相互補完する。 政治の仕事は母子家庭の撲滅ではなく、貧困の撲滅です。
「親が嫌いです」という子がいる。親は「反抗期で」「思春期で難しい時期なんです」と言う。子どもたちからよくよく話を聞くと「そりゃ嫌いになって当然だわ」ということを言われたりされたりしている。それを親に伝えると「親子なんだからそのくらい許される」と思ってることがわかる。親子、反抗期、
女の子は「(男の子に比べて)早熟だ」とされて、学校で「世話係・雑用係」を担わせられることがまだまだある。女子は頼りになる、しっかりしてる、そんな風に持ち上げながら大人のサポート役を任せる。だけどもう一方で「女の子」は無知で経験不足のラベルにされて、搾取の対象になる。おかしい
障害は個性、不登校は不幸じゃない。現場でもそんな言葉が聞かれる。その個性や「不幸じゃない」の中身を尋ねると、絵が得意だからアートで活躍してほしいとかプログラミングが好きだからその道に進んでほしいというような願いが(大人から)語られる。「社会の評価」から抜けられない息苦しさを感じる
もう何年も何年も前のこと。当時勤めていた精神科医療機関での事例検討会で。ストレングスモデルが流行り始めていた頃だったので、御多分に洩れず「この人の強みはなんだろう!」みたいな流れになっていた。ひとりの後輩が「人当たりが良くて好かれるところです!」と発言した。「ん?」と思った→
たまに「こども食堂で子どもたちに○○の話をさせてほしい」という要望が届く。海外ボランティアの経験とか食育の話とか。他には歌を歌ってあげたいとか。「いいですよ、でもうちはどう過ごすかを子どもたち自身が決めるので、大人が『さあ話を聴きましょう』と指示しないし特別な時間は設けません→