201
年齢を重ねていくと、ダメなところを指摘してくれる人が段々いなくなってしまうのではと思ってたけど、年齢だけの問題ではなく、変わろうという気があるかどうかだということに気づいた。変わる気がない人に対しては、周りが言うのを諦めて言わなくなっていくだけなように思う。気をつけよ。
202
なぜ歳をとっておじさんおばさんになると、会話が一方的な武勇伝、自慢話、説教、噂話ばかりになってしまうのか、不必要に若い人のプライベートに踏み込むような質問をしてしまうのか。その謎を解明すべく、我々はアマゾンの奥地へ向かう途中で、おじさんに捕まり、長々と武勇伝を聞かされた。
203
管理職とかになって、立場や年齢があがっていくと、ダメなところはダメと指摘してくれる人は減っていく。むしろ指摘してくれる人を排除できる力も持ってしまう場合もある。指摘してくれる人を貴重と思うかどうかって、重要な分かれ目だと思う。
204
自分の娘が思春期になって、「親ガチャ失敗したわ!」って言われたら、気持ちは乱されるだろうけど、「おー、思春期きたな、自我が芽生えてよい、ドンと来い」というぐらいの気持ちでいたいし、そう思えるだけの心身の余裕は持ち合わせていたいなと思う。
205
人の尊厳を奪われるときって、自分のことを自分で決められなくなったとき、自己の意思決定権を理不尽かつ不当に奪われたときだと思っていて、それは周りの人に測れるものでも、ジャッジされるものでもなく、他者からはほんの些細な出来事でも、当人にはすごく重要なことだったりする。
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物事を先送りにしがちな人のマルチタスクのライフハックで、全部キリのいいところではなく、中途半端で止めて残しておくとというのがあるらしい。脳みそが中途半端な状態を嫌って、先延ばしにせず次取り掛かりやすくなるという。
僕はこれで、複数のタスクを同時にこなし、何ひとつ終わらなかった。
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相談のってください、助言してくださいと言われて、話聞いて助言したら、実は自分の頑張りを認めて労ってほしかっただけで、特に助言は求めてなかったということは、ままある。察してほしい派と言わなきゃわからない派の永遠の戦い。
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あまり理解されないかも知れないのだけど、経済的に困窮してるのに、頻回に、移動にタクシーを使ったり、食事はデリバリーを頼んだりする人は意外といて、背景には能力面や育った環境、メンタル面など様々なものがあるのだけど、「貧困」の問題は、それほど根深い。
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歳をとると、脳の前頭葉の機能が衰えるから、感情コントロールがおろそかになって、思ったことをすぐ言ってしまうという説を聞いたことがあるけど、そうなると、年齢で性格が変わるというより、これまで抑圧していた素の性格がでてくるとも考えられるのかな。
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自分のいまの苦しさやしんどさと比べることもないです。世界的な非常事態と比べてしまって、自分のしんどさを小さく見積もることもしないほうがいいです。自分のしんどさは自分のものです。心が押しつぶされそうなときは、メディアやネットの情報から離れることも必要です。
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4630万円の誤送金の件、町長の責任逃れな記者会見が話題になってるみたいだけど、「決裁印を押すということは、一切の責任を負うということです」って言ってた上司を見習って欲しい。組織の長になるというのは、部下の責任を負う覚悟を持つということではないかと思う。
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ヨシタケシンスケさんの「ころべばいいのに」を小2娘に読み聞かせてたら「えっ、パパも嫌いな人いるの!?」と驚いてて「嫌いな人も苦手な人もいるよ」と話したら、なんか安心したような顔してた。嫌い人がいてもいい、その気持ちとどう折り合いをつけるかが大事って子どもが学ぶ機会って少ないよな。
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子どもが親離れするより、親が子離れするほうが難しい場合がある。親にとって子どもはいつまでも子どもだと思ってるけど、成長につれて、自分だけの世界、子どもだけの世界を広げていく。子どもが巣立っていこうとするときに、うまく子離れできるように、親も自分だけの世界を持つのも大事だと思う。
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感情と事実を分けて思考するのって、結構な訓練が必要だと思う。 twitter.com/NyoVh7fiap/sta…
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例えばバナナが床に落ちてるとして、滑って怪我人がでないように、何度となくゴミ箱に捨てるけど、誰にも知られず、評価もされず、たまたま知らない間に捨てられたバナナで滑って転んだ人がいたら、バナナ捨てるな!って、世間から怒られるような仕事してる人たち、今日もおつかれさまでした。
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コロナだ、戦争だというときに、相変わらず面白いツイート(いい意味で)しているアカウントを見ると、ちょっとホッとする自分もいるのだけど、かつて震災で被災した子どもたちが、当時を振り返って、ささいなことでも変わらない日常があったことで安心したという話を思い出すな。
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今の社会は、一度進学や就職したら方向転換するハードルがとても高いように感じる。勉強や仕事しながら、途中で方向転換したり、違うことにも挑戦してみたり、そんな幅や余裕があるほうがいいように思う。実際にそれができるのは経済的環境的に恵まれている人に限られてしまっている。
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誰かを否定したり、くさしたりしたくなるときって、相手にも一因はあるのだけど、一方で、自分が正当に評価されていない、認めてもらえていないと感じているとき、誰かへの否定的な感情に拍車がかかる。
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支援者が、自分の支援について「思い」を持つのはもちろん大切なのだけど、知識や経験などに裏付けされた「技術」が伴ってないと、「技術なき思い」は時に暴走しまう。「暴走した思い」は、「相手のため」を思って、意図せず、傷つけたり追い詰めたりしてしまう。
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めざましテレビで、かわいいおじさんブームの特集してたけど、かわいい=異性としてみて好意を抱いている、わけではないことを肝に銘じましょう。
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性教育も大事ですが、それも含めて、自分と相手のバウンダリー(境界線)の教育がとても大事だと思います。バウンダリーは自分で決めていい、時と場合で変わってもいい、バウンダリーを踏み越えられたら嫌と言ってもいいし、そこから離れてもいい、自分と相手のバウンダリーは違って当たり前なことなど。 twitter.com/chilime/status…
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どれだけ親が努力しても、寝ない子は寝ないし食べない子は食べない。それが原因で、親子関係不調になることもありうる。食事場面や就寝場面で、「ちゃんとしつけなければ」という親のプレッシャーや不安から、子どもへの不適切な養育や過干渉に発展してしまう場合もある。バランスが難しい。
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支援者として「相手の感情に巻き込まれない」スキルは、自分も相手も守るために大切。一方で、若くて経験が浅いときにこそ「巻き込まれて葛藤した経験」も必要だと思う。生身で感じた人間らしい感情が、支援者としての軸を作る。そのためには、支援者を導いてくれる支援者の存在が重要だと思う。
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異動の時期ですが、支援者は「自分にしかできない支援」に酔ってしまわないように気をつける必要がある。もちろん人間同士なので、関係性や相性はあるけど、その人がいなくなったら成り立たなくなる支援は、意図せずとも、結果的に相手の不利益になってしまう場合がある。
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執拗に、誰かを攻撃する気持ちや支配欲が生まれるとき、背景に自分の親に認められたかった気持ちが成仏していないということはあるかもしれない。だからといって攻撃が正当化されるわけではなく、自分の過去の満たされなさとは切り離す作業は必要だよなと思う。