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国立美術館でもどこでもやってますが…… twitter.com/katsuyatakasu/…
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伊丹十三の、とくに『マルサの女2』以降顕著となった「テーマをセリフで語らせる演出」「絵解きのような画面」は無論、確信犯だろう。黒沢清の「(伊丹さんには)どこかに自分の映画を褒める人間はみんなバカだという軽蔑があ(った)」(『黒沢清の映画術』)という言がまさに言い当てているように。
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吉本興業と政治の癒着は「まちこわし」を着実に進行させた。大阪だけではない。映画祭を足がかりに教育事業の拠点が置かれようとしている沖縄。江戸城再建を謳う元県知事を擁する神奈川。彼らが進める「地域活性」は、本来のローカルカラーを剥ぎ取り、見せかけのローカルカラーを付与するものである。
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どんな相手とでも「とにかく議論することがたいせつだ」という主張はよく見聞きするが、そういうひとには『十二人の怒れる男』のこの場面の意味をよくよく考えてほしいと思う。 twitter.com/torusano1124/s…
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「不謹慎」と批判されうる題材をなぜあえてコメディにするかというと、そこにはコメディの方法論でしか表現できないニュアンスやメッセージがあるからで、たとえばメル・ブルックスの十八番であるナチス・ホロコーストネタは彼の強烈な当事者意識に根ざした、笑いによる抵抗、批評となっている。
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「森友問題は朝日と野党がつくりだした冤罪」などと主張していた小川榮太郎氏や青山繁晴氏には言論人としての責任を厳しく問う必要があると思う。
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サンデージャポンで杉村太蔵氏が、黒川検事長を取調可視化に尽力した功労者であるかのように言っていて耳を疑った。冤罪大量生産を促すだけの部分可視化+刑事訴訟法改正を主導した黒川氏が?
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こんなことは絶対にゆるしてはならないし、これを見て怒りをおぼえないひとを僕は信用しない。
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ストーカーの被害に遭っているひとが、加害者の勤務する会社にそのことを相談したところ、会社が被害者の電話番号を勝手に加害者に伝えてしまい、加害者本人からいきなり電話がかかってきた……と想像したら、恐怖以外のなにものでもない。なにをやっているんだ双葉社は。
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日本会議は「サザエさん」を理想の家族として憲法に家族条項を盛り込むべきと主張しているが、長谷川町子の原作における情けない波平の姿や男女同権討論会で女性解放を叫ぶサザエさんの姿を知ったらどう思うのだろうか。 twitter.com/togesohe/statu…
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ひょっとしてもなにも僕は『新聞記者』に対しても批判的なのだが……映画の評価を左右対立の図式に当てはめることじたい本当にバカバカしい。 twitter.com/jda1BekUDve1cc…
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橋下氏は、政治について云々するなら(少なくとも一度は)政治家にならなきゃいかん、と本気で考えているふしがある。学者や評論家を「気楽な稼業」などと嘲るのもつまりはそういうことなのだろう。「発言する資格があるのは実行者だけ」というこの選民思想はとても危険だ。 twitter.com/TomoMachi/stat…
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昨夜(今朝)の「朝まで生テレビ」では田原総一朗氏が他の発言を遮って持論をまくしたてる場面が多々見られたが、ゲストの東国原氏は「黙ってろよ、オマエは!」とは言わなかった。要するにこのひとは権威主義と女性蔑視(さらに民族差別も)の立場でしかものを言っていないのである。
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観客はともかく映画評論家が、大林宣彦監督の映画について「尾道三部作、せつなくていいですよね」で済ませたり、宮崎駿監督の映画について「あのシーン、すごい迫力でしたね」で済ませたりしてはいけないと思う。映画を語ることは政治を語ることであり、政治を語ることは映画を語ることにつながる。
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怒りをもって伝えなければ伝わらないことが、確実に、ある。ヒューマニストといわれた黒澤明の映画の根底には、つねに強烈な怒りが渦巻いていた。大林宣彦監督の遺作『海辺の映画館―キネマの玉手箱』もまた、わたしたちに「正気で怒る」ことのたいせつさを教える。怒ろう。そして正気でいよう。
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名前のない総理大臣(明らかに菅直人)を演じるのは佐野史郎だが、この配役は感慨深いものがある。というのも、かつて東京電力のコマーシャルに出演していた多くの俳優・芸能人のなかで、震災後、自己批判のことばを口にした唯一の人物が佐野史郎だったからだ。
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アップリンクに「行くな」と言う人間はそこで働いているひとや上映されている映画の関係者を蔑ろにしている、という主旨のツイートを目にした。僕は他人に「行くな」とは言わないが、じぶんでは行く気にならないし、ハラスメントの件を知らずに足を運んでいるひとがいたら事実を知ってほしいとは思う。
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今回のキム・ギドク特別上映については、上映それじたいも問題だが、それ以上に悪質なのは企画配給をおこなう側が、キム・ギドクの性犯罪について意図的に(としか思えない)言及を避けていることだ。これは犯罪の隠蔽であると同時に、キム・ギドクという作家の「正確」な評価をも阻害する行為である。
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『Fukushima 50』は、「原発に対する賛否関係なく」(つまり表現の主体を伏せて)「日本人なら観るべき映画」(すなわち全体化)と喧伝されていることにこそ見過ごせない欺瞞がある。
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映画秘宝のDM事件にかんして、被害者の方が抱かれた恐怖がどれほどのものだったかを想像できるひとならば、真魚さんに向けられている攻撃的なことばの数々が引き起こす恐怖についても想像できるはずです。いまいちど立ち止まって考えてみてください。
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石原慎太郎にしても麻生太郎にしても、「男の美学」とやらに酔いしれているダンディ気取りは、はたから見ているとじつに滑稽である。ほんとうにダンディが板についている人間は、必ずどこかに「含羞」があるものだが、このひとたちにはいっさいそれが感じられない。
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朝鮮人虐殺の史実を平然と歪める本がベストセラーになる現状は、まさしく「排他的鎖国精神を愛国と心得る」人間の多さを物語っている。しかもその一人がいま国葬にされようとしている元首相であったという事実を前にして「恥かしく無いだろう乎」。 asiapress.org/apn/2019/04/ja…
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まるで現在の日本の歪みが凝縮されたような会見と『万引き家族』を観終わり、明日は選挙へ行く。人権軽視の企業に力を与えているのはだれか、「家族は助け合わねばならない」などときれいごとを並べ立てて現実の問題から目を逸らそうとしているのはだれか。しっかり肝に銘じて投票するつもりだ。
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いやあ、酷い。 daily.co.jp/gossip/2019/08…