草木のこと(@herecomethewar1)さんの人気ツイート(リツイート順)

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Acacia dealbata ミモザ、「想い出のミモザが君の帽子の上に安らぐ」とジャン・コクトーが詠った花。ミモザの花が咲くと、彼女はその花を持ってパリから50kmほど南のコクトーが眠る礼拝堂ミリ・ラ・フォレにバイクで出掛けたと言っていたけど、一緒に行った訳じゃないので本当か嘘か僕は知らない。
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米ぬかを生成する際に排出される「ライスワックス」と、野菜の「食べられるのに規格外で廃棄されるもの」や「出荷時にカットされる部分」などを材料にした「おやさいクレヨン Vegetable Crayon」。色を補うために食用色素を加えているそうだが、発色は良さそう。amzn.to/2wTBlCJ
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corylus heterophylla ハシバミ、古くからケルトの伝承などでは「知識」「癒し」「魔法」の木として語られ、魔法使いが持つ杖はハシバミの木から作られたものだったという。この杖を使い彼等はダウジングを行い水脈や金脈をみつけた。魔女のように魔法使いが教会に弾圧されなかったのは、彼等が↓
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Jacaranda mimosifolia キリモドキ、ノウゼンカズラ科の常緑高木。原産地はボリビアやアルゼンチンの南米熱帯地域。オーストラリアや南アフリカでは野生化してしまったものも多い。街路樹としても利用され、道路が紫色に染まった様を桜並木の道と比べてしまうけど、桜のふんわりした色の方が好き。
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davidia ハンカチノキ、鳩の木 幽霊の木なんて呼び名もある。花についた白い大きな2枚の苞葉がハンカチや鳩や幽霊に見えるのだろう。東京の礫川公園にあるハンカチノキは、もともと作家幸田文が所有していた木。中国四川省・雲南省原産。
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Katherine J. Willis 著 Katie Scottイラスト「Botanicum (Welcome to the Museum) 」amzn.to/2p9FxtC 英国キュー植物園が監修した子ども向けの植物図鑑ではあるが、オトナも楽しめる美しさ。
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neoregelia carolinae ネオレゲリア・カロリナエ、ブラジル原産。開花時期になると真ん中の葉が赤く色付く。中心に水を溜めその中に小さな紫色の花を咲かせる。時にはその水の中でオタマジャクシが育つこともあるという。南アフリカと並びブラジルには日本にいては想像も出来ないような植物が育つ。
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自然界にはアルビノを除いて純白の花は存在しない。白と言われる花も微妙に何らかの色を持ち受粉の媒介者を誘惑している。白という色はその媒介者たちには目に留まらない色らしく、そんな花をつけても種を残すことが出来ないから。そうすると花嫁が白いブーケってのはダメじゃないかと考えてしまう。
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Spiranthes sinensis ネジバナ、英語でスパイラル・オーキドと呼ばれるようにラン科の多年草。温帯天麩羅熱帯アジアなどに広く分布。日本でもヒトの生活圏内の土手や公園の芝生などに普通に生えていたりして、子供たちに綺麗な雑草扱いされたり公園管理で刈られたりする。
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Hydrangea macrophylla var. thunbergii アマチャ、ヤマアジサイの変種。若葉を蒸して揉み乾燥させたものを煎じ甘茶とする。花祭りのとき、仏さまに注ぐあのお茶。また生薬として抗アレルギー作用があるとされるが、花粉症に効くと云われる甜茶はバラ科キイチゴ属の「甜葉懸鈎子」のみとの事。
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アマゾンの熱帯雨林に「歌う花」が見つかったという。蘭の仲間でOrchidaceae cantusと名付けられ、その花は花粉を媒介するハミングバードを誘うために綺麗な高音を奏でるという。coolearth.org/ashaninka-news…
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木々は動かないなんて思い込みは捨てよう。森が喘ぐように息をしている。そんな風に見えてしまうのは、奪い破壊してきたという罪悪感からだろうか?そのうちに悲鳴や泣き声が聞こえるかもしれない。 twitter.com/ZonePhysics/st…
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「インドがモンサントを追い出した」koriworld.com/blog-entry-956… 今年の4月1日をもって廃止された種子法。その影響で心配されるのがモンサント社のような遺伝子組換を行う企業による農作物の種子独占。アメリカのご機嫌を取るのも結構だけど、農家が辛い思いをするような種子法の廃止であってはならない。
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Gloriosa グロリオサ、英語でFlame Lily(炎のユリ)と呼ばれる通り火炎の様な姿が美しいイヌサフラン科の落葉性多年生植物。球根が長芋の担根体に似ていることから誤食事故が起きるがアルカロイド系の毒を持つので死に至る事もある。観賞用植物として高知県などで栽培される。原産地は熱帯アジア。
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「花冷え」という言葉があるけれど、桜の時期って特に夜はまだ寒いよね。なんて昨日、年配の男性と話していた。冷えた缶ビール片手に震えながらの花見の思い出がある人もいると思う。「花冷え」には、もう一つ日本酒の温度を指す意味がある。だいたい10度くらいの温度だそうだ。缶ビールより粋だね。
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Allium ネギ属、ネギ、タマネギ、ニンニクなどスーパーの野菜売場でお馴染みでも花については印象が薄いのでは?葱坊主なんて言われるように、この属の花は丸くポンポンのように可愛いものが多く、鑑賞花として栽培されるものも多い。また天皇の使用する輿を葱華輦と言い上部に葱坊主の飾りが付く。
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「食べられると野菜も痛みを感じる?米国でヴィーガン論争を巻き起こした日本人研究者の大発見」 lite.blogos.com/article/335374/ 生きていること、それは人も動物も魚も虫も植物も同じ。みんなそれぞれ生きる覚悟を持ってるってことだと思う。痛みって生きようとする証でしょ?
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英国のキュー・ガーデンでは、その名前を冠したジンやウォッカといった酒類の製造に関わり販売も行う。酒もまた植物からの恵みのひとつ、日本でもワインでもビールでもいいから植物園としてしっかりと監修したものを作ってみれば良いのに。そうすれば僕らのようなアルコホリックな奴らも集まってくる。
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Scabiosa japonica マツムシソウ、開花時期がちょうどマツムシ(鈴虫)が鳴く時期に重なることからこの名前で呼ばれる。北海道から九州までの山地に分布。スカビオサの名前で園芸植物として流通するものは近縁種であるセイヨウマツムシソウであることが多い。皮膚病に効く薬草として扱われることも。
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clathrus archeri 俗称オクトパス・スティンクホーン(Octopus Stinkhorn)またはデビルズ・フィンガーズ。日本では見たまま「タコスッポンタケ」の名前で呼ばれる。見た目の悪さに加えて臭い、他のキノコと異なりハエに胞子を運ばせるためにハエ好みの悪臭を放つ。こんなキノコでも食べてみたい?
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Rosmarinus officinalis L. ローズマリー Rosmarinusには「海の雫」という意味があるらしい。和名は迷迭香。ヨーロッパでは悪魔から守ってくれる不思議な力を持つ植物と信じられていた。香辛料としての利用だけでなく、薬用植物としても研究されており、当に我々を守ってくれる植物言える。
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snowdrop 聖燭祭、イエス・キリストが聖母マリアと養父ヨセフによりエルサレム神殿に連れて来られたことを祝う日。欧州の地方ではこの日にクリスマスツリーを燃やすという。この日スノードロップの花をボウルに集め家に持ち帰ると家が浄化されるという言い伝えがイギリスの地方に残されている。
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濱野 周泰 著「世界の巨樹と絶景の森 」amzn.to/2hCri2v 世界には僕らの貧弱な想像力を遥かに超える巨大な木々や森がまだ残っている。けれど破壊される環境や気候の変動の中いつまでその姿を見ることが出来るのか?巨大なバオバブの木も王子さまが住む星に行かなくては見れなくなってしまう。
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aloe polyphylla アロエ・ポリュフュルラ、スパイラル・アロエ 螺旋アロエなどと呼ばれる特徴的なアロエ。マニアには人気ある種類のようで、それなりの流通はある。但し、アロエ・ヴェラ以外のアロエ種はワシントン条約に触れることがあるので出所の確認は必要であると思う。
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射干玉(ヌバタマ)、ヒオウギの種子。その神秘的な漆黒は夜や闇をイメージさせるため和歌などでは夜や神の枕詞として使われる。烏羽玉(ウバタマ)とも呼ばれる。射干とはヒオウギの中国名からの当て字。烏羽はそのままカラスの羽の色から。幻覚サボテンとして有名なペヨーテの和名も何故かウバタマ。