302
ちなみにこの交雑個体は、異種間にも関わらず繁殖能力を持ち、東南アジア各地のずさんな管理をされた養殖場から大量に逃げ出し絶滅危惧種の純血のシャムワニと交配して、遺伝汚染を起こし問題になっている。養殖目的で交雑体を作ったのは、イリエワニ単種よりも交雑種の方が成長が速いためと言われる。
304
305
306
養殖ものでもワニには寄生虫のリスクがあるため、オーストラリアの衛生局は食用のワニ肉はマイナス18度以下で二日間以上冷凍することを義務づけている(近年日本に大量に入ってきているワニ肉は全て冷凍済み)。なお、冷凍だけでは死なない寄生虫も小数いるため、食べる場合は十分な加熱処理が必須。
310
先日撮影した夕日に当たって光るワニの写真を朝日新聞デジタル版に載せていただました。ワニの美しさを多くの人に知ってもらえたら嬉しいなあ。
news.yahoo.co.jp/articles/894e4…
311
自然環境を復元した飼育は動物の福祉のためだけではなく、集客にもつながると思う。狭いコンクリートのいけすや透明の水槽に入れられ全く動かないワニよりも、自然に似せた環境でゆったりと泳いだり日光浴する姿を見る方が、まるで現地で見てきたかのような体験ができてお客さんも喜ぶのではなかろうか
312
こういう意見も来るので、一応注意書を。適切な大きさ(最低4メートル)以下の船で大型個体に近づいたり、船から手を出したり、ワニの大きさ関係無く触ろうとするのは当然危ない。というか、オーストラリアでは野生動物への過度な干渉と餌付けは懲役か罰金の対象になる。 twitter.com/Q0BuL8pJ8yfBbK…
316
お恥ずかしながら、オーストラリアの日本語放送のラジオでインタビューを受けました。豪在住の色々な日本人を毎週インタビューしてるそうです。冒頭でワニの赤ちゃんの声が聞けます。 sbs.com.au/language/japan…
319
昨日からものすごい勢いで過去ツイートが伸びているのは、あれの効果か…
【ワニ雑学】実際にロードキルされるワニの数はオーストラリアではとても少ない。アメリカではアリゲーターが年に数十頭轢かれているのに対し、オーストラリアのクロコダイルは年に1頭報告あるかどうか。
320
【補足】巨大ワニを捕獲する場合は、船上から専用の銛を首に撃つか金属製の箱罠を使うかしなければいけないため、必ずケガをさせてしまう。さらに鎮静剤を打って何百キロという体を縄で縛って陸上に引っ張り上げなければならないため、大変な負担がかかる。加えて野生の場合、かなりの老齢の可能性あり