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これはかなり大きな話で、これまでは、公的な情報インフラをぶった切ればすくなくとも「対象政府」と「対象国民」を切り離せたはずだし、「対象政府」と「世界の一般市民」も切り離せるはずだった。それが世界中を覆うSNSの普及(具体的にはWebとSNSと公式マーク)でより困難になったと。
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「ワシントンポスト:米国は、ゼレンスキー大統領のために、ロシア軍による逮捕や暗殺から逃れるよう避難(国外脱出)の準備を整えました。
しかし、ウクライナの大統領は国から離れることを拒絶しました。」
うう…。胸が痛い。 twitter.com/KyivIndependen…
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國松淳和先生と『エキスパートナース』編集長から、同誌連載「患者をみる技術」"やさしくする"をスキル化する①~③をご恵投いただきました。医療者以外にも応用できるなあ…と大変参考になりました。一番面白かったのは「やさしくすべし」とは「やさしい人になれ」という意味ではない、というところ。
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特に「ケア」を業務とする看護師の皆さんには大切なところだと思うのですが、これ、対人業務のある職種(つまりほとんどの職種)ですごく参考になる考え方だと思います。「やさしさ」とはスキル(技術)であり、だからこそ後天的に身につけたり、度合いを調節したり、発揮することをやめたりできると。
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ここでいう「やさしさ」とは具体的にどういう技能かというと、「相手(本稿では「患者」)のつらさに見合った対応をする」と。この言語化はすばらしい。確かに誰にでもできることではなく、観察と柔軟な対応力が必須となりますね。たしかにこれを常時というのは無理で、オンオフやレベリングが大事。
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昨晩の『プライムニュース』でイズムィコ先生がチラッと言っていたけど、ウクライナのゼレンスキー大統領は「100年先の語られ方」を考えているのかもしれない。「すべてを自国民と世界が見ている」という現況が、国外退避して臨時政府を立てることよりも、陥落寸前の首都に残ることを選ばせたのかも。
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【補足】
>「100年先の(ウクライナという国と人々の)語られ方」を考えているのかもしれない。
>(彼自身の資質や周囲の環境というよりも)「すべてを自国民と世界が見ている」という(テクノロジーが作り出した世界の)現況が、
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ドミトリー・ロゴジン(ロシア宇宙開発国営企業ロスコスモス社CEO/元ロシア連邦副首相「我々ロシアが制御から手を引けば、ISSはアメリカか欧州のどこかに落ちるかもしれない。いったい誰が制御するというのか」
イーロン・マスク「Space X」
これは…、爽快すぎる…。。(利益誘導があるにしても) twitter.com/elonmusk/statu…
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「そもそもウクライナが(orゼレンスキー政権が)NATOに加盟したいなどと言わなければ侵攻はなかった(≒だから自業自得な面がある?)」というようなツイートを見かけたけど、心理学でいうところの「公平世界仮説」は国際情勢への感想にも生まれるだな…と暗い感想を持った。
psychmuseum.jp/show_room/just…
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イラク戦争もアフガニスタン戦争も、首都を占領してから戦争終結までイラクで8年8カ月、アフガンで20年(!)かかっているわけで、この先たとえロシアがキエフを占領できたとして、プーチンはその先いったいどうするつもりなんだ…。何か多少なりとも実現可能な見通しらしきものは本当にあるのかな。。
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駐日ロシア大使館の公式アカウントが「キエフの歴代政権は、8年間ドネツクとルガンスクに戦争とジェノサイドを行っていた」とツイートしていて驚いた(さすがに呆れてRTしない)。よりによってこのタイミングでそんなフェイクを日本語で仕掛けるのか…というのもあるけど、
youtu.be/p-zilnPtZ2M
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「ドネツクやルガンスクへの(ゼレンスキー政権による)攻撃はありえない」という点って、ウクライナのゼレンスキー大統領がつい先日(露軍侵攻開始直前)、ロシア語でロシア市民に停戦を呼び掛ける動画で、まさにピンポイントで否定していたところなんですよね。
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(前掲動画2:40くらいから)
「ドネツク州には何十回も訪問して、住民たちと顔と目を合わせて会話している。ドンバス・アリーナでは(2012年のサッカー)欧州選手権でウクライナ代表を地元住民と応援した。ルガンスクにはわたしの一番の親友の母親が住んでいる。」
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なんというか…SNSにおけるナラティブの積み重ね合いでは(すくなくとも日本語圏では)ウクライナの圧勝という感じで…。いやもちろん私の見た範囲でしかないんですが、ロシアってこんなに物語の積み重ね合いに関心のない国だったんだ(そしてゼレンスキー大統領が見事だった)と、すこし驚きました。
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イズムィコ先生が討議に入ると面白いのは、内容が圧縮されていて濃いだけでなく、司会者から振られた際に、前に喋った人の話を引き合いに出したり、肯定して受けてから自説を喋るので、他の演者が気持ちよく話せているのと、数人で喋る場が「掛け算」になるんですね。これ討議の技術として見習いたい。
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すべての展開が早すぎて、そのことが不安を加速させている気がする。「厭戦」ではなく「厭世」に振れないよう気をつけないと、心がもたない。
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(なにより恐ろしいのは、なんというか、、、この状況に慣れていって、飽きてしまうのではないかということなんですよね。。。決して状況は改善されておらず、なにひとつ修復されていないまま、関心が薄れてゆくかもしれないのが怖い。。それこそが現状をひっくり返したい人の狙いでもあるだろうし…)
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NHK日曜討論でイズムィコ先生がチラッと言っていて、こ、これすごい話だ…と思ったけどSNS上ではあまり話題になっていないもの(わたしが目にしていないだけかも)に、「いずれ日本が主導して経済制裁を加えることがあるかもしれない(その時のためにも今回強い制裁に加わるべき)」という話があった。
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これ、おそらく台湾有事や朝鮮半島有事を視野に入れているんですよね。今後、東アジアで軍事的な問題が発生した場合、日本は(軍事オプションがとりづらい場合は特に)率先して経済制裁を主導する必要があり、それに世界に加わってもらわないといけない、と。その時のためにも今回ノウハウを積もうと。
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もっと直接的に、尖閣諸島や竹島、オホーツク海での領海問題もあるかもしれない。いずれにせよ、今回ダメージを受けた「国際秩序」の回復、力による主権侵害に対する制裁に関して、日本はまったく他人事ではないということが、あの短いフレーズから感じられました。林外相には伝わったのだろうか…。
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マイケル is 誰。
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#鎌倉殿の13人
九郎義経さん、この性格で「水手から射殺せば舟動かせなくて一網打尽じゃね?」とか、鹿を崖から突き落として何匹か生き延びたら「鹿がいけるなら馬もいけるんじゃね?」と人間ごと駆け降りたりするバーサーカーで、儀礼を重んじる平家の武者をさくさく刈り取っていくんですよね。。。
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九郎義経の「伝説」は、この後800年くらいかけて盛りに盛られまくってゆくわけで(ついには天狗に育てられたとか部下が人外だとか)、それは「体制が安定する直前に非業の死を遂げる天才的功労者」として、体制側からも反体制側からも都合がいい英雄像として歓迎されて広がってゆくわけですね。。
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いままさに侵攻を受けている国の外相がFacebook経由でオンラインブリーフィングを開いて、それを大使館公式アカウントがTwitterで告知・募集している…。。。 twitter.com/UKRinJPN/statu…
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『NHKスペシャル』イズムィコ先生「ロシアに武力侵攻を許した時点で、バッドエンドは決まってしまった。あとはどのバッドエンドがよりマシか、支援を続けて膨大な犠牲が出してそれでも戦い続けてもらうか、降伏を呼び掛けて暴力による主権侵害を許すか、より筋が通ったバッドエンドを選ぶしかない。」