草木のこと(@herecomethewar1)さんの人気ツイート(いいね順)

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Strongylodon macrobotrys 翡翠葛 フィリピン諸島原産のマメ亜科蔓性常緑植物。絵の具を混ぜ合わせたってなかなか作り出せないような美しい翡翠色はコピグメント効果に因るが、受粉媒介するコウモリが好む色でもある。
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davidia ハンカチノキ、鳩の木 幽霊の木なんて呼び名もある。花についた白い大きな2枚の苞葉がハンカチや鳩や幽霊に見えるのだろう。東京の礫川公園にあるハンカチノキは、もともと作家幸田文が所有していた木。中国四川省・雲南省原産。
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lycoperdon perlatum ホコリタケ、「悪魔の嗅ぎタバコ入れ」とか「パフ・ボール・マッシュルーム」なんて英語圏では呼ばれている。とても口に出来ないような外見だが、食べることが出来、ハンペンのような食感とのこと。漢方では「馬勃」と呼ばれ咽頭炎、扁桃腺炎、咳などに効果があるとされる。
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Laburnum anagyroides キングサリ、英名のgolden chainをそのまま和名に用いたようだが、別名黄花藤とも呼ばれる。禁煙治療にも使用されるシチシンを含む。過剰な摂取は死を招くこともあるようなので、誤って種などを食べてしまったときは慌てず医療機関に助けを求めた方がいい。
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Xylaria polymorpha マメザヤタケという和名は豆鞘に似ているということなんだろうけど、英語圏の「dead man's fingers(死者の指)」という呼び名を知ってしまうとそうとしか見えない。地中からゾンビが這い出てくる姿が想像出来てしまう。このキノコを見て美味しそうと思う人は少ないだろう。
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コロナ禍、家の中で過ごす子供たちのために英国キュー植物園がネット上に開いた教室。kew.org/learning/learn…子供向けなので英語もそれ程難しくはなく動画やゲームのコーナーも用意されている。ピークアウトしたのかどうかもよくわからない現状。今後は自衛ということらしいのでまた籠る時のために。
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mistletoe ヤドリギ。自ら光合成する力は持つが、地面からのミネラルの供給は宿主に依存する半寄生植物。ドイツでは若枝や葉は循環器・呼吸器系の疾患や腫瘍・悪性腫瘍の処置に利用される薬草として取り扱われる。冬、葉の落ちた木々にヤドリギを見つけると何だか嬉しくなる。
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Citrus depressa ヒラミレモン、一般にはシークァーサーの名前のほうが知られる沖縄から台湾に自生するミカン科の常緑低木。沖縄方言でシーは酸いを意味するようにレモン代わりに使われたりする。癌の抑制効果があるとされるノビレチンを多く含むことから健康食品として加工されたりもする。
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welwitschia mirabilis ウェルウィッチア、和名サバクオモト(砂漠万年青)。以前にもツイートしたけれどアフリカ ナミブ砂漠に分布する植物。一対のみの葉を伸ばし続け、その長さは8mに及ぶ個体もある。生きている化石と評されるほど原始的植物のようだ。京都府立植物園などでも栽培されている。
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米ぬかを生成する際に排出される「ライスワックス」と、野菜の「食べられるのに規格外で廃棄されるもの」や「出荷時にカットされる部分」などを材料にした「おやさいクレヨン Vegetable Crayon」。色を補うために食用色素を加えているそうだが、発色は良さそう。amzn.to/2wTBlCJ
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The Millennium Seed Bank ミレニアム・シード・バンク、英国キュー王立植物園がコーディネートする世界最大の野生植物の種子バンク。世界中から集められた種子は2015年現在で1,980,405,036個にもなり-20度の乾燥室で保管されるという。絶滅が心配される植物がいつか救われることもあるのだろうか?
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「インドがモンサントを追い出した」koriworld.com/blog-entry-956… 今年の4月1日をもって廃止された種子法。その影響で心配されるのがモンサント社のような遺伝子組換を行う企業による農作物の種子独占。アメリカのご機嫌を取るのも結構だけど、農家が辛い思いをするような種子法の廃止であってはならない。
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Theobroma cacao チョコレートの原料としてしられるカカオ。カカオ豆なんて呼ばれるが、アオイ科に属する植物。本来なら豆ではなくベリーと呼ばれるべき果実。同様にコーヒーもアカネ科の植物でありマメ科ではない。植物学上の「ベリー」は単一の花の子房から生成される単一の果実のこと。
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bonsai 盆栽、年寄りの枯れた趣味みたいに思う人もいるだろうがとんでもない。生命と時間と格闘して、ある意味傲慢なくらいに自分の好みと美意識を主張して鉢の上に何処にも存在しない自然を作り上げ維持しようってんだから。神の領域を侵す畏れ多いような趣味だと思うね、まったく。
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かつてイギリスはインドで栽培したケシから阿片を精製し中国に売った。その利益で茶葉を買い、中国は茶葉を売った利益でまた阿片を買った。イギリスに持ち込まれた茶葉は輸入税と販売税になり、英国に富をもたらした。その財力によって産業革命が推進された。2つの植物によって作られた人類の歴史。
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花煙館 ファ・イエン・グアン、男たちが詩と女と阿片を楽しむ快楽の館。papaver somniferum 微睡みの芥子を意味する学名持つこの植物によって人びとは過酷な日々を忘れ快楽に耽った。寝椅子に横になって阿片を吸引する男たちはいつしか骸骨のように痩せ細り、経済を破綻させ、国は破滅に向かった。
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Cerasus lannesiana 'Gioiko' 御衣黄、緑色の花を咲かせる桜として知られる栽培品種。花見に出掛けても飲み食いして騒いで終わりって人には興味ないだろうけれど、こんな桜があることも知っておいて欲しい。またウコンという名前の桜もこれよりも薄いが緑の花をつける。飲む前のアレではない。
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Taxus wallichian インドイチイもしくはヒマラヤイチイと呼ばれるイチイ属の一種。イチイには抗がん剤の原料となるタキサン類似体が含まれている、同時にタキシンなどの有毒アルカロイドを含む。果肉は甘く食用や果実酒として利用されるが果肉以外の種子や葉など植物全体にタキシンは含まれる。
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clathrus archeri 俗称オクトパス・スティンクホーン(Octopus Stinkhorn)またはデビルズ・フィンガーズ。日本では見たまま「タコスッポンタケ」の名前で呼ばれる。見た目の悪さに加えて臭い、他のキノコと異なりハエに胞子を運ばせるためにハエ好みの悪臭を放つ。こんなキノコでも食べてみたい?
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chrysanthemum キク、子どもの頃はどうしても供花のイメージが強く好きになれなかった。菊人形も不気味で嫌いだった。菊の花の香りはお線香の香りと相性が良く、自律神経を整える効果があると言われる。大切な人を喪い不安定になっている気持ちを少し落ち着かせるために供えられているのかと思う。
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ホコリタケ、極地を除く世界中に分布するキノコ。見た目そのまま、ハンペンのような食感で吸い物に入れたり、バター焼きなどで食することも出来る。漢方では馬勃の名前で止血や痛み止めとして利用され、抗癌効果を研究されたりもしているらしい。
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rhododendron hortulanus h. witte レンゲツツジに似た鮮やかなオレンジ色が印象的。ツツジには致死性になりうる毒成分のグラヤノトキシンが含まれるが、特にレンゲツツジには多く、子どもたちが蜜を吸ったりすることも注意が必要。養蜂家も避ける花。
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Davidia involucrata ダヴィディアまたはハンカチノキ。東京都文京区の礫川公園にあるハンカチノキは小石川植物園の技官山中寅文から作家幸田文に贈られた木を、彼女の死後に娘の青木玉が公園に寄贈したもの。彼女の木々に対する想いは父 露伴が子に与えたものの一つ。
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希少価値が高いものは何でもそうかもしれないが、蘭の違法取引が問題になっている。コスタリカなどでは野生蘭を違法に採取して、田舎の道端で野菜を売るように販売していると聞く。自生地は踏み荒らされ希少蘭はますますその個体数減らす。ヒトの欲はとても罪深い。
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以前ここで紹介した軽井沢の「ジャムの小林」こと小林商会が東京 森下のNICOで11月16日17日の2日間限定販売の予定。興味がある方は覗いてみると良いと思う。珍しい木の実をビールを飲みながら見付けることが出来るかも知れない。仕事帰りに居酒屋で同僚の愚痴を聞かされるよりずっといい。