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営業さんがたまに使う「会話にジャーゴン(特定の業界やジャンルの固有用語、表現、略字等)を使うことでこちらの業界理解度を計る」みたいな手法は、手っ取り早く摩擦係数を計るには便利かもしれないけど、「そういう手法を使う人なんだ…なるほど」と思われるリスクをやや過小評価している気がする。
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『枕草子』で清少納言が冒頭に四季折々の見どころを書いたのは、季節の移り変わりを喜ぶことで「時間の経過を愛そうぜ」ということだと思っているのだけど、もうひとつ、跋文にある「帝は『史記』を書かせるらしい」に掛けたダジャレ(史記=四季)だと思うんですよね。
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業務によっては、「やる気スイッチのオンの仕方」よりも「やりたくなさスイッチのオフの仕方」を知りたい時があるよなあ…などと思いつつ、気の重い企画書作成に取り掛かりました。
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Twitterくん、次々に新しいサービスを実装するのはいいのだけど、「コミュニティ」や「Pro」のことは忘れて…ない……よね……?? 自分としては「フリート」を復活させてほしいのだけど…。。。
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危ない!! 13時からメンテだった!! あと30分!
最後の運営報酬を忘れずに受け取りっておきましょう!!!
#FGO
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とはいえ「法」は作っただけではうまく機能せず、絶対安定政権の後ろ盾が必要だったり、環境や社会情勢に沿って日々改修・適宜運用が重要なので、その思想は江戸幕府の作る「武家諸法度」へのアップデートを待つ、ということで来年の大河へつながる、というシナリオなのだろうか。
#どうする家康
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「治世の混乱を治めるために専断する頼朝とそれを止めようとしても止められない義時」の関係は「義時と泰時」にスライドしたわけですが、「これ、本当に止めるためには慣習や人間関係や人vs.人ではダメだ、法にしよう」ということで泰時は御成敗式目(武家政権用法令)を作るわけで、
#鎌倉殿の13人
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『深層NEWS』8/24付け、(SNSやメディアを使ったロシアの情報戦について)イズムィコ先生「ロシアの情報戦は、人々の意識(や態度)を180度変えるというよりも何が起こっているかわからなくする、あるいは怒りを掻き立てるという狙いがある。」
【侵攻から半年】SNSや衛星… youtu.be/vnV2i7NlXr8
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SNSで見ず知らずの相手に「以前は尊敬していたけど、がっかりしてフォローを外した」とリプライしてくる人、「目が覚めてよかったですね」と心から思う。ついでに「お互いもう一歩ずつ離れていたほうがいいですよね」と祈りながらブロックします。これもまた相互理解のひとつのかたちだなと。
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このロイターのツイートを見て「え、ウクライナ軍が原発に攻撃してると認めたの?」と一瞬思ってしまいましたが、同日付ガーディアンやBBCでは、ゼレンスキー大統領は正しくは「ロシア兵が核施設の影からウクライナ軍を攻撃するならそのロシア兵は特別な標的になる」と語っています。要旨が全然違う。 twitter.com/Reuters/status…
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画像生成AIへの注文文が「魔法詠唱」にしか見えないという話、ロマンがあるなあと思いつつ、話が逆の可能性もあって、もともと他人を使役する際の命令文や癒やしの祝詞、取引の際の証文・定型文が、ファンタジー作品の「魔法詠唱文」の参考になったのではないか、と考えてみるといろいろ合点がいく。
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「花の色はうつりにけりな いたづらに 我が身よにふるながめせしまに」(小野小町)
この歌について、一般的には後悔や嘆きばかり読み取る解釈が主流なのだけど、それ以上に「自分の時間の使い方や自分の価値は自分で決めるよ」という強い意思が感じられるんですよね。後悔も嘆きも自分のものだ、と。
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「異常な世界の異常な人々による異常な行為」を描くためには、そこに「正常な人」を配置しないとそうは見えない、ということを知りつくした作劇だよなあ…と。
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#鎌倉殿の13人
三谷幸喜氏の作劇が凄いのは「こんなことはおかしい」と言い続ける北条泰時を絶妙に配置するところなんですよね。義時の判断はそれなりに当時の社会環境的常識に収まりかねない政治的処断なのだけど、そこに一人(視聴者から見て)真っ当な人を置くことで、異常な残酷さが浮かびあがる。
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全国の学校教員の皆さまへお伝えしたいのは、「思春期以前に体験した、一ヶ月以上前に設定した納期を守らなかった場合の相手の対応」は、その後のその人の人生にわりと大きな影響を及ぼすので、大変だと思いますが頑張ってくださいませ。お薦めはにっこり笑って「それでいつなら出来るのですか」です。
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#鎌倉殿の13人
「和歌とは」について、三好殿の言っていた「心のままに詠むもの」と源仲章 (生田斗真さん)の言っていた「帝(や神様)の言葉を理解するためのもの」は、どちらも正解だなあと思っています。『古今和歌集』仮名序(紀貫之)の解釈問題ですね。気になる人はググってみましょう。
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#鎌倉殿の13人
「闇堕ち」というのは、いったん堕ちたらそれでもう属性が変わって周囲に迷惑を撒き散らして滅びの道を真っ逆さまで終了…、、というわけではなく、地獄には地獄のゆえんたるさらなる苦しみが何度も何度も訪れるということがよくわかる脚本ですね。。。
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え、優しいことで絶望に突き落とされたのかな、そういう優しさの闇堕ちエピソードがあるのかなと思ったら、どうやら「絶望」というフレーズが(マイナス方向にもプラス方向にも使える)強調語として使っているようだった。面白いなー。
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日テレ『24時間テレビ』、芸人の兼近さんが「若い頃、家族や自分が貧乏なのは社会のせいであり、自分も他人もどうでもよかった」と言っていて、でもいまはそう思わなくなった、周囲のおかけだと語っていて、いい話だなと思っていたのだけど、「(周りの人が)絶望的に優しかった」と言っていて驚いた。
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(推定)28歳の宮廷女房が千年前に「春といえば夜明けが最高」とか「坊主はイケメンに限る」とか「クシャミの声がデカいやつマジでムカつく。どんだけお前んち広いんだよ」とか書かれた作品が大好きなので、「【ギャル】とは年齢や性別や社会属性ではなく文化」という点については同意せざるをえない。
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『宙に参る』(肋骨凹介著)という作品が好きで、何度も読み返しています。特に好きなのは第13話「未練者達の葬列」。「人格」というものに「秘密」という要素がいかに強く関わっているかがよくわかる内容でした。既刊2巻なのだけど公式サイトに続きが載っていてうれしい。
to-ti.in/product/sora_ni
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「自分には『耳をすませば』みたいな青春はなかったぞ」と嘆く皆さん、まだチャンスはあるぞ。若者が秘密で何かやろうとしてるのを見守ったり、不出来だけど完成までもっていった初めての作品の挑戦と努力を認める機会が、いつか巡ってくるかもしれません。その時に備えて心に余裕をもっておこうね。
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何年編集者をやっていても、その人に「文章を書く才能があるかどうか」などというのはわからないのですが、「書けば書くほど自分に勉強が足りていないということが分かる」と言える人は、よい書き手になれる資格をひとつ手にしていると思います。
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「自分の信じるとおりやってごらん。でもな、人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。誰のせいにもできないからね。」
これ、なにげにジブリ史上屈指の名セリフですよね。
#耳をすませば