Cheeman M.D.,Ph.D.(@kakeashi_ashika)さんの人気ツイート(リツイート順)

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⑤これを踏まえると、Fig.6cにあるようにneutralもしくは正帯電寄りの綿や絹はウイルス防御という目的においては性能が劣ることになる。 なお、方々で言われているように、ウレタンマスクは感染制御にほぼ無意味であるばかりか、それで会話や密接が許されるという独善を生む害悪のもとであると考える
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最新の文献を見ても、LODでは抗原検査は核酸増幅検査に及ばない。それが科学的事実である。 最もLODにこだわるべき空港検疫を抗原検査のみで行うという非科学を堅持した結果、選手団が検疫を突破するのみならず遠隔地へ移動した後に陽性確定者が増えるという「絵に描いたような検疫の失敗」を呈した。
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承前)予防と早期介入にイベルメクチンが非常に有効という論文が集積されている。 Dr. Pierre Koryの動画を御覧になった方はお感じになったと思うが、benefit/risk比が大きいにもかかわらず全世界的に標準使用されていないのは不思議ですらある。(続く
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>RT 米国限定の抗体医薬bebtelovimab。変異株にも切れ味鮮やか、副作用リスク低く、患者の意思でアクセス可能、公費負担。 その結果、足りなくなって追加供給決定。これでは他国には回ってこない。米国だけ「かかっても治療すれば良い」という「インフルにタミフル」状態になっている。
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7月27日の厚労省アドバイザリーボード資料。 培養可能なウイルスの排出日数を有症状者と無症状者に分けてみている。すごいじゃん、国内環境におけるオリジナル研究じゃん。どうしてこれを無視するよ。 海外からはワクチン接種で大幅に短縮抑制されるデータも出ている。 mhlw.go.jp/content/109000…
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2020年11月のOne Earth誌から、不織布の帯電性についての技術的論文。かのCell Pressからこのような雑誌が出るようになったことに多角化の波を感じる。 ①図版をみていくだけでも分かりやすいので、眺めるだけでもどうぞ。 cell.com/one-earth/pdf/…
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>RT もう2週間も経つのか。第4波を象徴する「地獄の底」の出来事を記憶に留めるためにRTさせていただいた。 動脈血酸素飽和度が静脈血レベルに落ちるまで自宅療養。そんなことが現実に起こったのだ。 我が国の医療の「メッキが剥がれる」ところを見せつけられた。医療者の一員でありながら。
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続く)社会防疫に失敗した今の日本では、不顕性感染者が野放しの状態になっている。 NS ↓ NSスプレッダ→クラスタ ↓ NS 竹の地下茎のように見えない蔓延が広がっていて、ところどころで表出する。これを断ち切るためには無症状者に広く検査の網をかけるしかない。さもなくばロックダウンしかない。
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CQ6 「無症状者が自身の感染を承知する、社会防疫上ではない、御本人にとってのメリットは?」 ①突然死予防 「初発症状が突然死」ということがある。凝固系スクリーニング(危機が差し迫っていれば変動があるはず)や、抗凝固(RCT中と聞く)といった介入の可能性。(続く twitter.com/kakeashi_ashik…
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②まず本文の総括を先に見てしまおう。 「1089万人をプール検査して陽性者9名。合計で12名になった。」 『陽性率0.00008%かぁ。仮に全部が偽陽性だとしても特異度は99.99992%だよね。』 私はそうは受け止めなかった。
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新型コロナと、インフルや風邪の何が違うか。医療者の立場で考える最大の違いは「殉職する可能性が少なからずある」ということである。 先のRTは感染して亡くなった産婦人科2年目28歳女性の上司のツイート。英文に抵抗の無い方は連ツイのgofundmeの記述を読んでみて下さい。つらい。明日は我が身か。
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ここから先が重要。自費で中和抗体を測定して、明らかに低い結果を得たスタッフが、COVIDに関わらなくてすむ職場に流出する動きが出そう。これには本人よりも家族の意志が強く働く。「疲弊によらない崩壊」も迫っている。
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⑧1089万人の検査をして、新規に見いだされたのは9名で、すべて既知の単一クラスタに関連していた。No additional cases were found.それ以外の事例は無かった。大規模検査で診断された9名を含む二次三次例10名は全員発症している(図の日数表示が赤い四角になっている)。
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基幹病院といえど、かかりつけ患者を取らないわけにはいかない。肺炎はないが全身状態不良、そんな高齢者が病床を占めスタッフの人手を要する。結果、外傷・脳・心臓の緊急を受けられなくなる。 『恐怖を煽るな』論は、医療リソースがredundantなほどにある環境においてのみ、許されるものと考える。
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承前)医局での議論の中心は、副反応が怖いといった話ではなく、私たちに回ってくるであろう最初のワクチンが、変異株をカバーできそうにないことである。 英国株B.1.1.7には効果は低く、個体差も考慮すれば事実上無効の人も出るだろう。(続く
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ここからが爆弾。過量投与が遠い将来に重大な不利益をもたらすようなことがあれば、メーカーと国のみならずオピニオンリーダーを含めて訴訟提起できるよう準備していると。数十名が日々、各種媒体やネットから言質を保存と聞いて戦慄。P/Mどちらでも可とにかく若年者も接種と実名で推した先生方は(略
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職域接種に出ておられる先生方へ。一般企業や大学からの直接委託、旅行代理店や人材派遣業者からの間接委託、いずれにせよ医療的バックボーンのない事業者は避けたほうが賢明です。行くなら自治体・医師会・医療機関・健診事業者が安全かと思います。詳しくは書けませんが・・・。
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大学の集団接種が職域扱いでMなのも、11歳は10μgのPで十分とされたのに12歳に100μgのM使うのも、未接種者が多い今なら考え直せると思うが、こんな重要なことすらも「一度決まったことだから」でスルーされていくのだろうか。
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続いては医療者のためにN95/DS2マスクのお話。 ①最も高性能なのは青緑色の撥水シートをまとう3Mの1860。 価格が暴騰し「青いダイヤ」とまで呼ばれる。偽造品が横行しているので、いまやこれを購入することは非常にリスキー。写真はコロナ前からのストック。米国3Mから4月16日付で偽物注意情報。
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承前)傍から見ればzeroを狙うかwithを狙うかは運の要素もある「賭け」にも見えるが、当事者である複数の国の現場の人がまさに異口同音に言うには『僅かでも勝算があるならまず理想に挑む。そのために情報収集とパイロットスタディに注力した。』 さらに、政治が科学に従う風土も貢献した。(後編へ
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奈良医大の会見。 記者が望む「物語性」も「センセーショナリズム」も一切出さなかった。 プレホスピタルの「たられば」を語らなかった。 危機管理と医事法制の専門家が事前レクを入れたと思うほどの(もし無しだったらすごいことです)鉄壁の質疑応答。良い先生をリーダーに選ばれたと思う。(続く
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承前)そういうところで闘っておられない先生方には見えない世界があるのだと悟った。 ある病状に対して切れる手札の枚数は医者や医療機関ごとに違う。治療法は此処にはなくて余所にはあるのか、海外にはあるのか、それとも全世界的に無いのか。 費用負担可能なら追い求めることができるものもある。
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秋田県のJA(農協系)由利組合総合病院。8月25日に1例の職員感染をもって即座に外来と救急を停止させて、網羅的に検査。27日に2回目、30日に3回目、いずれも全員陰性。30日に救急、31日に外来を再開。 院内はLAMPのようだが、使い方が完璧である。きっと中の人が優れている。 yuri-hospital.honjo.akita.jp/doc/topics/202…
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蔓延期の院内防疫と検査について所感(その1) ①「社会防疫の失敗という大きな波に呑まれつつある」と書いたのは3日前のこと。 蛍光プローブのリアルタイムPCRに、年余に亘って専従に近い格好で関わった過去をもつ臨床医として、私は一貫して「特異度は100%だが、感度は高くない」と書いてきた。
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未接種の孫と接種済みの祖父母が会う場合、前者は若年ゆえに、後者はワクチンによる軽症シフトで、無症状感染している可能性があるので、事前に検査を受けていただくことを推奨する。