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オシラサマの起源説話は娘と馬が恋仲になって怒った父親が馬の首を刎ねたら娘が首に縋り付いて天に昇るって話だけど、これの元になった古代中国の捜神記だと、娘は戯れに馬と結婚してあげるって言ってそれを信じた馬が父親に殺されて皮を剥がれる→娘「馬の分際で人間と結婚しようとか草」と煽りながら
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【定期】淡路島は徳島県になる予定でしたが明治3年の稲田騒動(徳島蜂須賀家と淡路稲田家の乱闘)によって明治政府に怒られて懲罰的に兵庫県に編入されました
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高知県室戸市、本日旧暦6月10日に行われる「シットロト踊り」を拝観に来た。
中世に流行し現在も各地で伝えられる風流踊りの系譜にあり、豊漁祈願と共に魚への供養感謝の舞。この舞が始まった由緒はいくつかあるが、人魚に教わったという伝説を持つ。
南国少年パプワくんの同名踊りの元ネタである
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自国の文化財を守れないで何が国防か
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各地のお祭りに足を運んだ経験から言うと、地域おこし協力隊の文字通り協力が無いと成り立たないであろう過疎地の神事祭礼民俗行事はめちゃくちゃあるので、地域おこし協力隊が上手く機能していってほしいというのは切なる願いです。
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本当にこの山の中に神社があるのか…?という夜の山道を越えて辿り着いた先、高知県中野川大森神社にて「本川神楽」の奉納を拝観している。
「山王の舞」のクライマックス、響き渡る囃子の中、真剣二振りを振るって舞い終える段。最後に二剣を納める時に縦横の九字を切る、いわゆるドーマン。
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こないだ見に行った内子町立川三島神社の立川神楽が素晴らしかったので続きツイートしてきます
「大蛇の舞」
八岐大蛇が登場。奇稲田姫を襲います。それを止めるスサノオ。石見神楽などに代表されるでかくて長いほんとに大蛇を表現する大蛇の舞を始めて見ましたので一人で興奮しました。
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日本が悪者なアイヌの歴史を読みたくないなら古事記日本書紀も読めませんな。松前藩が和睦の酒宴で酒に酔ったアイヌの指導者シャクシャインを謀殺してますけど騙し討ちは古代からのお家芸です。土蜘蛛もクマソタケルもそれで殺られてるんで。
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天の犬が日月を食らうことによって日食と月食が起こるというお話は中国に広く分布しているとのことでこれを「天狗食日(月)」と呼ぶそうであるが中国で天狗っていうと天にいる犬って意味になるんですね。日本書紀の初出の天狗(アマツキツネ、箒星をそう呼ぶ)ともニュアンスが違う感じですね
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最後のクライマックス、これマジですげえってなったんですけどお互いの腰の紐を持って所謂バック転をしていく難易度高いやつ。最後横に回ってく所で上手くいかなくて倒れるんだけど楽人の人等も多分経験者なので皆やんやと笑ってて楽しそう。神もご笑覧されてるだろう。良いもん見れた、素晴らしかった
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生娘って言葉を久しぶりに聞いたわ
越後屋と悪代官くらいだろそんなん使うの
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ケガレという考えの変遷は非常に日本の文化史、生活史の中で興味深いものがあり、古代に於いてはそんなに重視されてなかった(殯とかやってるし)のが仏教と神道的な考えと陰陽道と貴族の生活など混ざり合って平安時代から徐々に意識が高まって中世極地を迎えて現在はかなりマイルドになっている(大雑把 twitter.com/goshuinchou/st…
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八丈島の隣、現在無人島の八丈小島に源為朝を祀る為朝神社跡があって、追手を逃れた源為朝が八丈小島に渡りそこで死んだと言われてるんだけど、昭和44年に全島民が離島する時に島の巫女さんに為朝の神霊が憑依し「私は島に残る」と託宣したそうである。なので死ぬまでに八丈小島の為朝神社跡に行きたい
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あと天理大学は貴重な古典籍めっちゃ保管してて天理大図書館は国宝重文持ってるし考古学や民俗学や雅楽の研究はその分野最前線と言えると思うので凄いっすよ
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そして、数分間の舞が終わる最後、左の鷺が右の鷺にそっと羽根をかけるような仕草から、二羽の鷺は番であり求愛の舞である、という考察があるのが非常にグッとくる。とにかく素晴らしく美しく、個人的に死ぬまでに一度見てみたい伝統芸能であったので、今回念願叶った。忘れられない祭礼体験だった。終
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安徳天皇は8歳で亡くなる、八歳の帝、などとよく語られますがこの8歳は数え年での8歳なので満年齢は6歳です
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わたしの幸せな結婚 という映画、よくある邦画の恋愛モノだと思ってあらすじ読んでたら
>帝都では不穏な災いが次々に人々を襲う。清霞はその最中で国を司る帝から国民の盾となることを命じられる
とか大正時代異能バトルぽくなって、見た人も帝都物語だったという評が複数あり俄然興味が出てきた twitter.com/watakon_movie/…
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一般に親日と言われる良好な日台の関係というのも無関係では無いと思うが、むしろ感じたのは台湾の民間信仰の強かさであって、神々の世界も現実の皇帝と同じように天帝を最上とする官僚機構になっている大陸式の信仰世界に、日本人もその神の一柱になった、大陸の八百万の中に取り込まれた、という印象