西洋魔術博物館(@MuseeMagica)さんの人気ツイート(リツイート順)

1801
雑。1930年代ともなると、ハロウィンパーティー専用の小道具が多数売り出され、テーブルセッティングも(お金を出せば)楽になっていきます。魔女と黒猫柄のテーブルクロスまで登場。なんかすごいです。
1802
雑。お空に浮かぶ雲は「世界の気分」の表出ですから、それがなにに見えるかというのは重要な霊的観察なのであります。とりわけ晩夏夕刻のそれは美しいのですが、残暑きびしきおり、熱中症には注意しましょう。絵はメアリー・クラウチ。
1803
先程カーナビが「今日は #恋人の日 」と口走りましたので、おなじみタロットの「恋人」を紹介するのであります。図は当館謹製「W. T. ホートンタロット」から。スコットランドで作製された限定50部の珍品のため、いまでは入手はほぼ不可能でありますーー
1804
こちらはペーパークラフト「ポップアップストーンヘンジ」。グリーティングカードにも使えそうです。アマゾンUKで見かけました。
1805
魔法のランプにからんで再掲。 twitter.com/MuseeMagica/st…
1806
ネギを尊ぶ由来は諸説ありまして、ドルイドの聖草説、戦争に際して敵味方識別に用いて勝利を呼んだ説といろいろ。ともあれ英国の薔薇、スコットランドのアザミ、アイルランドのシャムロック、そしてウェールズのネギは基本情報であります。
1807
雑。ギフトブックというチャリティー目的で出版される豪華本があります。名誉編集長に王族を迎え、有名作家や画家に無償奉仕をもとめ、収益を寄付するのです。ここに珍品が集まることが多いのであります。図は1915年の傷病兵支援ギフトブックから「盲目の兵士」と「魔女」の絵。なぜこの絵を?
1808
7月30日は英国の詩人トマス・グレイ(1716- 1771 )の命日です。ケンブリッジの古典学者として穏やかな一生を送った人ですが、大傑作「教会墓地にて詠む挽歌」を著しています。夕暮れ時に墓地で諸行無常を想うそのスタイルは無数の「墓地派」詩人を生み出していて、英国の幽霊好きの遠因のひとつかと。
1809
思いますにジャポニズムにも第一期、二期とあるのでしょう。一次大戦前となればこの通り。日本から輸出されたキモノガウンをまとってブレックファストするのがお洒落だったのであります。後光がわりの扇子もなかなか。
1810
The Fool は瘋癲、風転、フーテン、風来坊と訳してみましょう。語源的にも folly は「空気、なかみからっぽ」あたりです。マルセイユの愚者は「フーテンの寅さん」でよいでしょう。なんか山猫みたいなのが噛みついてますし、あれをトラとする意見もありますので。
1811
ついでに翻案。南部藩の豪農小原家の長女あかねは妹の許嫁を奪つて婿とするも戊辰戦争の勃発により寡婦となり、実家は瓦解。乱世を利用してのしあがる怪漢烈田への愛憎を糧に自らも修羅の道を歩むのであつた。 twitter.com/MuseeMagica/st…
1812
「白妖精の湖」から3マイル離れた場所にある「黄色妖精の湖」。白スイレンに囲まれる黄色スイレンが美しいとのこと。常識的に考えればリング内の水に魔力が宿るのでしょうが、採取しようとするといろいろありそうです。
1813
雑。「六ペンスの歌」に登場する男。「かわいい六ペンス、六ペンス。一ペンス遣って一ペンス貸して、四ペンスを女房に持ち帰る」のですが、これを繰り返して一文無しになり、奥さんと猫に睨まれております。なんらかの神秘的手続きを象徴しているはずなのですが、いまひとつ不明。興味深いのです。
1814
続・ナイチンゲール。 伝記によれば幼女時代のフローレンスのお人形遊びも一風変わっていて、人形はすべて病人設定。看病したり包帯を巻いたりしていたとのこと。このあたり、伝記作家のあとづけとも思われますが真相はいかに。(姉が壊した人形を修繕していたとの説もあります)。
1815
暦。さて今年も「借りた三日間」伝説。別ヴァージョンも見つかりました。 荒れる三月を無事にやりすごした雄牛が「たいしたことねえな」とうそぶきますと、聞きつけたマーチがエイプリルから三日ほど借りて雄牛をぼこぼこにするというお話。油断大敵という教訓でしょうか。図は「オートモーブル」。
1816
本に関する伝承はそこそこ見つかるのですが(枕の下に入れて寝ると内容を夢見るetc)、本棚のそれはまだ見つかりません。おそらく本棚という家具が一般に普及してからあまり時間が経過していないからかと。個々の修道院や図書館には「不吉の本棚」とか「幽霊が棲む本棚」があるようです。
1817
ミクルマスとブラックベリーに関して再掲。あれの茂みは本当に危険なんだそうです。 twitter.com/MuseeMagica/st…
1818
――子供たちの異界巡りのガイド役を任されること多し。煙突掃除人、街灯点灯人、猫肉屋、箒売りなどなど、ロンドンの路上職の風俗をまとめるカタログは事実上の魔物図鑑として機能するのであります。このあたり、ナーサリーマジックのグリモワール事情なり、と。
1819
雑。チェンバースの暦本によれば、メソポタミアの某市では聖トマスの遺骸が奇妙な聖遺物と化しているとのこと。石棺から突出した聖人の腕があり、それに疑義のある文書等を握らせます。文書に問題があれば放り投げるそうで、いわゆる「聖トマスの審判」なり、と。レッドスネークカモンでしょうか。
1820
雑。英国の野山で見つかる石器時代の鏃。これをエルフショットとしてお守りにする話は有名ですが、具体的な細工が紹介されるのは珍しいかも。エヴァンズの『英国石器図譜』(1896)にある図では、鏃が銀の土台にマウントされてペンダントに。文字は持ち主の頭文字とのこと。
1821
祝祭食物という観点に立てば、3月1日にネギをいただくのはウェールズの地霊のエネルギーをいただくに等しいわけで、いわば食魔術なのであります。縁起物フードは大切であります。
1822
母の日とのことで再掲。 twitter.com/MuseeMagica/st…
1823
20世紀のアメリカでは授業の一環としてバレンタインカードを作成し、友達同士で贈りあったようです。事実上のクラス内人気投票ですから、複数もらえる子、一枚も来ない子が発生し、結構な修羅場だった模様。チャーリー・ブラウンがため息をつく日なのであります。
1824
一応解説しますと、1899年のこの広告で言及されているローズは南アフリカの大実業家セシル・ローズ、キッチナーは陸軍元帥ホレイショ・キッチナー、プリンスは後のエドワード七世陛下。ずいぶんと偉い人ばかりおちょっくっておるのであります。
1825
暦。3月25日は受胎告知日。ということで再掲。 twitter.com/MuseeMagica/st…