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「酒が人間をダメにするのではなく、人間のダメさ加減を酒が明らかにする」というような警句があったと思うのだけど、これ「酒」を「SNS」に替えてもそのまま通じるなと思うなど。もちろん「楽しい酒」や「しあわせな酒」があることも重々承知のうえで。
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SNSにおけるワクチン関連の話題、まだこんなに荒廃しているのか…、と、昼間の自分のツイートのリプライ欄を眺めながら、医療関係者の大変な献身と心労に想いを寄せて、静かに感謝をささげます。ありがとう。
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コロナ禍後の人類、クソ高い授業料を払ったのだから、さすがに「ワクチンは特別な事情がないかぎり打っておくと特別な事情があって打てない人のためにもなる」や「具合が悪かったら外出せず家で休んでいる」は、当たり前の常識として登録しようよ。
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『光る君』で永山絢斗さんが演じる予定だった藤原隆家は、直情的で乱暴で、でも賢く美しい姉(定子)が大好きで、不安定だけど歴史的な役割はきっちり果たす責任感の強さや、慕う人やかばう人が多い不思議な魅力を持っていたキャラクターなので、今回のキャスティングお見事と思ったんだけどなあ。
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マンガや書籍のページ画像をSNSにアップする際は、(それが善意であっても)タイトルや著者名、できれば当該巻数は明記しましょうよ。
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どう見ても大丈夫じゃない人に「大丈夫ですか?」と聞くのは意味がないのは分かるのだけど、駅のホームでうずくまっている人に声をかける際の適当な言葉が「大丈夫ですか?」以外に思いつかず、語彙力の限界を感じています。なんかいいフレーズありませんか。(今朝もそう声がけてベンチまで誘導した)
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イズムィコ先生「あの…(数秒スタジオ上部を見上げて)、これはウクライナ語にもあるのかどうか分からないのですが、ロシア語に“アヴォシ”という言葉がありまして、最近の日本語で一番近いフレーズは“ワンチャン”です。つまり、なんかいいほうに転がるかもしれないから、やっとこう、という意味。
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イズムィコ先生「先月の仏マクロン大統領との電話会談で、ルカシェンコ大統領は、“我々はロシアから首を絞められないかぎり、ロシア製核兵器どころか通常兵器さえ置かせない”と言っています。それから1ヶ月で配備することになったので、たぶん本当にロシアから首を絞められているんだと思います。」
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BSフジ『プライムニュース』司会者から、ロシアの核兵器について、発射権限も承認権限も取り扱い権限も何もないのに、領土に核配備されるベラルーシは嬉しいのか、という質問に対して、イズムィコ先生「それは嫌でしょう。嫌でしょうがないと思いますよ。」
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著名人の不倫報道、「人間関係はこんなもんだ」と言いたい人と「人間関係はなるべく清らかであるべきだ」と言いたい人の、つまり厭世気分と処罰感情の両方の需要を満たせるから取り沙汰されがちだ、というのはわかるのだけど、なんというか、当人の家族の問題ってだけの話によくもまあ…とは毎度思う。
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他人の複雑で多彩な経験を「つまり嫌だったってことでしょ」というふうにまとめる人、伝わらなかったのは残念だし仕方ないけど、まさかそういうことを言う人が多様性がどうのとは言いませんよね。
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誰かの体験や、その後に絞り出した多くの言葉で綴った述懐を、「要するに、嫌だったってことでしょう」とまとめてしまう行為が、そう言われたほうにとってはそのままど真ん中の「呪い」として機能する、ということに気づいていない人がいるようで、あるいは気づいてなお言っているのか。
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“せめてこれを読むあなたの言葉で記事を読み、感じた自分自身の言葉で感想を書いて欲しいと思います。誰かがスクリーンショットで切り取った「呪い」をクリックひとつで拡散するだけではなく。”
「吉岡里帆はグラビアの仕事が嫌だった」というSNSで… @C4Dbeginner #note note.com/774notes/n/n70…
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インテグラ・ヘルシングにもアーカードにも、泉野明にも篠原遊馬にもなれなかったけど、ペンウッド卿や後藤隊長のような大人になりたいと、少なくともあのように振る舞いたいということは、目指し続けること自体に価値があるのではないかと思うわけです。おはようございます。本日も生き延びましょう。
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百科事典をぞんざいに扱うことを公言している人物が教育行政に口出ししているのか。。。まじか。。。
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アニメ版も最高だった。これ「承知いたしました。どちらでどうぞ宜しくお願いします。」と受けた側もすごい。びっくりした。奇跡みたいだ。
youtu.be/9CwgjP_8CIk
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SHARPさんが「最高だ」と言っていたので読んでみた。最高だった。すげえ。詩(うた)のような……いや、まぎれもなくマンガなんだけど、言葉にして説明するのがもったいなくなる気分の作品でした。
『船場センタービルの漫画/町田 洋』-船場センタービルの漫画- @_to_ti to-ti.in/story/semba_ce…
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「我々はどこから来たのか」「我々は何者か」「我々はどこへ行くのか」は、それぞれ人文学における重要なテーマで、そのうえそれぞれが密接に関連しあっているのだけど、たまに前者ふたつにまったく興味がない人がいて、「古文漢文を必修から外そう」という人は、そういうタイプなんだろうなと感じる。
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梅雨、月曜日、次の祝日まで1ヶ月以上と、今日は上半期最大の難所だな。ということはつまり、今日みたいな日は生き延びるだけで100点だということだ。息を吸おう。まずは。
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まあ「そりゃそうだな」という話ですけども、とはいえなんというか、作品側の「価値」や「質」の話というより、まず社会側、受け手側の「規模」とか「時代性」の話が前提にあるんだよな、ということは、この手の話に触れるたびに覚えておいたほうがいいなとは思います。
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限られた人数や狭い範囲で楽しんでいたものが、UIの発達やメディアの革新、社会や時代の変動とマッチするなどのキッカケで大ブレイクすると批判や規制の対象になる。つまり「内容」ではなくて、より多くの人に触れられると、「これはダメ」と言う人の数も増えて、その反対ベクトルが規制に繋がると。
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これは個人的な経験則の話でしかないんですが、『源氏物語』の規制史(受容史)を読んでいると、強めの批判や規制が入るキッカケってだいたい「たくさんの人に読まれるようになったから」なんだよな…と実感します。印刷技術の発達とかブームとかが起こって、そうなると「けしからん弾」が飛んでくる。
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そこそこな規模の都市の駅前ショッピングセンターの「カルチャーフロア」と名付けられた一画に、わりと広めな何もない空間があって、フロアマップをみると「そこ」にはかつて書店があり、今はもうないことがわかって、ああ、かつてここにひとつの文化が興って、そして滅びたんだなとしんみりする。
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「憲法違反だ」「表現の自由を守れ」という主張には全力で同意するのだけど、その主張のためにマンガのコマを、引用のルールを守らずに使っているツイートを見かけると、ガッカリすることを何度か繰り返している。