1
2
突然ですが、 カワウソがウネウネするだけの動画をご覧ください
(野生個体をとある橋の上から撮影しています)
3
テレビ局から取材協力という名のもと時々メールが来るが、そのほぼ全てが、ワニへの理解を深めたり自然のままの姿を伝えようとするのとは真逆の内容なのでスルーしている。ワニの生存と保護のため研究に従事している者が、どうして、面白おかしくワニの間違ったイメージが広がることに助長するだろうか
4
先日は日本のテレビ番組制作会社から、巨大生物捕獲という企画をやっているので、巨大ワニが捕まえられる所を教えてくれという依頼が来た。きびしい野生の世界を奇跡的に何十年と生き延びた自然遺産ともいえる巨大ワニを、保護や研究、または人命救助のためでなく捕獲できると思っているのだろうか…?
5
グーグルから来る論文引用の知らせの中で、おもしろいものを発見。320万年前のアウストラロピテクスのルーシーさんは木から落ちてなくなったのでは?と言われているが、地形や化石など精査した結果、高所から落下して斜面を転げ落ちたあげく、ワニに襲われたっぽいと言う内容。すごい死に様… twitter.com/GingaCrocodylu…
6
野生の大型イリエワニのオス同士のガチ喧嘩。15年以上ワニの研究してきて初めて見た非常にめずらしい映像。4.5メートルのワニが出している唸り声(というか咆哮)はもはや怪獣。ワニ学会の会長やレンジャー達にも見せたら驚いていた
7
9
これ僕の職場だけど、日本にまでニュースになってるのね...英語の元記事が曲解して伝えちゃったのが良くないんだけど、8年間追跡というのは少々大げさで、レンジャー達に存在は知られていたけど住宅街に入って来ないように見張っていたと言うのが真相。そもそも下流にはもっと大きいワニがゴロゴロいる twitter.com/YahooNewsTopic…
10
12
素晴らしい発見をした研究が論文にもならず、人知れずニュースレターやウェブサイトにだけひっそりと載っていることがたまにある。国際誌に載らないので誰もその存在を知らないのだが後日発見されたり。今まで誰もが難しいだろうと思ってやらなかったことを、ごく簡単な方法で試していたりとか‥
13
14
15
16
先日ツイートした老ワニ、いよいよ死期が近いようで先週僕が見た場所からほとんど動かず、一般の人達からも公園局に死にかけのワニがいると通報がいくつか来ているとのこと。その中で気になったのが、具合が悪く死にかかっているのだから苦しませずに安楽死させろと言う声が少なからず届いてることだ。
17
19
【悲報】無事にオーストラリアにたどり着くも命がけで集めたDNAサンプルを空港で没収される…
20
ワニには強い帰巣本能があるのは近年のGPS追跡で広く知られているが「どうやって元いた場所に戻って来るのか?」という疑問は誰も調査したことがなかった。渡り鳥やウミガメでその研究をしている人達がいるので、その結果を待とうと。そんな中10年以上前にメキシコの片田舎である実験をした人がいた
21
イリエワニは海洋に出ることが知られているけど、実際に海にいるのを見るのは本当に難しい。本格的にワニを研究し始めて18年間まともに見たことなかったけど、今年は初めて撮影することができた。写真は来年出る本に載せる予定なのでお楽しみに〜🐊
22
保護や駆除で捕まった3種のワニの頭にそれぞれ廃車から取り出した小さな磁石をテープで付けたのだ。すると今までほぼ全てのワニが何十キロも離れた場所に放してもほぼ必ず元の場所に帰って来ていたのに、その後一切戻って来ることがなくなった。中にはたった3キロの距離でも戻って来れなかった
23
24
僕自身を含めた他国の研究者は、ワニの帰巣本能の仕組みは実験室で解剖学と生化学的なアプローチで調べないと分からないだろうと思い込んでいたが、このメキシコの研究者は当たり前の物を使ったごく簡単な実験で、ハチや鳥類のように帰巣に磁気探知が深く関わっている可能性が高いことを見事示した
25
これ、すごいなあ。にわかには信じがたいけど、台風で流されてきたのだろうか?ちょっと口先が丸い気がしないでもないけどイリエワニの幼体によく似てる。写真で見る限り全長70~80センチくらいかな?野生のオスだとしたら3~4歳だと思うけど、外洋を何百キロも泳いで来るには小さ過ぎるような… twitter.com/guitaristshoji…