子どもにモノを買い与えてしまう。 「けしからん貧者」の内側には、貧困故の複雑な葛藤がある。ここに書いたのはただの一例。だから「けしからん」ように見えても、その怒りや嘲りを文字にする前に、一寸「私には分からない何かがあるのかもしれないな」と指を止めてみてほしい。
「お金がなくて困っている」という家庭を訪問するとモノで溢れていて特に子どものおもちゃ(特撮系アイテムやゲーム機)が山ほどあったりする。これは単なる無計画な散財ではなく「子どもに説明しNOと言う」や「必要なものとそうでないものを仕分ける」エネルギーが欠乏しているから。それこそが貧困→
自分で食べるために5房盗んだ技能実習生。そして合計31房盗んで転売目的が疑われる日本人男性。どうして前者が見出しになるんだろう? twitter.com/mainichijpnews…
「その子と合わないと感じて個人的に距離を取ろうとしたらいじめになってしまった」は珍しくない。それを後押しするのが「みんな仲良く」という学校の同調圧力。みんな仲良くなんて不可能。「合わない子・好きになれない子とどうお互いを傷つけず距離を取るか」の方が子どもにとってずっと有意義
なんというか。アーティストの性犯罪にまつわる同様の事案と展開は多々あったけれど、久しぶりに、すごく久しぶりに、というか初めてなくらい、関係者によるとても真っ当で優しくて「逃げ」の一切ない説明を読んだ気がする。私はアクタージュ大大ファンだったけれど、その想いを弔ってもらえた気がする twitter.com/uszksr/status/…
炎天下でマスクつけた子どもに妖怪の絵を描かせる学校も、それを批判的に報じられないメディアも、どっちも終わってる。 twitter.com/nhk_news/statu…
私も「もし全身が全く動かなくなったらいっそ死んでしまいたくなるだろう」と考えることがある。私がそう考えるのは、この社会が「何もできない人」に対して厳しく冷たいことを知っているから。だからまず「何もできなくても」生きていたいと思える社会にしよう。「死ぬ権利」云々の議論はそれからだよ
髪を切ったら教師から「ツーブロックに見える。切り直せ」と言われ、再び美容室に行って切ってもらったら「まだツーブロックに見える。切ってこい」と言われ、ほとんど坊主頭になってしまった子がいた。女の子です。ツーブロックはダメで、無理やり坊主にするのは許される。後者の方がずっと野蛮なのに twitter.com/u1_ikegawa/sta…
親支援・大人支援へのアレルギー反応を緩和するために「子どもの貧困」という言葉は作られた。でもその結果、支援の矛先は問題の本質からどんどん逸れてしまった。 貧困の中暮らす子どもはたくさんいるけれど、それは「子どもの」貧困ではない。そろそろちゃんと大人の貧困・親の貧困に向き合おう。
「子どもの貧困」という言葉が広がったのは「大人(親)の貧困」だと自己責任論によって支援への支持が得られないから。子どもには無条件で同情が集まる。それを「子どものため」に利用しようとした結果「応援」の対象が子どもの自助になり、最も必要な社会保障による親支援の拡充は後回しにされていく
何度か言ってるけど「子どもの貧困」って言い方そろそろやめたい。子どもはひとりで貧困になれない。それは親の貧困であり大人の貧困。「子どもの貧困」という独立した問題があるかのような言い方をすると「子どもを応援すれば子どもは自力で貧困から抜け出せる」って誤認が広まる。子どもの責任になる
当地ではしばしば「子どもを産めば産むほど金持ちになれる」と言う人に出会う。「高校まで出せばあとは働いて稼いでくれる」「男なら嫁をとって稼ぎ手が増える」「介護の心配もない」「だから数は多い方がいい」と言う。子どもが大学に行くことや、他の土地で暮らすことは、全く想定していない
不登校の子に「別室でいいよ!週1回からでいいよ!放課後でもいいよ!家庭訪問するよ!文通からでも!」って選択肢を並べると、かえって追い詰めてしまうことがある。選択肢があっても辛くて怖い気持ちは消えない。そして「選択肢があるのに選べない、期待に答えられない自分」がますます苦しくなる。
「日本に人種差別はない」と言う人に出会うたび、「ガイジン」「バイキン」「日本から出て行け」と言われ学校でいじめられたかつての私が「いじめられたのはお前に何か非があるからだ」と言われているような気がして、胸がひどく痛む。今でも。
各地で運動会の中止が検討されている。中止反対派は「運動会が無くなったら悲しむ子がいる」と主張するけれど、実は運動会が苦痛で大嫌いな子は一定数いる。そういう子の声は大人にとって望ましくないから封じられてしまう。子どもの声を理由に持ち出すなら、都合の良い声だけ取り上げるのはやめよう。
休業補償のための助成金申請を渋る事業所が多く、補償を受けられない(欠勤を余儀なくされるか無理して働くしかない)という非正規労働者からの相談が既に複数寄せられています。事業主への支援は必ずしも生活者への補償につながりません。このツイートこそ不確かです。状況を正確に把握してください。 twitter.com/mhlwitter/stat…