プーチンのウクライナ侵攻に乗じて、よくわからない怨嗟を振り撒く人々が目についてしまうあたり、実にマッポーの世を感じさせるネット的現実であることよ。
「非軍事的目標に当たったとしても、狙ったのではないから仕方ない」という弁明がどこまで通じるのか。 まあ、これまで「目立たない」エリアで同様のことをやって「お咎めなし」だった問題もあるわけですが。 キエフでは市街戦に入ったという情報もあり、「非軍事的目標」とか言ってられないでしょう。
ドイツZDFテレビで放映されたウクライナ現地市民インタビューで、 「キエフ近郊にロシア軍部隊進出という情報を、外国メディアがウクライナ終了のお知らせみたいな雰囲気で報道しているのがイヤだ。我々はまだ終わっていない!」 と主張していたのが印象的だ。ある意味メディア大国の横暴というか。
これは、「ナチをダシにしながら自分の強権を正当化する」という、これまで割と有効だった手法の賞味期限切れを示しているのかもしれない。 考えさせられる。 twitter.com/marei_de_pon/s…
最近のロシアは宣伝戦で「自国の戦史の美しい物語」をつくることに注力していたが、このウクライナ侵攻ではことごとく真逆な展開になっていて凄いなと思ったり。 twitter.com/JDWorldBriefin…
今回の件では、いわゆる情報戦というか「欺瞞戦」のすべてが遠慮なく惜しみなく投入されている感があり。 でも過剰だと逆効果だなという印象もあり。 yomiuri.co.jp/world/20220226… 【プーチン氏「自分の手で権力を奪い取れ」…ウクライナ軍にクーデター促す】
ウクライナ情勢でもやはりというか、大物も小物も相変わらず「ナチス」という言葉を無理筋で濫用しまくる状況を見るに、ナチズムについての満足な分析とその社会的浸透は遠い先の話なんだろうなぁ、という認識を新たにしてしまうのであった。
ロシア軍のウクライナ侵攻、大変だと言いつつ、感覚的に「旧ソ連圏の内輪揉め」みたく捉えているっぽい人も何気に居たりする。 その場合、この事態を「独立国家主権に対するとんでもない侵害」と見る認識が薄まってしまうように感じられる。
【中国 ロシアからの小麦輸入拡大へ】 news.yahoo.co.jp/pickup/6419248 ある種の戦略であるのはわかるが、 早くも地味にいろいろエグいなぁ、と。
ロシア軍のウクライナ侵攻は、ロシア側の「終結シナリオ」がどういう想定なのか気になる。 「実は、無い」というのが最悪だ。
この件、 「冗談という建前で暴力が振るわれるケースも問題でしょ」という意見はわかるのだが、 「冗談というのはもはや暴力の言い訳みたいな存在だからアウト」 という意見の目立ちっぷりに、かなりの地獄みを感じてしまう。 twitter.com/marei_de_pon/s…
「ほどほど」という感覚が脇に追いやられて「極論」がやたら跋扈する状況がこの背景にあると思われて、ではなぜ極論志向になるのかといえば、 「マイノリティによる対マジョリティ戦」の意識と技法がそうさせるのだ、という説明は確かにナルホドと感じます。 twitter.com/FCQUEyxZ9gp4YU…
確かに、そういう進化版も目につくようになりました。 いや進化ではないのか。 「適応」とは関係ありそうですが。 twitter.com/Be30112/status…
ドイツの実家の家族と議論していて興味深いのが、冷戦時代の記憶が濃い親世代の「ロシアに対する妙な信頼感」だ。大きな緊張はあっても結局核戦争が起きなかった、という「実績」をいつまでも引きずっているっぽい。 彼らは数年前のクリミア併合をどう思っているのか?聞いても微妙にはぐらかされる。
いま、世の中は全体的に 「冗談の通じないヤツの押し切り勝ち」というマズい傾向を見せている。どうやればこの流れを補正できるのか、悩ましい。
ドイツARDテレビの主張としては 「欧州でだんだん相手にされなくなってきた五輪貴族と、五輪伝説が国威発揚・産業振興に大いに役立つ中国で利害が超一致しちゃったんだから、人権問題とか無視してもうやるしかなかったのよ」とミもフタもない。それにしてもこの、閉会式中継からの番組の流れは凄い。
そして! ドイツARDテレビ、北京五輪閉会式を中継した直後に「なぜ、強制収容所がガンガン稼働する中国でオリンピックを開催することになったのか?」追究ルポ番組をいきなり放送しはじめるあたり、なかなか大胆でシビれます。 #閉会式
バッハ会長スピーチ。長い。 「既得権の保護が世界に安定をもたらすのです」と要旨を言ってしまえば一発なのに。 #閉会式
日本では NHKだがドイツはARDテレビが北京オリンピック閉会式実況を担当。 「IOCによれば、なんと今回の五輪のテレビ視聴者数は歴代新記録だそうです!何故って?中国人民が大挙して観たからです!」 とか微妙に微妙なトークがウケる。ホントかどうかはわかりません!
それはそうと五輪のカーリング女子日本チーム、怖い顔の人が一人もいないのにあんだけ強いのが凄い。東洋の神秘の真髄とは意外とこういうものかもしれない。
昔、映画『ロッキー4』を観たとき「選手を完璧マシンとしてしか見ていない」敵役ドラゴのトレーナーたちの描写に「ロシア人を悪辣に描きすぎだろ」と感じたものだが、今回、ワリエワのコーチがまさにそのまんまなキャラであることが全世界に暴露されてしまったのがキツすぎる。 #フィギュアスケート twitter.com/marei_de_pon/s…
ほんとそれです。 芸術の建前のもと、不健全で醜い駆け引きが行われ、そのツケを15歳の彼女が背負わされるのは、観ているだけでも本当に苦しい。 twitter.com/sascha348/stat…
なんか観ていていろいろツラかったです。 坂本花織選手の銅メダルの演技には幸せ感があってとても良かったけど、逆にトップ頂上決戦の空気にはハピネスをあまり感じられなかったのが、うーむ。 #フィギュアスケート
ありますあります!よく聞くのが「Ganbatten Sie bitte!」パターンです。「~en 」と「〜る」でなんでも動詞化できちゃうドイツ語と日本語の神秘がそこに! twitter.com/oekdd/status/1…
つまり、ドイツ語では、下記の情景に込められた複雑な頑張り情緒をスパッと表現するのが難しい。 ドイツ人には「根性」と「それに向かう努力」の習性があるように見えるが、意外とその明確な自覚は無い。敢えて自己表現させてみると、「義務を果たす」みたいな感じになってしまうのだ。