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「出来るかどうか、やりきれるかどうかはわからないけれど、そうありたい」と答えるのが精一杯の問いが、この世にはたくさんある、ということは、多くの人に知っておいてもらいたいと願う。
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“あなたのおかげで、ちょっと、この世界は優しくなっとるんやで。わたしと一緒に、だいじょうぶって言ってくれる人もな、けっこうおるで。”
国道沿いで、だいじょうぶ100回|岸田奈美|NamiKishida @namikishida #note note.kishidanami.com/n/n04df32445735
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昨日からずっと、もしも自分の愛する人が線路に降りて叫び声をあげてホームへ石を投げ出したのを見たらすぐに自分も線路に降りて駆け寄ってその人を抱きしめることが出来るだろうか、と考えています。
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「世界は厄介な状況だ。いくつもの両義性が存在する。真に善い行いをしている人にも欠点はある。君たちが争っている相手にも愛する子供がいるだろうし、君たちと共通することも確実にあるはずだ」
オバマ前大統領、ネット上の過激な批判カルチャーを非難… rollingstonejapan.com/articles/detai…
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作中のヒロイン紫の上に対してしか使っていないスペシャルな擬態語なんですね。それも「御法」という、紫の上がもうすぐ亡くなる晩年に、「若くて元気だった頃の紫の上の様子の評価」として使われます。この「ここぞ」の言葉の使い方、「他の登場人物には使わない」という緻密なキャラクター管理が、
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木曜の朝から暗いニュースが多いので、少し雅な気分になれるかもしれない話をします。『源氏物語』には、それ以前の作品には見られない新しい単語がいくつかあります。そのひとつが「あざあざ」という擬態語で、「あざやか」「あざやぐ」から派生した「とても鮮やかな様子」という意味の言葉です。
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これはもちろんわたくし自身もそういう経験が何度もあって、過去ログを読み返すだに「なぜこういうことを書いたんだろう」と頭をひねることがあるのだけど、それもそもそも「過去ログが気軽に見られる」という状況が招いた結果だと思うとなかなか感慨深い。
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「自分は事実の話をしているのであって、感情や倫理の話をしているのではない」というようなことを言う人のなかで、「(その人が判定した)事実」が「(その人自身の)感情や倫理観」に大きく影響を受けていることをあまり自覚していないケースがあって、SNSが強く可視化したもののひとつだなと思う。
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「源氏物語は我が国における最古の物語というわけでもないし、世界最古の女流文学作品というわけでもない。が、だからといってそれがこの作品の価値をいささかも貶めるわけではない」というような文章を最近本で読んだな…と思って本棚をがさごそ探して見つからず、
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個人的に、いらすとやさんの風神雷神図が好きで、いつか仕事のプレゼン資料で使いたいとブックマークしていたんですがまったく使える機会がなく、ここで成仏。
風神雷神のイラスト|いらすとや irasutoya.com/2015/08/blog-p…
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「日本の擬人化コンテンツが美少女モノばかり」というフレーズを見かけて、えー…、、、え? と、まず『風神雷神図』(俵屋宗達)が浮かんでしまった時点で議論への参加資格がなかった。
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とりあえず紫女の幼名「まひろ」の違和感はなんとかねじ伏せるとして、公式の「世界最古の女性文学といわれる『源氏物語』」という文言はすっと削除したほうがいいし(額田王や小野小町、清少納言派の神経をかなり逆撫でしている)「愛す」もせめて「恋す」に替えたほうが…。
www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/ori…
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来年の大河『#光る君へ 』、期待とともに不安もすごい勢いで募っているのだけど、きっと時代考証についた先生がなんとかしてくれると信じているし、その一方であの時代の考証はどうやっても(エンタメ性と当時の価値観との衝突をかい潜ることになり)十字砲火に晒されそうでその点でも気が重い…。。
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ダムをどちらが破壊したかももちろん重要なのだけど、そもそもロシアがウクライナへ侵攻していなければ、このダムは静かに機能し続けており原発だけでなく多くの施設や人々のために水をたたえ続けていたんだよなあ。。。
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「思い出のなかのきみ」は何年たっても変わらないんですよね。そして月の美しさも春の美しさも変わらない。だけど月日は確実に移ろいゆき、「同じもの」はあるはずがない。それでも、そのうえで、あの人はもういないのに、自分の(あの人を想う)気持ちもまた変わらないでいて、それが切なく悲しいと。
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福山雅治さんの『桜坂』という曲がリリース以来大好きで今もよく聴いていて、歌詞にある「君はいまも君のままで」というところで、5年くらい前にはっと、これは在原業平の代表歌「月やあらむ 春や昔の春ならぬ 我が身ひとつはもとの身にして」とテーマがそのまま同じだ…と気づいてしびれました。
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某広告代理店から「営業に使いたいので見本誌を20冊ほど用立ててほしい」と頼まれ、「いや、あの、ええと、売りものなので、買ってください」と言ってしまった(5年ぶりたぶん3回目くらい)。
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現代社会は「呪い」という現象の負の影響について無関心かつ無防備すぎると思っているけれども、それとともに「祝福」という行為の正の影響についても、もうすこし周知されたほうがいいよなと思う。祟り神は今もけっこう厄介だし、それは敬したり祀ったり、つまりよく語りよく遇することで鎮められる。 twitter.com/tarareba722/st…
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清少納言が愛した中宮定子さま、宮廷の頂点から急転直下で罪人の家族と貶められ、幼い子を3人も遺して若くして亡くなっているのに、その後(あの陰陽師全盛期に)「怨霊になった」という話がどの日記にも出てこないのは、『枕草子』が鎮魂の書として機能した影響、という山本淳子先生の説、好きです。
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JRの、特に災害時と新幹線周りのオペレーションがすごいのは前々から知ってはいたけど、組み合わさるとさらにすさまじくなるの、すごすぎてバッファとかどう考えているのか知りたい。 twitter.com/u_n_smith/stat…
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この考えに賛成か反対かは置いておいて、真っ当で筋が通っており驚いてしまった。特に「前線が現時点で凍結しても侵攻前まで押し戻したとしても、大差ない。ロシアが現体制な限りまた必ず侵攻が起きるから」という分析。
ロシアへの越境攻撃 「自由ロシ… asahi.com/articles/ASR61… #ウクライナ情勢
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「なぜ人類は、これだけ科学を発達させてきたのに、天候を操作する技術をそれほど進めてこなかったのか」という学生からの質問に、工学者でもある作家の森博嗣先生が「屋根を建てたほうが安いから」と回答していて、なるほど工学者らしい発想だなーと唸りました。
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SNSで軽い気持ちで揶揄や中傷を繰り返して、その相手から法的措置を受けて動揺している人の姿を見ると、西尾維新先生が書いた「馬鹿とは罪ではなく罰である」という警句が頭をよぎる。