初版道(@signbonbon)さんの人気ツイート(古い順)

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扶桑書房の3冊100円コーナー(初版本9割)です。恐らく業界最安値でしょう。
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山の上ホテル内コーヒーパーラー「ヒルトップ」の「ピーチ・メルバ」です。近代フランス料理の父エスコフィエが伝説のオペラ歌手メルバに供したデザートで、素材は桃・バニラアイス・生クリーム・アーモンドスライス・ラズベリー(ソースも)。開業当時からホテルの名物でした。奇跡の味と言えましょう。
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コロナ禍で人はどう生きていけばよいのか。次の言葉が心に響きます。「上のそらでなしに、しっかり落ちついて、一時の感激や興奮を避け、楽しめるものは楽しみ、苦しまなければならないものは苦しんで生きて行きませう。」死の10日前に宮沢賢治が書いた、現存が確認されている最後の手紙の一節です。
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太宰治の行方不明を報じる貴重なニュース映像です。サムネイルの全集第二巻は、彼の生前に唯一配本されました。『斜陽』などの初版本も登場。玉川上水での捜索活動や山崎富栄の父親なども出てきます。www2.nhk.or.jp/archives/tv60b…
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山の上ホテル内コーヒーパーラー「ヒルトップ」の「巨峰パフェ」(9/1~11/30、数量限定)です。中に入っているのはマールアイスと巨峰のシャーベット。中央の蝶は飴細工で、もちろん食べられます。はっきり言って美味しすぎます。
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一般に古本屋で聞かない方がよい(聞いてはいけない)質問 ①「本は消毒してありますか?」 ②「この署名は本物ですか?」 ③「もっと安くなりませんか?」 ④「何でこんなに高いんですか?」 ⑤「仕入れ値はいくらですか?」 ⑥「いつ入荷しますか?」 店によっては怒られたり、出入り禁止になります。
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かつて高校国語教科書に採録されたことがある、ちょっと(かなり?)意外な近代文学作品 ①萩原朔太郎「殺人事件」(よくぞこれを) ②芥川龍之介「藪の中」(あのストーリーなのに) ③江戸川乱歩「押絵と旅する男」(遺憾ながら教員の評判は悪かったそうです) ④太宰治「人間失格」(なんとなく採録ゼロかと)
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今日は宮沢賢治の命日です。賢治の最後の言葉は「ああ、いいきもちだ。」オキシフルを付けた消毒綿で手と首と体を拭き、この言葉を繰り返しました。そして潮が引くように、呼吸が途絶えたそうです。享年37歳。苦しまずに旅立ったのが、せめてもの救いだと思います。
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太宰治・坂口安吾・織田作之助の作品が掲載された『現代文学』昭和18年新年号「特輯 傑作短篇二十人集」です。いわゆる無頼派三羽烏の作品が揃って登場する雑誌は、恐らくこれしかないと思います。
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一生の中で真の友と呼べる人はそう多くないでしょう。そんな人に死なれると本当に辛いものがあります。「人が百人の友の中から、その一人を失ふことは苦痛がすくない。けれども僅か二人、もしくは三人の友の中から、その一人を失ふことは耐えがたいかな。」芥川龍之介の死を悼む萩原朔太郎の言葉です。
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谷崎潤一郎は署名本に印を捺すことが多く、しかも色々な印を用いた数少ない作家です。家蔵の署名本だけで8つの印が使われており、近代作家では突出しています。いくつ読めるでしょうか?
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山の上ホテル内コーヒーパーラー「ヒルトップ」の「モンブランパフェ」(期間限定9/1~11/30)です。中に入っているのは、マロン・コーヒーゼリー・ラムレーズンアイス。この取り合わせを考えた人は天才だと思います。
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戦前に検閲で文字を削除された小説です。「。」がポツンと残っているのが不気味。検閲の不条理さを際立たせています。
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今日は志賀直哉の命日ですが、没後50年の節目なのに、悲しいくらい話題になりません。志賀が最近大きく取り上げられたのは、新型コロナ関連での『流行感冒』くらいでしょう。読む人が減った上に、ある事情もあり、志賀をメインとする若手研究者は激減。初版本の価格も大暴落しました。本当に残念です。
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「小説の神様」と称され、同時代の作家はもちろん、後世の作家にも絶大な影響を与えた志賀直哉。その没後50年に、出版社が企画や特集を組むこともほぼなく、コロナ下とはいえ大きな展覧会もありませんでした。昨年の三島由紀夫との比較は無理ですが、芥川龍之介や谷崎潤一郎の時と比べても気の毒です。 twitter.com/signbonbon/sta…
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今日は織田作之助の誕生日です。画像は太宰治・坂口安吾との鼎談「歓楽極まりて哀情多し」のラストの会話(初出雑誌『読物春秋』より)。話が支離滅裂になり、編集部が「今日はこのへんで、どうも」と打ち切っています。この後、3人は銀座のバー「ルパン」に行き、あの有名な写真を撮ったのでした。
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長年、高校で国語を教えている知人によれば、かつては『山月記』の授業の前に中島敦を知っている生徒はほとんどいなかったそうです。しかし近年は、『山月記』の授業を楽しみに待つ生徒が各クラスに必ずいるとのこと。漫画・ゲームをきっかけに近代文学に慣れ親しむ実例として、興味深いと思います。
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太宰治の初版本で著者の写真が入っているのは、第一小説集『晩年』から昭和24年6月刊行の『グッド・バイ』まで9冊です。同じ写真は一度も使われていません。最初は太宰の希望でしたが、没後の5冊は出版社の意向が働いたのでしょう。ちなみに国立国会図書館収蔵の『晩年』の写真は破り取られています。
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ある文豪の新刊書店で手に入らない「名作」の出版企画を、ダメ元で親しい編集者に持ち掛けたところ、何と来春の刊行が決まりました。ネットはもちろんのこと、全国の書店で購入できます。企画料はゼロですが、ファンの皆様には必ずや喜んでいただけるかと。情報が解禁になったらすぐにお知らせします。
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昔の文学好きな女性(石川県の方だと思います)が雑誌や新聞を切り抜いた作品集です。手作りの表紙も素敵だけれど、ヤフオクで他に誰も入札せず、スタート価格の1100円×2点で落札。読書の幅の広さと、欠落箇所を手書きで埋める熱意は素晴らしく、100年前に近代文学を愛読した大先輩に敬意を表します。
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戦後の太宰治は「芥川龍之介、芥川龍之介」とノートに記した学生時代と比べ、芥川への傾倒が薄れていたと考える人もいるようです。しかし太宰が晩年に語ったとされる「僕も四十まで生きようとは思はなかつたが、芥川のことを考へると恥かしい」という言葉からは、彼を終生敬愛していたことが窺えます。
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認知症の初版本コレクターが本を次々に破り始めたと家族から連絡があり、駆けつけると本やカバーが無残な姿であちこちに。本人は「誰がこんなことをしたんだ」と激怒しています。こっそり貴重書を選んで物置に避難させましたが、「あいつが盗んだ」と言われるかもしれません。何だか身につまされます。
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今日は夏目漱石の命日です。漱石は教職を辞め作家活動に専念する少し前に、「百年の後百の博士は土と化し千の教授も泥と変ずべし。余は吾文を以て百代の後に伝へんと欲するの野心家なり」と森田草平に書いています。そして土や泥はともかくとして、百年の時を経て彼の野心は確かに実現したのでした。
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坂口安吾の写真が入った初版本です。順番に『教祖の文学』『不連続殺人事件』『保久呂天皇』。やはり最初の写真のインパクトが大きすぎます。
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萩原朔太郎『月に吠える』初版無削除版を前橋文学館に寄贈します(画像は本日付「朝日新聞」夕刊。掲載許可取得済)。寄贈書は、初めて手に入れた最も思い入れが強い無削除版です。文学の道に導いてくれた母が亡くなってもうすぐ1年。前橋の高校を卒業した母も、きっと喜んでくれると思います。