西洋魔術博物館(@MuseeMagica)さんの人気ツイート(いいね順)

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暦。勤労感謝の日は米国のサンクスギビングの翻案日という説もあります。よくわからんのです。とりあえず日頃の勤労に感謝して、寒い晩秋の朝にあたたかい布団のなかでいつまでもぐずぐずしていていい日とのこと。勤労していなくてもぐずぐずしていていい日なり、と。
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暦。11月24日は2022年のサンクスギビング。この日のご馳走の七面鳥から採れるウィッシュボーンで願い事のおまじないをするのは伝統儀式。図は南北戦争中の陸軍でのサンクスギビング・ウィッシュボーン。いいおっさんたちが子供のように。
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ーー結局、警察や教会関係者が出動して騒ぎを鎮圧するはめになりました。この件はタイムズなどでも報道され、いまだ蒙昧の輩の多いことよと有識者の嘆くことしきり。なお19世紀半ばともなれば水泳は婦女子も嗜むべしとして、婦女子読本でも奨励されています。図も同書から。
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部位の数え歌に関して。子供の指はだいたい子豚扱いされます。ヴァリエーション多し。 twitter.com/MuseeMagica/st…
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ミクルマスとブラックベリーに関して再掲。あれの茂みは本当に危険なんだそうです。 twitter.com/MuseeMagica/st…
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ストーンヘンジがトレンド入りしているので再掲。 twitter.com/MuseeMagica/st…
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暦。4月14日は2022年のモウンデーサースデイ。この日英国の君主が貧しい人々にお金を与える慣習がありまして、君主の年齢に応じて対象人数と額が決まります。御年96歳になられる女王陛下の場合、96人の男性、96人の女性に96ペンス相当の貨幣を手渡しするのです。今年は皇太子殿下が代行とのこと。 twitter.com/RoyalDickie/st…
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雑。埋葬関連で調べますと、面白い呪詛(?)の類も見つかります。墓穴に棺を安置して、最後のお別れをする場面。花束を投げ入れるあたりが普通なのですが、なかには「硫黄」を投じて故人の赴く先を暗示したりする例もあったそうです。酒瓶とかは思いやりのある方でしょう。
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絵入りアルマナックの挿絵はだんだんと受け狙いになっていくのが面白いのです。当初は伝統的な季節寓意や擬人化像を掲載していたのですが、やがて「花咲くおっさんたち」シリーズを展開したり、誰得方面に暴走していきました。面白や、と。
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雑。1908年刊行『カバの木童話集』は世界の民話を集めて紹介する楽しい書物。日本からは「フィッシャーボーイ」が参加しております。漁師の青年ウラシが操業中にウミガメを捕獲。それが実は海神のお姫様でーー。ボンティーの挿絵がいい味出しておる、と思うのであります。一応、玉手箱は出ます。
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暦。七月四日は独立記念日、ということで幸運絵葉書も存在しますがデザインが面白いのです。蹄鉄はともかく忘れな草と四葉のクローバー(?)の意図するところがわかりにくい。単にラッキーアイテムを並べただけではないようなーー
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再掲。この「マーチンを待ちながら」も『祝日童話集』(1921)でハロウィンものとされております。かの夜の猫集会は不気味なのであります。 twitter.com/MuseeMagica/st…
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この頃の記述に、少し短めのスカート丈にしてホワイトコットンとショートブーツを組み合わせ、1インチほど白い部分が見えるようにすると男はいちころというものがありました。なんとか領域のヴィクトリア朝ヴァージョンでありましょう。面白いのであります。
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先週フリーメイソン会館では70もの集会が開かれましたが、すべて英国政府が打ち出した「集会は6人まで」ガイドラインを厳守したとのこと。 twitter.com/UGLE_GrandLodg…
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『久保田町史』下巻にあった写真がわかりやすいかと。 city.saga.lg.jp/main/5080.html
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初夏の窓辺あるいは屋外での読書には日本ならでは問題もあるのです。蚊取り線香の匂いは、それはそれで風情があると思いますが。 twitter.com/MuseeMagica/st…
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吸血鬼のシーズンインと頭上棺桶大乱闘の件はご質問が多いので。テレザ・ストライレスコの『カルパチアからピンドスまで』(1906)という東欧紀行の一節から。農具を使って「死ねこら」「すでに死んどるわボケ」とどつきあうみたいです。台詞はこちらによる補足ですのであしからず。
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季節。アメリカ先住民の暦に登場する「コールドムーン」のムーンはマンスの意であり、期間を表すとの記述あり。すなわち満月がコールドムーンなのではなく、今でいう「一月」という期間を指すとのこと。点検中のアルマナック(1801)から。暦はややこしいのであります。
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アイヴィーに関する伝承その2 ・オクスフォードシャーのお屋敷のメイドは他の男性使用人にクリスマス装飾用のアイヴィーを持参するよう命令する権限を有する。これを断る、あるいは忘れる男はズボンを盗まれ、そのズボンは門前あるいは街頭に釘打たれてさらしものにされる。 なんらかの術式か?
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思いますにジャポニズムにも第一期、二期とあるのでしょう。一次大戦前となればこの通り。日本から輸出されたキモノガウンをまとってブレックファストするのがお洒落だったのであります。後光がわりの扇子もなかなか。
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ハロウィン。スコットランド系の卵占いを教える珍しい絵葉書。お湯を張った洗面器に卵を割って落とし、出来上がるパターンで占います。類似物として鉛占いなどもも。
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再掲。アラジンの住む都を北京としている英語作品が多い印象。辮髪もよく見かけます。 twitter.com/MuseeMagica/st…
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占。チェンバースによれば1860年前後の時点で英国の「一番小さな規模の村落にも最低ひとりはカード占い師 card cutter がいる」とのこと。またロンドンでは無数のカード占い師が営業していて、料金も最低6ペンス(現在換算約500円)から最高3ギニー(約63000円)まで幅広いというーー
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聖フェリシテの七人の息子たちは信仰を守って殉教するのであります。いずれ訪れる悲劇を予感させる絵もあれば、たこ焼き売ってるような木版画もあります。後者の例としてニュルンベルク年代記から。
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――子供たちの異界巡りのガイド役を任されること多し。煙突掃除人、街灯点灯人、猫肉屋、箒売りなどなど、ロンドンの路上職の風俗をまとめるカタログは事実上の魔物図鑑として機能するのであります。このあたり、ナーサリーマジックのグリモワール事情なり、と。