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暦。5月14日は #けん玉の日 とのこと。
けん玉は英語では a cup and ball と言いまして、道化の持ち物のひとつ。世界をもてあそぶのであります。そのモットーは「愚行が世界を支配する」。神聖道化は地球そのものを遊具とする不逞の輩なり、と。絵はマッケンジーの『アウルグラス』(1860)から。
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家も持ちたくないとなれば、クラブで寝泊まりしたり、えんえんと旅行していたり。そして最後はカントリーサイドに引っ込んで "with a dog and few good books" 「犬とお気に入りの本数冊」の日々に入るのであります。このときに選ばれる書物で人柄がわかるとのこと。さようか、と。
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ーー「恥も外聞もないのね。そんな人は嫌いだわ」と消えてしまうという。自分の手で聖書の記録を消してしまった男は天地に安らえる場所がなく、地をさまよう悪霊の類になるんだそうです。面白い(というと語弊がありますが)伝承です。
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#愛鳥週間
ツバメに関する伝承
・軒先に巣を造られると吉兆
・巣を放棄された家はアンラッキー
・巣の中で見つかる石は貴重なお宝
・低空飛行するときは雨が近い
小鳥に関しては基本的に無干渉が正しい接し方のようです。巣の中の石はヒナが巣立って親鳥もいなくなってから確認すべしーー
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--悪魔は神父を見て激高し、そのまま遁走してしまいました。かくして悪魔の布とスーツがこの世に残ってしまい、いろいろと不思議な話が始まるのであります。ある種の聖遺物の口上か、あるいは魔法の服の伝来話か。ちなみに悪魔の服は派手なストライプが多いとされています。根拠は不明。
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#メリーさんの羊の日
もちろんメアリーと子羊という組み合わせは聖書的解釈を呼び込みます。もともと日曜学校用のブロードサイドに記された詩ですし、中世の「ユニコーンと乙女」を連想してもよいのであります。ヴィネットに囲まれた絵はご存知ウィルビーク・ルメール。
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ーー月の女神は森の女神となる一方、天界では新たな月の女神が誕生するのだそうです。結構もめそうな手続きかと。このあたりはグレアム・ロバートソンの美しい物語から。月食日食は無数の伝承の宝庫であります。