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夏目漱石と森鷗外から正岡子規宛の行方不明になっていた書簡が発見されました。他に子規宛の新出書簡もあります。戦後、子規庵から彼の自筆資料が流出したことは有名だけれど、今回は新たな事実がわかる周辺資料も纏めて残り実に貴重。私のコメントはちょっと?ですが・・・
news.yahoo.co.jp/articles/b631d…
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『将棋と文学』(仮題)を秀明大学出版会から出版することになりました。将棋と文学研究会編で今冬刊行予定。漱石、芥川、菊池、乱歩、川端、横光、太宰、安吾、織田作、澁澤などの将棋が登場する小説のアンソロジーで、それぞれに解説が付きます。どうぞお楽しみに。
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夏目漱石と森鷗外、この2大文豪に焦点を絞った文学展は、不思議なことにほとんど開催されたことがありませんでした。しかし今秋、大きな規模で実現することになり、全面的に協力いたします。詳細は近々発表。どうぞお楽しみに。
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「太宰治は不倫ばかりして人妻と心中までしたのに、なぜ小説が教科書に載っているのですか」と質問が来ました。「作品に罪はないという考えでしょう」と答える前に、正確を期して知人の教科書調査官に確認したところ「作家の人格や行動歴は調査の対象ではありません」と。間違いではなかったようです。