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競争社会で、真面目できっちりした人で、成せばなる、努力は裏切らないというスタンスで勝ち残ってきた人ほど、子育てでメンタルやられるパターンは結構あると思う。そして最もダメージ受けるのは、伴侶も同じようなタイプで、かつ子育ての当事者にはならずに、外から叱咤してくる場合ではないか。
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トラウマケアの考え方で、「怒りの底には悲しみがある」というのは、真理ではないかと思う。過去の処理しきれない悲しみや、自覚できていない傷つきが、自己や他者への怒りや不当な攻撃になって表出されることはありうると思う。
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コロナで保健師が忙殺されているのは認知されていますが、感染者数が増えると、保健師が担う母子保健や子育て支援、精神保健、高齢者保健などの通常業務にしわ寄せがいって、本来予防的にかかわれていたはずの世帯に手が回らず、コロナではなく人が死にかねないことは意外と知られてない気がする。
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みんなから好かれたいとは思わないけど、誰からも嫌われたくないという気持ちがないとは言い切れず、行動の判断基準がそれにとらわれてしまうと、身動きがとれないような気持ちになることはあって。周りの評価なんて気にしない!自分は自分!って思えるのって、生きてく上ですごい強みだと思う。
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よく教育でも福祉でも「自立」を目指す支援がなされるけれど、「自立」の定義や方向性が定まってないことも多い。個人的には「適切な人や機関に、適切な方法で助けを求められる」ことが「自立」だと思うので、「支援を求める」ことも、自立の過程のうちのひとつだと思う。
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褒められたときに、「褒められて嬉しい」「今の自分が認められた」と思えるのは強い。「褒められるに値する人間でいなければ」「認めてくれた人を裏切らないようにもっと頑張らないと」と思って、褒められたのに何故か追い詰められるような気持ちになる人もいる。
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恋愛で「押せばなんとかなる」と思ってしまっている層は少なからずいて、しかも、相手が思い通りにならないと、攻撃に転じるというところまでがセットの事案が結構あるんですよね。 twitter.com/NyoVh7fiap/sta…
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自覚も難しくなったような、もつれて絡まってしまった感情を、ひとつずつ紐解いていって、整理して、本当にぶつけたかった相手が誰なのかに気づき、言語化する作業を、一緒にしていくような伴走者が必要なのだと思う。
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保護者が子どもを守りたいことと、教員の労働環境を改善することは、別軸だけど繋がっていて、学校で子どもを守るのは教員、教員を守るのは学校管理職や組織、学校教育を守るのは国や政治だと思う。それらは入れ子構造だから、上から圧がかかれば、最後は立場の弱い子どもにしわ寄せがいくのだと思う。
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歳を重ねて人生経験が豊富になるほど、
ただ話を聞いてほしいだけの人に、解決策をアドバイスをしてしまうというのは、ありうる話だな。知性があるというのは、自分の知識や経験をひけらかさないというのも含まれるのかも知れない。
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人の尊厳を奪われるときって、自分のことを自分で決められなくなったとき、自己の意思決定権を理不尽かつ不当に奪われたときだと思っていて、それは周りの人に測れるものでも、ジャッジされるものでもなく、他者からはほんの些細な出来事でも、当人にはすごく重要なことだったりする。
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性教育も大事ですが、それも含めて、自分と相手のバウンダリー(境界線)の教育がとても大事だと思います。バウンダリーは自分で決めていい、時と場合で変わってもいい、バウンダリーを踏み越えられたら嫌と言ってもいいし、そこから離れてもいい、自分と相手のバウンダリーは違って当たり前なことなど。 twitter.com/chilime/status…
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なぜ歳をとっておじさんおばさんになると、会話が一方的な武勇伝、自慢話、説教、噂話ばかりになってしまうのか、不必要に若い人のプライベートに踏み込むような質問をしてしまうのか。その謎を解明すべく、我々はアマゾンの奥地へ向かう途中で、おじさんに捕まり、長々と武勇伝を聞かされた。
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娘が大人になったら、あのときのことを話したいと思う。
育児が大変だった、負担だったという話ではなく、当時2歳の娘が、父親の生き方を変えてくれた、救ってくれた話として。
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小2娘に、大人も困ることがあったら周りに助けてって言って助けてもらうし、失敗したら怒られることもあるし、苦手だなと思う人もいるよって話をすると、「そうなの?」って驚いたような、でも安心したような顔するので、大人も間違うことあるって素直に認めるの、子どもにとっても大事だと思う。
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信頼できる支援者って「支援の目的を自分が必要とされることにすり替えない」人だと思う。支援職につく動機が、誰かの役に立ちたい、力になりたいと思うのは、自然なことだと思うのだけど、経験を積むうちに、必要とされることが手段ではなく目的になってしまうと、相手の力を削いでしまうこともある。
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年齢を重ねていくと、ダメなところを指摘してくれる人が段々いなくなってしまうのではと思ってたけど、年齢だけの問題ではなく、変わろうという気があるかどうかだということに気づいた。変わる気がない人に対しては、周りが言うのを諦めて言わなくなっていくだけなように思う。気をつけよ。
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タイポ…
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対人関係で不安が高い人って、嫌われてないか、悪く思われてないか確認したい気持ちが強い。そうして自分の良い評価よりも、悪い評価ばかり確認してしまい、余計不安になる。たとえ良い評価があっても、それに見合うはずはない、もっと悪い評価があるはずだと、不安な状態で安定しようとしてしまう。
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歳をとると、脳の前頭葉の機能が衰えるから、感情コントロールがおろそかになって、思ったことをすぐ言ってしまうという説を聞いたことがあるけど、そうなると、年齢で性格が変わるというより、これまで抑圧していた素の性格がでてくるとも考えられるのかな。
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感情と事実を分けて思考するのって、結構な訓練が必要だと思う。 twitter.com/NyoVh7fiap/sta…
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物事を先送りにしがちな人のマルチタスクのライフハックで、全部キリのいいところではなく、中途半端で止めて残しておくとというのがあるらしい。脳みそが中途半端な状態を嫌って、先延ばしにせず次取り掛かりやすくなるという。
僕はこれで、複数のタスクを同時にこなし、何ひとつ終わらなかった。
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相談のってください、助言してくださいと言われて、話聞いて助言したら、実は自分の頑張りを認めて労ってほしかっただけで、特に助言は求めてなかったということは、ままある。察してほしい派と言わなきゃわからない派の永遠の戦い。
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生活困窮世帯の子どもが、栄養不足でガリガリに痩せているなんてことはあまりなくて、むしろ生活困窮しているからこそ太る子どももいる。比較的安価で、調理しなくてもいい菓子パンやカップ麺、お菓子類などでお腹を膨らませる場合が多いから(菓子パンやカップ麺類の食事を否定しているわけではない)
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めざましテレビで、かわいいおじさんブームの特集してたけど、かわいい=異性としてみて好意を抱いている、わけではないことを肝に銘じましょう。