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雑。ときどき面白い会話が流れてきたりするのです。
「作品は大好きだけどそれを書いた作家は嫌いという人に会いまして」
「あー、あるわなあ」
「産みの親が嫌いってどういう心理なんですか?」
「きみ、嫁さんのご両親、好きか?」
「・・・なるほど」
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#厳粛な場での不意の一撃
花嫁の父が挨拶のスピーチで緊張のあまり「嫁に出す」の意だったんでしょうが「出荷」と言ってしまい、はたと気づいて「出家」と言いなおしてさらに泥沼化し、笑ってはならぬと出席者一同が下を向いたまま必死でがんばったのこと。
それから10年、今でも語り草だそうです。
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過去の例からいうと、日本ーベルギー間の郵送はだいたい10日はかかったのです。世界情勢を意外な線から身近に感じるのも妙な気分であります。
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ーー協会所属の靴磨き少年たちのことはロンドン警視庁も目をかけていて、巡査たちがこまめに声をかけたりしていたとのこと。このあたり、警察の「目」として利用されることもあったでしょう。写真はカッセル社編『はたらく英国』(1902)から。
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#幽霊の日
ディケンズの『クリスマスキャロル』で使われた「幽霊」を表す言葉はー
apparition 出現、見えるだけ
spectre 死んだ人間の姿が出現
phantom スペクターやアパリションと同義
ghost 死後に出現する魂。
spirit 息、霊。
soul が肉体を離れると ghost になるようです。絵はラッカム。
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