Cheeman M.D.,Ph.D.(@kakeashi_ashika)さんの人気ツイート(いいね順)

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>RT 早い時期にコミナティ(ファイザー)を接種済みの医療者を落胆させ憂惧させる、海外からのデータが揃ってきている。重症化と死亡は防げるが、感染が防げるのは数ヶ月。 この論文ではδ株について、中和抗体は不十分で、無症状にして高ウイルス量を分泌し、接種者間で伝播する。院内防疫の危機。
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mRNA量はファイザー30μg、モデルナ100μgで、それが免疫原性と副反応にリンクするとは言われていたが、ファイザーの人が『敢えて減らした』と述べた記事。訴求点を安全性に置き換えた「後出し」と取れなくもないが、この量の違いは選択の余地を与えるという点では歓迎される。 businessinsider.com/pfizer-lower-d…
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保健所の皆様は精一杯御尽力くださっているが、いかんせん行政の方針が必ずしも科学的に正しいものではなくなっている。濃厚接触者の定義からして従来株(武漢)時代のものでデルタにはそぐわない。マスクも野放しだ。 「ぼくのかんがえたさいきょうの・・」になるが、今は絶対に我々のほうが正しい。
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予想していたのとは少し違う年末年始である。押し寄せるCOVID症例の波に圧倒され、疲弊したスタッフ同士がギスギスして、殺伐とした空気になると思っていたが、そうはならなかった。 理由は明らかで、「出口が無くて流れが止まった」だけのことである。(続く
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承前)微粒子阻止率が100%ではないマスクで前線に立って感染しなかったことにはいくつかの解釈があるが、結論としては「それで事足りた」のである。 一般的な不織布マスクでも高速微細飛沫の噴射は防げ、加えて隙間が小さければ防御効果もある。無意味だからと外すのではなく隙間を無くすべきだった。
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癌を表明したスポーツ選手の医療費のための募金の動きに対して、発言力の強い先生方が『保険診療が最善』『保険がきかないのはインチキ・トンデモ』と、無知なる者を嘲笑うかのようにツイートされたのは衝撃を通り越して悲しくなった。 医療にはbeyond the standardが必要な局面があり、(続く
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2週間ぶりになる。第5波の消退は、関西では緩やかに見ええる。幸いにして今回は一切の診療制限なく乗り切り切った。 ある自治体では依然としてデルタ株スクリーニングを続けているが、無駄ではないかとの問いに「デルタでないものが出たら最優先で全配列読む」逆ビンゴ大会的戦略と聞いて感心した。
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尾身先生を祭り上げていた医療者の皆様もさすがに目が覚めたのではないだろうか。一年半近く前、私はスーパースターと書き、国会で議員が失礼な物言いをしたことに憤ったりもした。 今やっと、買い被っていたと悟った。検査技術論に疎いまま盲目的に大局を御す、暴政の参謀。 御老公、幽居の時です。 twitter.com/kakeashi_ashik…
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医療者の中には「普通のPCR」を『大学院で嫌というほどやった』という方、『実習でやった』という方、『全然覚えてない』という方、様々おられるだろう。 議論の前提として「普通のPCR」をどの程度、理解しておられるかを把握するうえで有用なのが、次の質問である。(続く
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この瞬発力を出せるように機器や人員を整備しておくことが、「サイエンスを実社会に役立てる」ことだと思う。 今の日本には、オリンピックをひかえて尻に火がついているはずなのに、それが出来ていない。 twitter.com/itsukainuakani…
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若年者へのワクチン過量問題。12歳から成人量のモデルナ100μgは論外だしファイザー30μgでも多すぎると先月から繰り返し書いてきた。心筋炎もさることながら長期作用が未知なのだから、人種差を考慮した必要最少量を模索して使うべきであった。 ついに台湾が若年者の接種中止 news.yahoo.co.jp/articles/d1f76…
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無症状・軽症・それ以上、に区分したときの分布が、ワクチン接種によって全体的に軽い方にシフトして多数の無症状感染者を生んでいる。確率は低いにしても、新たな感染源になる。 有症状者は行動が遠慮がちになる、という性善説に立てば、今は無症状者こそが拾い上げるべきメインターゲットである。
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承前)大阪府吉村知事が『一定の基準を満たす民間病院は受け入れを』と入口を広げることを要請されたが、見当違いだ。 院内防疫体制の弱い、スタッフの練度も高くない医療機関に、これから重症化する可能性のあるfreshな症例を入れても、患者も医療者も不幸な結果にしかならないと思う。(続く
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ワクチン接種で得られる効果のうち「感染/発症防止」は期限付きと判明し、「重症化/死亡防止」だけが残った・・・ように見えて【期限内】の実態は中等症以上になるはずだった例がそれ以下になり、軽く発症するはずだった例が無症状になる【軽症シフト】。医療者はこれを意識して院内防疫に臨むべき。
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さしあたっての最大の関心事は、先行接種でファイザーを打ってしまった我々医療者が今後どうすべきか、ということである。ブースターとして従来株用アストラゼネカを打つのか。ノババックスを待つのか。
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私は、不織布が織り目よりもはるかに小さな粒子を静電気で捕捉していることを学び、N95依存症と自嘲するほどにマスクの恩恵を享受してきた。 『マスクは無意味だから外そう』という主張は、①部分的には※一周回って正しい※ところがあるが、②結論としての「外そう」には同意しかねる。(続く
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病院の防疫は、感染者を入院させる一方でスタッフと非感染者を守る、地味だがシビアなプラクティス。どうにかこうにか1年半やってきたが、医療機関以外の「人が集まる施設」の認識の遅れが嘆かわしい。物品消毒や検温よりも、換気(居合わせなくても時間差で感染)と不織布マスク。行政の介入を望む。
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承前)なお、院内のイベルメクチン(商品名ストロメクトール)については出荷調整がかかって以降、電カルのテーブルから削除されている。皮膚科医からの申請時にのみID個別に制限が解除される。要は『疥癬以外に使うなよコラ』ということらしい。
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承前)今こそプーリングでPCRのキャパを増やすべきなのだが、国がその真価を誤認している。その一端となっているのは、こともあろうに「ガチ専門家(※SNSの医クラではない)」の意見だと思っている。これについては別項で書く。(了
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昨日書いたように、当院は「ノアの方舟」化を進めている。スタッフの同居者の感染もしくは疑いに対して、基本的には保健所のお世話になるが、そちらの手が進まない場合は自前で濃厚接触者判定とPCRと隔離(未感染者を避難)。要するに行政の仕事を「内製化」している。(続く
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当日にdeltaとomicronの判別をなさっている。これが院内PCRの力である。 twitter.com/kuramochijin/s…
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不織布マスクが帯電していることがいかに重要であるかについて、連休前半に書いた。参照しやすいよう日程で区切ってみたので、まだの方は是非。 twitter.com/search?q=from%…
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国内で導入の多い全自動大量検査機はコバスとパンサーで、いずれも検体の持ち込み量がほかの手段に比べて大きいことがアドバンテージとなっており、LODが非常に低い。すなわち、ウイルス濃度の低い検体の取りこぼしが少ない。特に、コバスは圧倒的であり、検出能力は現状で世界最高。
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感染者の自宅療養に際して同居者に感染が及ばないようにすることが、今まさに医療崩壊問題を押しのけて、国家的課題の筆頭に躍り出たものと思っている。数が桁違いであり、幅広い年齢に及ぶからである。にもかかわらず、科学的に理にかなった手段について、行政からのアナウンスは皆無。大丈夫かオイ。
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若年者にMのリスク。つい数日前に北欧諸国で動きあり。 フィンランドは30歳以下男性はPに変更 スウェーデンは30歳以下男女ともM中止 デンマークは18歳未満男女ともM中止 ノルウェーは30歳未満男性P推奨 すべてに共通しているのは、18歳未満の男性にMを忌避していること。 jiji.com/jc/article?k=2…