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好きな土地に住めず他人が家の中に入るのを拒めず進路が限定される等、生活保護を受給すると様々な制約を受けることが実態となってる。その実態について権利侵害の文脈から批判・検討されてこなかったのは「支援と引き換えに制約を受けないと自立しない」という思い込みが根深いからだと思う
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でも地続きなのは多分みんな同じ。私もそう。無意識に命の線引きをしてしまっている。そうしていない、と断言できる自信はない。だから意識的に言葉を選んで、理性と想像力を使って強く「違う」と言い続けなきゃいけない。
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頑張ってるかどうかって関係ない。能力の有無も関係ない。意欲云々も関係なく受けられるのが生活保護をはじめする福祉です。真っ当な意見のようでとても危うい見解。権利に条件を課している姿勢は、件の動画と地続きであるように思う。 twitter.com/nanatakamatsu/…
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弱さが許せないのは怯えているから。「自分は違う」と盲信したいから。差別と排斥の根っこには恐れがある
あれだけ裕福で多くの本を読んでもその怯えから逃れられないのだとしたら、氏の発言を「差別はダメだけど言ってることはわかる」と許容する分厚い層が存在するのだと思う。それが怖い
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影響力や発言力を持つ人の優生思想的発言は本当に危険。辛口なんて言葉で片付けられない。発言そのものが攻撃だし、現実的な攻撃や加害を誘発する恐れもある。
加害性は誰にでもある。でも理性と想像力が機能していればブレーキはかかる。発言にNOを突きつけることで、社会的なブレーキをかけたい。
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発言力と引き換えに想像力を失ってしまったような人がいる。私たちはおしなべて、誰もが、生活保護を受ける可能性を持つ。ホームレスになる可能性があった。毎日ちゃんと目を開いて人の言葉に耳を傾けて生活していれば、そう想像するのは難しくないはず。「人の心が読み取れる」と豪語するなら尚のこと
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自分もいつか「弱者」になるかもしれない
環境が違っていたら自分も「弱者」になっていたかもしれない
その想像力が社会を支えてる。人が「弱者になる」要因を個ではなく環境の側に求めることで、社会は発展してきた。弱者を「殺さない」ことで安心と多様性が守られてきた
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「痩せたい」と願う女の子の足元には「痩せたいと思わせる社会」が広がってる。痩せたい、痩せなきゃって焦燥し自分を追い込む個人の問題ばかり扱ったんじゃ、治療や支援がしんどくなると思う。「痩せ」への外的な圧力こそ病。ルッキズムについては支援の場でもっと積極的に語られていいと思う。
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見えてない、聞こえていない、あるいは見えて聞こえてても無視できる。あるいは勇気づけられるとか感動させられると思ってる。それが特権。おそらくこの人はその特権を体感してきたのだろうし、だからとっても正直で率直なツイートなんだと思う。だからこそ、受け入れ難い。
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機会の平等はオリンピック精神の柱のひとつであったはず。メダルって、特権なの?
しかもこのコロナ禍においては会いたい人に会うのも行きたいところに行くのも諦めた人がいる。生活と健康が犠牲になりスポーツを楽しむことが許されない人がいる。そんな人たちは見えてない、聞こえてないみたい twitter.com/yuking1125/sta…
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きっぱりNOと言っていい時に言えない、言葉が出てこない、空気を読むのを優先してしまう。そういうのを「大人の対応」と言って流してしまうの、やめにしませんか?
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あの気持ち悪い動画もう2度と見たくないんだけど、ただ「他人の持ち物に噛み付く」ことが気持ち悪いのではなくて、今まで散々されてきた「男性が(歳下の)女性限定でやらかしてくる、本人にとっては何気ない、でも私の尊厳を叩きのめす無自覚なハラスメントの数々」がプラバしてつらいんだと気づいた
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前から気になってたこと。病院や役所等で見かける同行支援中らしい支援職、ほとんどの人が首から名札下げてる。「○○児童相談所」とか「○○福祉事務所」とか「○○病院」とか。それって隣にいる人や子がどこでどんな支援受けてるか他己紹介してるようなもので、当事者のプライバシー垂れ流し状態だよ
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子どもに「支援を求める」「避難する」努力やアクションを要求する前に、私たち大人のどんな行動や価値観が子どもを苦しめているのか、私たちがどう変わるべきかを強く強く発信しなきゃいけないと思う。キャンペーンの有効性は否定しない。でもメッセージを向ける先は子どもだけじゃない。まず大人。
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子どもを「死にたいくらい辛い気持ち」にさせてるのは大人の側です。大人が作った構造の中で苦しめて、8月に大人がわーっと盛り上がって、大人が相談して!逃げて!って言って、相談を受けるのも大人で。その枠組みの中で「相談して」って言っても、その言葉を信頼してもらえるかな
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子どもに相談することや逃げることを要求しても、それを受け止める姿勢が私たち大人にある?理不尽な抑圧や見通しの立たない不安定な社会情勢や進路へのプレッシャーや格差やひとりひとりに目の届かない教育環境や暴力や搾取にあってる子を救えない仕組み、これ全部大人が作ってきたこと
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8月になってまた #学校ムリでもここあるよ が始まるだろうけど、子どもたちに「相談して!」「逃げていいよ!」って言うだけじゃなくて子どもたちを「死にたいくらい辛い」にさせてる側へのメッセージを強く発信していきませんか?8月に子どもの自死は増えるけど理由はそれまでの毎日の中にあるんだよ
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勇気だの感動だのを届けられても誰も救われない、誰も幸せになれない、そもそもそんなの届かない、そういう世界線で生きてます。
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オフライン環境で苦しんでる子たちと少しでも繋がるためにスクールソーシャルワーカーというポジションに居続けてる。フリーランスの立場ほど柔軟に動けないけど「公」でないと介入できない事案は少なくないから。団体の運営・フリーの活動との両立はなかなかしんどいけど、どれかひとつ欠けてもだめ
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承前)携帯無い、LINEアカウント無い、自宅に固定電話も無い。家庭は困窮して、かつ安全が脅かされてる子も一定数いる。ふつーにいる。アルバイトにも携帯番号やLINEが必要で難しかったり。今はNPOの広報もオンラインが主流だから、そういった子たちは繋がれない。当たり前の外側を視野に入れていたい
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「私は絶対にいじめをしません」と言う人を信用できない。いじめの被害者であっても。私もいじめを受けた。でも私も誰かを排除したり傷つけたことがある。意識的にでも無意識的にでも、きっと誰にでもある。私にいじめのつもりがなくても相手にとっては違うかもしれない。私の「つもり」なんて関係ない
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8巻、キーフリー先生のこの台詞が好き。子どもたちがちゃんと大切にされて、大切にされることで自立していく。大人と子どもの関係性と距離感がが本当に素敵な漫画です。「学ぶ」ことが丁寧に描かれてるのも好き。
#とんがり帽子のアトリエ
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この漫画の優しさは注意書きの配慮だけじゃない。大人と子どもの関係性に表れてる。そのうえ画力が並外れてるし世界観は細部まで作り込まれてるしキャラは魅力的だし、何よりワクワクとドキドキが止まらないストーリーの展開。純粋におもしろい。むちゃくちゃおもしろい。読もう。
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注意書きの先に露骨な性描写があるわけじゃない。だから「この程度のことで?」と思う人もいるかもしれない。そう、「この程度のこと」で傷つき尊厳を損なわれてきた人が沢山いるんです。そして注意書き以降の展開がまさに「この程度のことで?」と言う人たちにNOを突きつけてくれている
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