福田雄介(ワニ研究者)(@GingaCrocodylus)さんの人気ツイート(古い順)

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今日は色々あってちょっと疲れたので、ここで突然クイズ。ワニが1頭だけ写っています。けっこう簡単なので5秒以内に見つけてください。
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昨日、大臣から広報を通して去年と今年のワニの駆除数を知りたいと問い合わせが来たので注意書きを付けて数字を渡したのだが、今日さっそくニュースに取り上げられ「ワニが爆発的に増えている!」「もっと駆除を!」と大騒ぎに。去年は天候のせいで記録的に駆除数が減って今年は通常に戻っただけなのに
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ワニの野外調査はたいがい夜中やるんだけど、うっそうとした夜の沼地はけっこう雰囲気あるよと言ったらあまりわかってもらえなかったので、写真に撮ってみたらけっこうちゃんと不気味に撮れた笑。場所によるけどこういう所を大型サーチライトでワニを探しながらボートでゆっくりさかのぼっていきます。
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で、夜の沼けっこう怖いと思うでしょ?でもその手元をふと見ると全長たった30センチの子ワニがこんな感じで妖精のようにプカプカ浮いたりしているわけですよ。なかなかの異世界っぷりでしょ?(ちなみにこの2枚の写真は日時は違うけど同じ場所で撮影)
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僕からすれば、ごくまれにワニに襲われ亡くなってしまった人よりも絶滅寸前にまで撃ち殺されてしまった数十万頭のワニの怒りや悲しみの方が大きいのではないかと思うけれど、実際には、ワニはワニとしていつでも悠々として生きていて、その威厳溢れる姿はとても美しい。
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最近はちょっとジョンストンワニが続いたので、とっておきのイリエワニを。4メートル越えの立派なワニだけど、そのポコッとしたお腹が印象的だったのでおまんじゅう君と名付けました(が、その直後水中に逃げられた…)
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去年アフリカ行った時に見たんだけど、カバって川辺とかでほんとにボテっと横になって昼寝してるのよ。実際に生身で出くわしたら怖いんだろうけど、車から見るその姿は実にほほえましくてかわいいのですよ。
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先日みなさまに紹介したおまんじゅう君。真正面から。やっぱりお腹がすごい。かわいくてかっこいい。そして尻尾が超立派。
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以前、カバかわいいよプッシュしたら、でも本当は恐ろしい動物なんですよ!たくさん人が死んでるんですよ!泣いてる子もいるんですよ!と言ってきた人がいたけど、そんなこと言ったらワニだって、ねえ… (写真はカバとナイルワニが一緒に昼寝しているところ)
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色と言い形と言い、造形美のこの美しさ、どうでしょうか。そして何より、この表情!野生ワニのすばらしさが存分にあふれ出ているこの顔。これだけで脳がしびれますが、実物を生で見ると頭真っ白で脱力します(体験談)。
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そしてこの寝顔ですよ。水辺の王者と言えども彼もまたワニ同士のきびしい生存競争にさらされている。なのにこの表情…もうね、言葉がありません。光も色も全くいじってない撮って出しなのに艶々と黒く光るマーブルのようなウロコが素晴らしい。
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【くまんちゅ推薦】クマによる事故に会わないための注意事項が、専門の方の手によって分かりやすくまとめてあります。山に入る予定の方やそういった地域にお住まいの方はぜひご一読を。作中のクマの絵がとてもかわいいです twitter.com/kazariya0302/s…
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「クマの事故を防ぐには何よりクマに出会わないようにすること」というのは、「ワニに襲われないためには絶対に水に入らないこと」とか「山に入るときは二人以上で」とか共通項も多い。ちなみにワニの場合だと、襲われても他に人がいたときの方が格段に生存率が高くなると過去のデータで出ています。
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昨日、ワニの顎のタプタプはむっちゃ柔らかいみたいなことを書きましたが、それを確かめた動画がこちらになります。これは3メートルほどの個体だけど大きくなればなるほどタプタプして柔らかくなります。皮膚表面のウロコは一つ一つがツルツルのザラザラで固いよ(健康サンダルみたいな感じ)。
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今まで一万頭以上のワニを見てきた僕でも、ここまできれいに下の前歯2本が上アゴを突き抜けちゃってるのはそうそう記憶にない。というかネット上に溢れているワニ画像でもこんなに突き抜けちゃってるのはあまりないのではないのでしょうか。歯が突き抜けすぎて小さい龍の角みたいになっちゃってるもの
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ちなみにこの穴はピアスのように一気に開いたのではなくて、歯の成長とともに少しずつできたものです。分厚い顎の骨にしっかり穴が開きます。この穴は生まれた時にはありません。前歯が折れちゃったり生え変わってたりすると、その分穴の開き具合も遅くなるようです。野生のワニは穴がきれいに開きます twitter.com/GingaCrocodylu…
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カワセミと大型イリエワニの奇跡のコラボ。ワニ撮ってたらたまたま写っただけなんだけどすごい偶然だよね。どちらもお互いのことをまったく気にしていなかった。豊かな自然を象徴するような光景
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神々しいイリエワニ。中ボスくらい。
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写真では巨大なワニに見えても、実はそんなに大きくないという場合がよくある。そんなときは歯に注目を。イリエワニの場合は3メートルを超えたあたりで歯はこの写真のように太くなり先が丸くなる。1~2メートル代だと歯はまだ細くて先も鋭く尖っている。鋭い刃から叩き潰すハンマーに変わる感じ。
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恐竜かと思ったら、ただのかっこいいオオトカゲだった。しかも脱皮中。水辺をノッシノッシ歩く姿はまさに恐竜のよう。
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先日実家から送られてきたバカでかい浴衣が畳めず困っていたら、加門七海先生の着物は縫い目通りに畳めばきれいにたためるというツイートを思い出し、どこが縫われているのかシゲシゲと眺めつつ、その線に沿って折っていったらパタパタとパズルのように小さく四角くなった。和服すごい。
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今日、何とも言えぬ美しさと怖さを持つワニに会った。おそらく僕より年上であろうそのワニは、大きくて(全長4メートル弱)、青白く光っていて、目を見張るほどの神々しさと迫力だった。
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船で移動中に見た川を泳ぐヘビ。むっちゃ速かった。そばにはクビナガガメもいた。
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きびしい野性を勝ち抜いた巨大ワニの迫力と貫禄、この顔によく出てるよね。じっくり見れば見るほど、見入ってしまう。
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ちなみに、この大ワニのもう一つの見どころはこの見事に浮き出た肩甲骨。ワニにも肩があると言うと「えっ?」と言われることが多いけど、これだとワニの肩の位置がちゃんとわかるでしょ? twitter.com/GingaCrocodylu…