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子どもはそんなこと気にしないかもしれないけど、だからこそちゃんとしたい。まずあなたに対して自己紹介されるべきで、まずあなたの話が聴かれるべきだと、それが当たり前であるべきだと、そして親子(大人と子ども)という力関係に巻き込まれまいとする意思を持つ大人も存在するのだと伝えたいから
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「生きづらさ」を抱えた人が「生きづらさを生きていく」と言うのはあり。それもひとつのコーピングだから。「生きづらさ」というキーワードで連帯もできる。でも国がそれを言っちゃおしまい。生きづらさは構造の問題でそれは権威によって温存されている。構造の問題を率先して矮小化するな、ということ
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子どもに相談することや逃げることを要求しても、それを受け止める姿勢が私たち大人にある?理不尽な抑圧や見通しの立たない不安定な社会情勢や進路へのプレッシャーや格差やひとりひとりに目の届かない教育環境や暴力や搾取にあってる子を救えない仕組み、これ全部大人が作ってきたこと
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子どもたちから「しんどさ」について聴いたとき、その子個人のエピソードを汲みながら、できるだけ「それはシステム/構造/その運用者に原因があるかもしれない」という視点を共有するようにしてる。直接的でなくても。でないと人は辛さの原因を弱い者に向けてしまい、やがて差別やヘイトになるから
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「学校に行かないこと」と引き換えにもっと高い期待や要求をされるのはしんどいなぁ。「不登校なのに〇〇で活躍」を求められる。学校しんどくて、行かなくなって、でもその代わりにもっと高い期待や要求を(明白にであれ、暗にであれ)提示されて息が詰まりそうになってる子、増えてきてる気がする
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共有したいのは「人権」という文脈そのもの。なのにそのための言葉探しを諦めてしまっていた。「聴衆の多く」を理由にして。
経済効果云々では本質は伝わらない。もし経済効果が生じなければ格差是正の取り組みは無意味ということになる。それは間違ってる。だから人権という言葉から逃げるのをやめた
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お子さんが不登校になると相談に来るのはたしかに「お母さん」が多数です。ひとり親家庭に限ったことではなく、それだけ子育ての「責任」という負荷が女性に偏っているということ。だから「お母さんの」と名付けたのかもしれませんが、責任と負担の不均衡を前提とする=肯定していようで残念です twitter.com/yuhei050723/st…
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影響力や発言力を持つ人の優生思想的発言は本当に危険。辛口なんて言葉で片付けられない。発言そのものが攻撃だし、現実的な攻撃や加害を誘発する恐れもある。
加害性は誰にでもある。でも理性と想像力が機能していればブレーキはかかる。発言にNOを突きつけることで、社会的なブレーキをかけたい。
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むしろ「福祉が不十分なせいでケアの役割を担わせてしまってごめんなさい」って謝るところじゃないか。「頑張らなくていい」「頼っていい」って何なん。それじゃ「頑張ってもいい」「頼らなくてもいい」になっちゃうじゃないか
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好きで不幸になってるように見える人からはみんな離れていく。どんどん孤立する。自分で自分のことが嫌いになる。そして「自分には価値がない」という眼鏡の色はどんどん濃くなって、行動は自滅的で周囲も自分も傷つけて大切なものを失って貧しくなっていく
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あの気持ち悪い動画もう2度と見たくないんだけど、ただ「他人の持ち物に噛み付く」ことが気持ち悪いのではなくて、今まで散々されてきた「男性が(歳下の)女性限定でやらかしてくる、本人にとっては何気ない、でも私の尊厳を叩きのめす無自覚なハラスメントの数々」がプラバしてつらいんだと気づいた
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だから子どももそこから「引き離す」のは、子どもを守るために妥当かつ必要な対処なんです
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「最後のセーフティネット」と呼ばれる生活保護。その「最後」にたどり着くまでがザル、福祉の網の目が粗すぎるんだと思う。粗すぎる網の目のどこにも引っ掛からずこぼれ落ちていきなり生活保護になる。「最後の」と呼ぶなら、そこにたどり着くまでに細かい網の目のネットを幾重にも重ねてほしい。
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【シェアハウス、増えます】女性と親子のシェルター(シェアハウス)がもう1棟増えます。可愛いお庭がついた2LDKのお家です。キッチンとバス・洗面所は共用、トイレは2つあります。1部屋(6畳洋室)のみ入居者を募集します。入居ご希望の方はサイトの条件をご確認いただきメールでお問合せください→
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私たちは自分の人生しか生きられないわけで、つまり78億分の1の生き方しか経験できない。子どもが自分と違った生き方を選ぼうとした時、たかだか78億分の1の生き方しかしていない親がその軸で正解だの不正解だの成功だの失敗だのとジャッジできるはずがないんだよね。
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私も含めて「子どもを守る」を生業とする人が必ずしも子どもの頃「守られていた」わけじゃない。だから「子どもを守る」が何か分からなかったり翻訳がそれぞれ違っていたりする。そしてしばしば「子どもの頃の私はこうしてほしかった」を軸に判断することになるけれど、目の前の子はかつての私じゃない
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5000円近くするもので『生理の貧困』対策なんてありえない(その5000円のために今必要なものを後回しにしろと)
女性が「使用せざるを得ないもの」をゴミ問題と絡める上から目線
洗う負担への無理解
それらが全て男性だけのチームから出てくるグロテスクさといったら。生理はビジネスチャンスじゃない
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「こども食堂が無い世の中に!」みたいな投稿がちらほら流れてくるけど同意しない。学校と家との間にふらっと立ち寄れる、枠を超えた関係性が築ける、そしていつもと違う人たちと美味しいごはんが食べられる、そんな場所を願ってこどもたちはやって来る。ただそれは「こども食堂」に限らなくていい→
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日本には「みんな」はうんざりするほどたくさんある。でも「わたしたち」はほとんど無いように思う。
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この漫画の優しさは注意書きの配慮だけじゃない。大人と子どもの関係性に表れてる。そのうえ画力が並外れてるし世界観は細部まで作り込まれてるしキャラは魅力的だし、何よりワクワクとドキドキが止まらないストーリーの展開。純粋におもしろい。むちゃくちゃおもしろい。読もう。
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ほんまこの子の言う通り。大切なのはその人それぞれに必要な/可能な健康を維持する手段としての運動の機会確保で、好きや嫌いの問題じゃない。ただ「嫌いにさせる」要素満載な学校体育のあり方は見直してほしい。 twitter.com/ok_1teacher/st…
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だから「差別禁止」ではなく「理解促進」になっちゃう
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「トラウマだ」って気づいた時から変われる。たくさん失っても、そこからまた新しい関係性や生活を構築できる。でも失ったものは取り戻せない。トラウマを癒すことよりも、トラウマによる色眼鏡をかけて生きていく中で誰かを傷つけてしまった、その痛みを癒すことは難しい。だから気づきは早い方がいい
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結果として「子どもを助ける」ものになりました。ですが家に呼んだり泊めたり食事や物を提供したりプライベートで行動を共にしたりという行為は「良い教師の行い」として一般化されて良いものではありません→