Kenji Shiraishi(@Knjshiraishi)さんの人気ツイート(古い順)

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日本の将来推計人口、絶対値で見るとわかりにくかったので、年間の減少幅を計算したら、結構衝撃的だった。今後40年間、平均で毎年84万人が減り続ける。社会は激変せざるを得ないだろう。
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日本は人口減少が激しくて電力消費も減ってるんだよとアメリカで説明しても、東アジア人以外には最初は信じてもらえない。データを見せると、マジか...となる。
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ちなみに、この人口減少の累積は3.6千万人で、今のカナダ総人口よりちょっと少ないくらい。そりゃイーロン・マスクも心配するよ。
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データはこちらから。新型コロナの影響を含んでいないので、実態は更に厳しいだろう。 ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/z…
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一方、アメリカは今後30年間に3.4千万人、人口が増える。だいたい日本が40年間に減らす人口と同じである。そのほとんどが移民による増加。移民国家。 cbo.gov/publication/57….
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こういう将来を頭に置きながら子育てをするというのは、なかなか想像力のいることだなと思う。今の子どもたちはこの激変をもろにくぐり抜けるわけだから。
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へえと思ったのは、生産年齢人口(15~64歳)の減少幅。団塊の世代の退職で既に一度目の減少ピークを迎えており、現在は減少幅が最小。今後減少幅が急増し、次のピークは団塊ジュニアの退職時(2038年、-109万人/年)。一貫して減少するのは同じで、今後40年間、平均で年間65万人が減り続ける。
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身近に感じにくい理由は、日本が頻繁に襲われる気候災害と気候変動との関連を、日々のテレビのニュース等で頑なに触れなかったからだろう。その極端なスタンスは、他国のメディアと比較すると、異端といってもいい。 twitter.com/withnewsjp/sta…
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衝撃的なニュース。昨年17 GWの洋上風力発電を導入し、瞬く間に世界一に躍り出た中国だが。広東省潮州市沖で、今後3年間でなんと43 GWの洋上風力を建設すると発表。その規模とスピードは驚異的。日本の2040年最大45 GWの目標と同規模の洋上風力を一都市が3年で導入するとは。 oilprice.com/Alternative-En…
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円安で日本製品が海外で安くなって輸出が増えるというが。こちらで何か日本製品を買おうと思っても、昔と違って車と一部の製品以外、消費者向けの日本製品がそもそもアメリカでは売ってないんだよな。日本の食品は普通にどんどん値上げされてるし。
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これは凄まじい。中国の9月の新車販売に占めるEVの割合が、なんと35%に達した。そのうちBEVが26%(48万台!!!)。販売台数にして日本と二桁違う。ガソリン車も含む全車種の販売台数トップはテスラ・モデルY。 twitter.com/cleantechnica/…
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EV(BEV+PHEV)の世界の月間販売台数が約100万台に。年間換算で約1,200万台ペース。昨年は約600万台だったので、単純計算では倍増に迫る。日本メーカーでは日産・ルノーの合計で8位に入るのみ。 nikkei.com/prime/mobility…
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小室さんの司法試験合格(おめでとうございます)への反応を見て思ったのだが。日本人には合格や入社がどれくらい難しいかで物の価値を決める傾向が強い。そこには全く価値はなく、得られる報酬や経験に価値があるのだが。受験や偏差値のせいなら、さっさとアンラーンしないと、人生の意思決定を誤る。
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同僚たちにもいるが、スーパーなインド人は突き抜けて優秀。頭がよく、ネゴシエーションがうまく、リーダーシップがあり、実績を残しまくっている。 twitter.com/ChiefPharmacst…
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EUで歴史的な合意。欧州理事会と欧州議会は、2035年のガソリン車・ディーゼル車(ハイブリッド車含む)の新車販売禁止の義務化について合意した。EU加盟国の27か国は、この規則(regulation)に基づき、速やかに国内法の制定をしなければならない。 p.dw.com/p/4IjML?maca=e…
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朝日と産経から同日にこういう記事が出るということは、昨年のロイターの既報の通りだったと。自前でEVを本格展開するのは数年後。大幅に遅れを取っているのにまだこんなこと言っていて大丈夫なのかな。「「(EVシフトが)各国の想定通りに進むか不透明」とも述べた。」 news.yahoo.co.jp/articles/32e11…
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以前から疑似科学に騙される自治体が後を絶たないので、非常勤のチーフ・サイエンス・オフィサーなり科学顧問なりが必要なのかもしれないなと思った。
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これは面白い。オックスフォード大の研究者による、大規模プロジェクトの予算と実際にかかった費用の違いをまとめた表がこちら。発電関連だと、原発の実際のコストは予算策定時の2.2倍、水力は1.7倍、火力は1.2倍、風力は1.1倍、太陽光はほぼ予算どおり。使用済み核燃料中間貯蔵施設は3.4倍で最大。 twitter.com/SustainableTal…
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再エネに関する誤った認識が日本では知識層を含む幅広い層にこれだけ広まっているのを見ると、どうしてこうなったのと思わざるを得ない。他の国にはなかなか見られない現象である。それぞれの電源には特徴があり、長所も短所も異なり、システムとして賢く組み合わせていきましょうというだけなのだが。
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そして、世界中からの巨額の投資によって再エネ(特に太陽光と風力と蓄電池)の技術革新が著しいことを踏まえ、最新の情報と将来の予測をベースに議論しなければいけないことも無視されがちである。10年前の数字がずっと続くかのような前提で議論したら、結論を誤ることは保証されている。
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ロシアからの天然ガスの輸入が途絶えたヨーロッパで、2022年に史上初めて太陽光と風力の合計が天然ガス火力の発電電力量を上回った(23%)。日本でオイルショック後に省エネが進んだように、ヨーロッパもエネルギー危機による燃料価格の高騰を原動力として、再エネの導入をより一層加速させるだろう。 twitter.com/EmberClimate/s…
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日本がドイツにGDPで抜かれるのは時間の問題なのだろうけど。2000年時点ですら、日本はドイツの2倍のGDPだったので、先進国同士でも20年で相対的な位置づけが大きく変わるものだなと感心した。 dlri.co.jp/report/macro/2…
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日本のメディアで現状の充電インフラを理由にEVを否定する一方、必要な水素インフラの目途が全く立っていない水素エンジン車や燃料電池車については大きな期待を書き立てるのは、書き手に判断基準と言う物差しが失われているのかと思う。
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これはすごい。アメリカの2023年の発電設備導入量の半分は太陽光(29 GW。日本の太陽光累積導入量の半分程度)というのも驚きだが。蓄電池の年間導入量が9.4 GW (日本的にいうと940万kW)と、なんとこれまでの累積導入量を一年間で上回った。完全に蓄電池市場が立ち上がった。 eia.gov/todayinenergy/…
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ちなみに、この系統向け蓄電池普及の前提となったコストダウンの原因は、EV市場の急激な拡大である。車載電池の大量生産によるコストダウンと技術革新が系統向け蓄電池へと波及している。再エネや蓄電池は日進月歩の世界で、専門家が5年前に予想していたよりも遥かに早い速度で物事が動いている。