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アマビエが津波を呼ぶなんて元の瓦版にも一切書いてないのになんでこんなことになるんだと思ったらまあスピ系の人やすぐ信じちゃアレな人は置いといて、21世紀の人がそれに一役買ってるとしたら草も生えない。笑えない。
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徐福の渡来伝説の最北である青森県中泊町権現崎、岬の山の中にある尾崎神社は現在は伊邪那岐と伊弉冉を祀るが、かつてはここに上陸したと伝わる徐福を祀る宮であった。この神社には夏の例祭で舞われる神楽の最後に、社殿の天井に弓で矢を5本放ちその刺さり方で吉凶を占う非常に珍しい神事舞がある。
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強訴といえば三重県に僧兵祭りというお祭りがあり、これがもう完全に強訴にしか見えないのでそのまま鈴鹿山脈を越えて京の朝廷まで乱入してほしい絵面であります。
※素晴らしいお写真、引用失礼致します。 twitter.com/takeshimitamur…
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馬の皮を踏む→キレた馬の皮が浮き上がり娘を包み飛び去る→その後、家の庭の木の枝に馬の皮と娘の皮がぶら下がっていた。両方とも蚕になって良質の糸を吐き出していた。この木を桑と呼び、桑蚕(くわご)がここから誕生したのである。
というけっこうグロい養蚕起源譚であります。
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耳をすませばラストの結婚しよう!は中学生同士の未熟な将来への願望でありハトヤのCMでピチピチいってる魚みたいなもんで、おっイキがいいね、くらいの生暖かい目線になってしまうが、しかし力強く開いた若人の未来への無限の可能性を予感させる良いぶん投げなので公式のその後の話は見たくない気持ち
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神楽で2人や4人で剣を持ってくぐったりする曲芸的な演目、東北の方でもやるんですね。これは高知の津野山神楽「妙見」という演目です。
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大晦日から元日を迎えるのを古く「お年取り」と言う。誕生日の満年齢が定着する以前、数え年で年齢を数えていた時代が長くあり、数え年に於いては新年を迎えると自動的に年齢が一つ上がる。正月にやってくる年神とはまさに我々のこの新年を迎える営み、年を取るという事そのものと言えるのではないか。
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意味も何も5円でご縁とかは語呂合わせの俗信なので気持ちの持ちようです、お賽銭は気持ち次第でいくらでもいいと思います。やりたければこういうのやればよいってかんじですね。 twitter.com/kitsunesama202…
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ちなみに京都清水寺の三年坂(産寧坂)で転ぶと3年以内に死ぬという俗信については、瓢箪を装備すると防御できるという対抗手段があるので産寧坂には瓢箪専門店がある。
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長野県飯田市上村下栗の下栗十五社明神の「霜月祭」に参りました
午前9時より翌朝3時まで、神々を招き湯でもてなし共に舞い遊ぶ、霜月の神楽神事であります。午前11時からの「座揃い」。湯釜を囲み神々に対して六根清浄大祓や般若心経等を読む段。下栗霜月祭は吉田神道と神仏習合色が今も色濃く残る。
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牛鬼(根香寺のすがた) twitter.com/goshuinchou/st…
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泣き女は古事記にも書かれる我が国の由緒正しい職業、または役割であります。
古事記のアメノワカヒコの葬儀の段で葬儀の様々な役を色んな鳥に付かせるという中に「雉を哭女(なきめ)と為し」と記述されてます。東アジア全体、というもっと広く共有されていた習俗であったと思われます。 twitter.com/Itsuki_chatter…
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因幡白兎治療装置 twitter.com/3618Tekubi/sta…
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ていうか今更気付いたがそもそも出産や生理を穢れとして嫌い産後の母親は忌明けを待たねばお宮参りできなかった神社が母親の体内を表わすってのもおかしな話やね
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こういう最悪な形で政治と宗教の関係がクローズアップされてるけども、神政連や信濃町の巨大宗教などの他にも政治家が取り入ったり信仰してたりして選挙の時には票田となってる宗教団体はあるからな、話題にならんだけで。インナートリップとか杉並の大聖堂のとことか
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現代に於ける付喪神の説明として「道具を粗末に扱うと付喪神となって祟る」というのがあるが、室町時代成立の付喪神絵巻には「付喪神の災難に会わない為に(化けそうな)古い道具を捨てる」と最初にあり、この辺り逆転しているので面白い、実際にその後捨てられた道具は化けるんだが捨てられたこと自体→
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毎年この日になると神武天皇の話題になりますが、日本書紀の天武天皇元年に「神武天皇の御陵に馬とか武器とかお供えした」とあり、書紀の(ある程度)信頼できる歴史区分に類する記事の時点で既に神武天皇のお墓とされる物は存在したので当時から始祖王としての神武天皇という存在は認知されてたと思う