20代以下の若者は新型コロナに感染してもあまり重症化しません。 そして30代、40代の方も、自分はまだまだ若いと思っておられるかもしれません。 しかし、新型コロナの重症化率は、20代に比べて30代だと3倍、40代だと12倍、50代だと30倍。 ※重症化=生命の危機的状況で集中治療が必要な状態です。
抗原検査で陽性と判明しているのに、PCR検査を受けてこいと指示する会社、もはや反社会的存在ですよ。 無意味な会社の独自ルールのために、体調の悪い社員を寒空の下で待機させ、混雑する発熱外来に無意味な負荷をかける。 コロナ禍ももう三年。 そろそろ知識をアップデートしてください。
この水位の上昇は気合いでは乗り切れない。 在宅医をいくら動員しても(ないよりましかもしれないけど)巨大津波の前には焼け石に水。このままだと在宅コロナ死が多発してしまう。 戦略が必要。 いまこそ政治のリーダーシップを! そしてこれ以上の水位の上昇も食い止めてほしい。
信頼もお金で買う時代か。 医療機関ガイドが実は広告集。 書籍として販売されるので、一般市民には広告には見えない。 誰のためのビジネスなんだろう。 医療機関には厳しい広告規制があるけど、こういう「記事広告」は実質的に野放し。 市民の知りたいことを、偏向なく伝える方法はないだろうか。
どこまで感染拡大を許容するか=感染拡大を抑えるためにどこまでの日常生活の制限が合理的なのか。 社会全体でその妥協点を探ってきたはずです。 2日で600人がコロナで死んだけど、重症者増加で病床が逼迫してるけど、救急車が足りなくなってきてるけど、みんな普通に生活している。忘年会もやる。
デカドロンはとりあえず代替ステロイドでしのげなくもないけど、酸素ばかりは本当にどうしようもない。 入院できた患者の家に酸素濃縮機を回収に行き、表面をアルコール消毒して、そのまま次の患者の家に運ぶ。 昨日は本当に厳しかった。綱渡りのやりくり。往診以外の仕事も増える。 twitter.com/kot2407/status…
入院できなくて運が悪かった? いや、この男性はむしろ運がよかった。 家に来てくれる医者がいて。 僕らへの往診依頼の7割は中等症以上。酸素飽和度90%以下(重症)も4人に1人。救急車は呼べても入院はできない。東京だけで1.3万人が入院待ち。自分の身を守ってください。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
41%が中等症Ⅱ以上(コロナ肺炎が悪化し酸素吸入が必要な状態)だったが、ワクチン2回接種者はゼロ。1回接種が1名。あとは全員未接種。 第7波ではおそらく行動制限は課されない。 命と医療を守るために、合理的な感染予防を。高齢・ハイリスクの人は4回目接種、3回未満の人は可能な限り追加接種を。
ちなみに夜中に医者を呼ぶと、 初診料:2,820円 往診料:7,200円 深夜加算:25,000円 最低35,000円。ここに処置料や薬剤費。 高額だけど自己負担は0~3割。残りは社会保障費。 タクシーで自力で病院行くより安い。 夜間の医療デマンド喚起に成功したスタートアップは公共の財布からぼろ儲け。
体温の上昇でタンパク質が変性、重度の場合は多臓器不全で死に至る。 これが熱中症。 全力で冷却しても、ゆで卵が生卵に戻らないように、一度変性したタンパク質は元には戻せない。救命できても後遺症が残ることも。 あと熱中症の4割は夜に起こってる。 夜もちゃんとエアコンかけて、水分を取って。 twitter.com/shiroemoon/sta…
大腿骨近位部骨折の3割は介護施設で発生。施設での食事に牛乳,ヨーグルト,チーズを追加提供し、カルシウム562mg/日+たんぱく質12g/日を付加したところ、半年以内で大腿骨近位部骨折は46%減少。 骨折→入院による施設稼働率低下・収入減を考えたら、乳製品を追加で出すくらいサービスしても。 twitter.com/GmNcgg/status/…
メディアの皆さん。 コロナ往診するキラキラ系在宅医の取材もいいですが、入院できない要介護の感染者や濃厚接触者の在宅生活を支える介護・看護にスポットライトを。 彼らが頑張ってるから、病床稼働率はこの程度で抑えられてる。ケア提供体制が破綻したら、病床は一気に埋まります。医療崩壊です。 twitter.com/hogaraka___/st…
要介護高齢者はワクチン5回接種がほぼ完了している。 それでも新型コロナに感染すると、10人中6人は軽微な症状(発熱や咳嗽のみ)で済むが、4人は衰弱加速(食事が摂れなくなる・寝たきりになる)、うち1人は在宅酸素(心不全増悪・誤嚥性肺炎併発なども含む)が必要な状況になる。
悠翔会としてクラウドファンディングを立ち上げました。 募集終了:10月29日 readyfor.jp/projects/yusho… 不安の中で在宅療養中のコロナ患者さんの依頼に1人でも多く、より確実に対応するために、みなさまの支援を必要としています。 ご協力よろしくお願いいたします。 #必要な医療を一人でも多くの人に
メディアの関心がコロナ病院から在宅医療に移ってきたのは、すでに病院機能が目詰まりし、在宅に重症者が溢れてきているという事実があるから。 病院は満床になれば、それ以上、入院も救急車も受け入れない。 医療崩壊の真の現場は在宅。 これからが正念場。 なんとか犠牲者を最小限に食い止めたい。 twitter.com/satoruishido/s…
この方はタイトルだけ見て「ワクチンは危険!」とシェアされたみたいだけど、引用記事の内容は「ワクチン2回接種した1億6,420万人のうち感染者は0.08%未満と激減」「死亡率も非常に少ない。コロナ死亡例の98〜99%はワクチン未接種者」という内容。 こうやって誤ったイメージが作られていくんですね。 twitter.com/RTKumagaya/sta…
変わったのは市民の意識、政府の認識です。 マスクは適時使用が進んでいます。よいことですよね。一方、感染拡大してるから行動制限しようという人は少なくなりました。いまも街は賑わい、飲食店は混雑しています。 政府も今回は、最初から「行動制限はしない」と明言していました。
医療者が自分たちのリスク基準で社会を支配するな。この3年間、投げつけられてきた言葉です。命を守る、医療を守るという優先順位がおかしい(経済と生活が上位にあるべき)と非難されたこともあります。 結果として日本は、法ではなく社会全体(個々の行動)に委ねられ、そして今があります。
政府には「第8波の医療現場の負担軽減に」という期待もあるようだが、その意味においても、あまり役に立たないと思う。 医療現場の負担軽減のためにもっとも重要なのは、感染拡大の抑制。経済活動との両立から行動制限をかけにくいことを考えると、まず注力すべきはワクチン接種の推進だ。
感染拡大に社会全体が無関心になることを危惧します。 コロナの存在を無視したいのはみんな同じ。 社会の正常化は医療者も含めみんなの願い。 だけど5月にコロナが消えてなくなるわけではありません。 正常化=マスクオフと思考停止せず、今後も各個人が適時適切に対応できることが大切だと思います。
コロナ専従ルートが動き始めて2週間。 これまでの経験からの学びをまとめてみます。 1.オンライン診療には限界がある 新型コロナ患者については、特に接触によるリスクを減らすためにリモート診療の有用性が強調されています。 患者のことを熟知していれば、安全なリモート診療ができると思います。
僕の外来にも後遺症で退職された若い方が通院されています。 長引く咳嗽と胸痛、倦怠感、抑うつ、頭痛、時間差で出てくる脱毛‥退職、休業手当の打ち切りなど「社会的後遺症」も。 後遺症専門外来も症状別に分かれていて、総合的に対応してくれるところは少なく、支援体制は十分とは言えません。 twitter.com/Ecccm2Ecccm/st…
入院できないコロナ患者への在宅医療を求められた第5波。 当院の対応患者は451人、延べ支援日数(回復または入院までの在宅管理期間)は1375日。 もし往診依頼時に入院できていたと仮定すると、発生した入院コストは約1億円。 実際に発生した在宅医療のコストは約3千万円。ただし半分は持ち出し。
これは医薬品の評価のプロセスとしては適切ではないと思う。 きちんとした研究デザインで、社会の期待に応える結果を示すこと。 ここにエネルギーを注力することが、製薬会社、ひいては製薬業界全体の信頼につながるのではないかと思うのだが。
コロナ患者の在宅訪問、医師・看護師には1.5〜3万円の加算があるが、より長時間・濃厚接触を求められる介護職には加算ゼロ。 在宅介護ができれば入院せずに過ごせる人もいる。限られた病床を守るためにも在宅ケアが継続できる体制を。 #ヘルパーにコロナ対応加算を change.org/p/%E5%B2%B8%E7…