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転売屋の弊害はいろいろあるんですが、こと作品公式グッズについていえば、公式とファンの間にある「作品愛」と「信頼」という土壌の上でかろうじて(価格と販売数がバランスして)成立しているケースが多々あり、それが壊れると販売できなくなるグッズはたくさんあるんですよ、とは言っておきたい。
1002
@michio_n @mangekaren 詳しく話すと対策されてしまうのでふわっとしか話せませんが、たとえば(絶対に転売されないシステムは無理でも)一度転売に手を染めた商品とそれを買った人(メールアドレス等)が次回の商品を購入しづらくすることは、販売側で出来るわけです。コストをかければ。ではそのコストはどうするの、と。
1003
「転売ヤー」はSNSでめちゃくちゃ叩かれていて、まあお金がない若い人が罪悪感もなく手を出しているんだろうな…と思っていて、で、実際に自分で某作品公式グッズの限定品販売に携わったときに実感したんですが、
転売ふざけんなお前らの対策コストが乗って割高になってんだよ!! と憎しみが倍増した。
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オンライン会議、「数分の遅刻」という過失に対して列席者へ与える精神的ストレスが大きすぎると思うので、ZOOMやGoogleMeetは「設定した時間に会議が始まらない場合、ログインしている人はツインビーがプレイできる」とかのオプション機能を付けてほしい。
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「めちゃくちゃコミュニケーションが発達している現代に生きる人たちよりも、千年前の人たちのほうが、意外と、人の心の防御力の弱さや、誰かの言動から発せられる悪意の攻撃力の強さに敏感だったし、【そういう力】に対処する方法をいろいろと練っていたのではないかなあ…」という話でした。
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現代のSNSは、わりと気軽に悪意や害意を振りまきがちで(これは自分ももっと気をつけようと思うのだけど)、それは間違いなく誰かにとって「呪い」になり、「祟り」となって、よくない効果を発揮するだろうし、そういう悪意には、対策する準備なり自分なりの対応様式は整えておいたほうがいいと思う。
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『源氏物語』や『枕草子』を読むと、呪いを祓ったり祟りを鎮めるのにけっこうな労力を使っていることがわかる。「昔の人は非科学的だなあ…」と読み流すことも出来るけど、現代のSNSを見ると「誰かから悪意を向けられること」の精神的被害やストレスの大きさについては、もっと広まってほしいと思う。
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「身体を清潔に保ち、外見を整え、よき香りに身を包むのは、他人からどう見られたいかというよりもむしろ、自分の心の力を向上させるための行為である」ということを千年前に書いた清少納言先輩、さすがと言わざるをえない。
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『枕草子』三巻本第二十六段「心ときめきするもの」
「頭洗ひ、化粧じて、香ばしうしみたる衣など着たる。ことに見る人なき所にても、心のうちは、なほいとをかし」
【私訳】
「お風呂に入って化粧して、香水などをつけた服を着ること。特に誰に見せるわけでなくても、気分が上がって心がときめく。」
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初秋のやや気が重い火曜日なので、日本で初めて(おそらく世界的にも最も早い時期に)「お風呂も化粧もお洒落も、誰かに見せるためというより自分のため。めっちゃ気分が上がる」という、清少納言先輩の心強い一節を紹介しておきたい。今日も生き延びよう。
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ブロックは、してもされても「断絶」を感じるものだし、実際にそういう側面もある機能なのだけど、最近は「つらく冷たく厳しく誤解と誤認と説明不足まみれのTwitterという場所で、あなたとわたしが殴り合いも殺し合いもせず同じサービス上で生き続けるためのほとんど唯一の手段」と思うようになった。
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「やらなきゃいけないこと」と「やったほうがいいこと」を書き出してみたらむちゃくちゃな数になって、追い込まれた心に謎の余裕が生まれて「やらなくてもいいこと」をやることがあるでしょう、わははは、それがいまツイートを打ち込んでいるわたしだ、わはははは(死
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#鎌倉殿の十三人
畠山重忠の「あなたが戦わなければいけない本当の相手」という台詞、これ、このシーンは父親のことだろうけど、端々に「朝廷」とも読み取れる仕込みを入れているの、三谷幸喜すげえ、と唸った。「鎌倉のため、便利な言葉だ」、まさにこの言葉を使って坂東は承久の乱に勝ったわけで。
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#鎌倉殿の13人
Wikipedia「源実朝」より。
「建保7年(1219年)1月27日、雪が2尺ほど積もる日に八幡宮拝賀を迎えた。夜になり神拝を終え退出の最中、「親の敵はかく討つぞ」と叫ぶ公暁に襲われ、実朝は落命した。」
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ウクライナ軍がロシア軍の攻撃を退けたり自国領地を回復したり、それに伴ってロシア軍が転進したことをロシア側報道がオブラートに包んで発表するたびに「大本営発表」と言われているのだけど、もしかしてわれわれは、この先70年で「モスクワ発」へ置き換わる契機を目にしているのかもしれない。
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ロシア占領下のサポリージャ原発で外部電源が失われている問題、露軍も宇軍も「相手が攻撃している」と言っているわけだけど、そもそも露軍がそこに居なければ原発は無事なのだから、ロシアはとっととそこからどいて家に帰れ、以外の適解があるはずがない。
yomiuri.co.jp/world/20220910…
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#鎌倉殿の13人
『カーテン』か『そして誰もいなくなった』か『オリエント急行殺人事件』か『春にして君を離れ』か。
個人的には、前者2つの掛け合わせで手紙エンドかなあと予想します。 twitter.com/naoejou/status…
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NYタイムズが「この時期にウクライナがイジュームを奪還したのはデカい」と報じている。冬になると特に欧州でエネルギー高騰問題が取り沙汰され、世論の継戦支援支持率が下がる可能性があり、ウクライナとしてはその前に具体的で象徴的な成果を出すことが重要であったと。
nytimes.com/2022/09/10/wor…
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NHKも報じたか。
ロシア軍 ウクライナ東部のイジュームから “事実上の撤退” | NHK www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
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清少納言は「誰かと見る美しい月明かり」を、紫式部は「孤独を際立たせる月の美しさ」を、それぞれ描写しているともいえます。千年前から月は夜空にあり、わたしたちのさまざまな想いを照らし出してくれているのですねえ。
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いっぽう紫式部も月を印象的に『源氏物語』で登場させているのですが、葵の上や紫の上が亡くなった夜(特に紫の上の命日は旧暦8月15日で中秋の名月)に月に照らされた源氏の姿を描写し、また「めぐり逢ひて」と、『紫式部集』の冒頭に掲げられた和歌も月にまつわる(友との別れの)内容でした。
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清少納言は月が大好きで、長谷寺への参詣の夜、窓から差し込む月明かりを見て「こんなときに人は和歌を詠みたくなるんだろうな」とか、「月の明るい夜に牛車で水たまりを通り過ぎると跳ねた水が水晶を砕いたように光ってすてきだ」と書いています。ついでに「下衆に月明かりは似つかわしくない」とも。
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数日前『指輪物語』の原作と映像化作品で、登場キャラの容姿に関してどこまで独自解釈が許されるかというような話がタイムラインに流れてきて、ふむふむと読んでいたけど、それはさておき昨日FGOでは新選組と織田信長と石田三成が邪馬台国でわちゃわちゃする新イベント開催が発表されたようですね。
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(それはそれとして、他国の全権特命大使が駐在国の元首相の葬儀(の様式や手法)について、「手続きを飛ばしてよい(あとで議論すればよい)」とSNSで呟くの、けっこうなレベルの内政干渉であり文化干渉だと思うのですが、こういうの保守派の皆さんは気にならないんですかね)