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こども食堂は社会的孤立という課題における制度の「隙間の居場所」です。サードプレイスとしての意義はありますが貧困対策ではありません。貧困対策にしてはいけません。私たちへの支援を「子どもの貧困対策やってる風」の宣伝材料にしないでください。ひとりのこども食堂運営者からのお願いです twitter.com/kishida230/sta…
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貧困の中を生きている子ほど「こども食堂」の必要性が高いのはひとつの事実です。ですが、貧困により社会的孤立のリスクが深まるほどこども食堂に繋がることは難しくなります。私たちは無力です。私たちを中継したのでは必要な支援が届かない人たちがいます。政治にしかできないことをしてください
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逆境は言葉と機会を奪う。「当事者の声」を聴くことは本当に大切で、あらゆる活動や制度設計と中心に置かれるべきだけど、人が「声を上げられる」ようになる時は既に「元当事者」であることがほとんどだったりする。特に子どもの困難については。当事者であった人たちの声を中心にしつつ、でも
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産み控えって…「10万円もらえるなら産むか!」ってなると本気で思ってのかな。そしてお金がかかるのはむしろ中学生〜高校生。こんなんより児童手当18歳まで延長・増額・所得制限撤廃をはよ。
>0~2歳児がいる家庭に子育てクーポン支給 「産み控え」解消狙い | 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20221…
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お願いだからさ、そろそろ「今生きている子たち」を幸せにする政策をきっちり出してください。今生きている子たちが大切にされない世の中で「これから生まれてくる子どもたち」が大切にされるわけないんだから。
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クーポンにしても「こども食堂支援」にしても根本的な課題には触れずに小手先の「わかりやすい」施策がまかり通るのは、仰る通り「チョロいモノ」という発想があるのだと思います。そしてその発想を支えている「子育ては親の責任」という規範意識はまだまだ多くの人の中にこびりついていて、 twitter.com/takebata/statu…
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不機嫌で他者をコントロールする大人がかつて身近にいたせいか、今も大きな足音やドアを閉める音を聞いたり話しかけても返事がないと心臓がバクバクして手に汗をかいてしまう。そして「不機嫌で他者をコントロールできる」ことを学んでしまったので、自分も子に対してそうしてしまうのではないかと怖い
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「親が嫌いです」という子がいる。親は「反抗期で」「思春期で難しい時期なんです」と言う。子どもたちからよくよく話を聞くと「そりゃ嫌いになって当然だわ」ということを言われたりされたりしている。それを親に伝えると「親子なんだからそのくらい許される」と思ってることがわかる。親子、反抗期、
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思春期。そんな言葉に甘えて目の前の子どもの声から耳を塞ぎ続けるなら、そう遠くないうちに見限られると思う。親が、子どもから。見限られるならまだいい、見限ることができず葛藤を抱えたまま添い続ける子もいる。そうなったら、親はただの暴君です
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約束を守らない、容姿をからかう、人前で貶める、勝手に私物を捨てる、嘘をつく、無断でプライバシーを他者に晒す、他人には絶対にやらないことを「親子だから」で許されると思ってる。それは支配。「親子だから」で許されると思ってる「よくある子育てトラブル」も、ニュースになるような虐待も、
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「支配」という文脈で地続き。
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「ひとりでいたい」「秘密を持ちたい」という自由が守られないと「つながり」なんて苦しいだけだし、「NOと言う」「文句を言う」権利が守られないと支援なんて受け入れたくない。それが当たり前。
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「話の聴き方(いわゆる傾聴の技法)」について研修講師を依頼されることが度々あるけど、話の聴き方よりも「なぜ話が聴けなくなるのか」を知る方が大切だと思う。相手との関係性、自分の状態や欲求、自分の中で何が起きているかと何がそれを引き起こしているのか、その原因と対処
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1週間弱親元を離れて沖縄に滞在する高2娘氏。上間陽子さんの本を読んでからの離陸。到着後同じく本土から来た関係者(教員)が挨拶で「沖縄良いところだよね!住みたい!」と言っていたことに対してとっても「もやった」と。これが上間さんの書いていた「声が届かない」と言うことなんじゃないかと
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外からの、そこから離れられる人たちからの、差別や偏見だけでない、時に無邪気でむしろ善意や好意からのジャッジメントがマイノリティの声を遮ってしまう。「悪気はないんだし」で対話や反論が封じられてしまう。その積み重ねだったんだろうねと。だからまず「知る」「聴く」があるはずだよねと
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数冊の本が彼女の無邪気な楽しみを奪った。でも奪ってよかった。本人も奪われてよかったと感じている。
それが多分、知るということ。
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この「無気力・不安」という選択項目は削除した方がいい。子どもを不安させている要因が分からない、つまりただの「わからない」だから。そのわからないは「聞けていない」つまり「話してもらえていない」と同じ。子どもは信頼の置けない相手に本音を言わないし→ twitter.com/asahi_school/s…
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毎年このアンケートから分かることは「不登校の要因」なんかじゃない。学校がいかに子どもの声を聴けていないかということ。聴ける場所になっていないということ。だから具体的な対策(いじめ・ハラスメント・ヤングケアラー等家庭要因の場合の福祉的支援)につながらない。そりゃ増えるよ、不登校。
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月経が急に来てナプキン持ち合わせていない生徒が保健室でナプキンをもらうと、それを「後で買って返す」ルールにしている学校がちらほらあるようなのだけど。その学校は怪我をした時に手当てした絆創膏も買って返させてるの?トイレットペーパーも使った分を返させてるの?なぜ生理用品だけなん?
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毎回もらいに来る子がいるとしてそれがいけないとは思えません。生理現象です。トイレットペーパーは誰もが備え付けのを使います。怪我をして手元に絆創膏がなければもらいにいきます。でも「自分で買う習慣」はいずれ身につきます。なぜ生理用品についてのみ子どもに対して責任を求めるのでしょう? twitter.com/deshi_gugu/sta…
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なるほど、そもそも予算が組まれてないと。ダメじゃん。そこはぜひ保健衛生にかかる予算を増やし、女の子の健康に直結する生理用品も基本設置の備品としてください #文部科学省 さん、#厚生労働省 さんも twitter.com/marikakonosu/s…
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頼るな甘えるな安易に助けを求めるなと突き放されてきた子どもたちがその下の世代に同じことを繰り返す世の中より、頼ってね支えるよ助けを求めていいんだよの言われ続けた子たちがその下の世代にも同じ言葉をかけていく。そんな世の中の方がいいなぁ、私は。
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「誰かの役に立ちたい」という想いは尊いけれど、「誰の役にも立てない自分はダメだ」になるとそこから「(誰かの/世の中の)役に立たない人間に価値はない」までわりと距離が近いから、注意が必要。
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「話を聴いてくれたり認めてくれたり助けてくれる大人が周りに誰もいなければ、私たち子どもはどうしたらいいんですか?」
という真っ直ぐな質問を度々受ける。「どこかにはきっといるから諦めないで」なんて簡単に言えない。なぜ子どもたちが「助けてくれる大人探し」の努力をしなきゃいけないの?
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某所で子どもたちと雑談してたら「それあなたの感想ですよね」と言われたので「そうですよ、私の感想ですよ。で、あなたの感想は?」と返したら、まあ黙っちゃったよね。いいんだよ、感想で。聞かせて欲しいのはあなたの感想です。