101
ちなみに、先制攻撃というのは「武力攻撃を受けるおそれがある場合に先んじて武力を行使すること」であり、「武力攻撃の発生の時点」を起点とする着手論とは根本的に異なります。
102
そもそもどうして「敵基地攻撃=先に敵を叩く」になっているのかが理解できない。着手論の話なんだろうけど、
①着手と先制攻撃は違う
②国家安全保障戦略等に明記されている通り、反撃能力は敵の第二撃以降への対処を主たる目的としている
ので、泉代表の主張は根本的に誤り。
103
立憲民主党・泉代表:「敵基地攻撃は、国際法違反の先制攻撃にならざるを得ず、反対の立場です。政府の「反撃能力」も、もし敵のミサイル発射の阻止を目的とするなら、同じく国際法違反の先制攻撃とみなされるでしょう」
すごい、全てが間違っている...
104
立憲・泉代表 反撃能力保有は「国際法違反で反対」(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
具体的な根拠を挙げていただきたいですね。仮にも野党第一党党首が、まるで便利ワードのように「先制攻撃」だ「国際法違反」だと口にされるのは、本当に腹立たしい。 news.yahoo.co.jp/articles/79d57…
105
かわぐちかいじ「沈黙の艦隊」大沢たかお主演で実写映画化、9月29日公開(動画あり / コメントあり) - コミックナタリー
「また日本で初めて海上自衛隊・潜水艦部隊の映画撮影協力を得て、実際の潜水艦を使用。」
マジか natalie.mu/comic/news/510…
106
実際には、イラクは湾岸戦争後の大量破壊兵器に関する国際的な査察をたびたび妨害しており、安保理決議でもその点非難されたわけですが、そうしたイラク側の問題だけでなく、他にも9.11の発生や米側の情報分析の誤りなどさまざまな要因が重なった結果なので、やはり物事の極度な単純化は良くないなと。 twitter.com/wakanada_pber/…
107
国葬反対「ツイッターデモ」、3・7%の投稿で全体の半数…4219回のアカウントも : 読売新聞オンライン yomiuri.co.jp/national/20230…
108
少なくとも三文書公表前に報道各社はレクなりなんなり受けてるだろうから、特に某紙に関してはしっかり読んで理解した上であの体たらくならば読解力とか理解力の問題だし、そうでなく確信犯でやっているならばなおのこと問題。
109
反撃能力に関して言えば、そりゃまあ政府の説明が十中八九全部が正しいとは言わないけれど、批判の内容がことごとく的外れで、酷いものだと「本当に三文書ちゃんと読みました?」レベルのものがまま見受けられる。
110
安保関連、報道の質の低下というか、ともすると単なる書き手のポエムになっちゃってて、しかもそれを見た人の多くはそれを信じちゃうので本当にタチが悪い。あと若者から高齢者まで情報源にしているYouTube解説動画もネタ元は既存報道だから、誤った情報も浸透してまう。
111
112
退役自衛官による運送業者を作れば、退役自衛官の就職問題解消と平時から有事にかけての弾薬輸送の安定したアウトソーシング化ができる、ってこと...⁉︎
113
昨日から流れてくる米中の造船能力の差の話。たしかに現状中国の方が造船業の規模は大きいのですが、有事に際しては軍事関連の造船施設も攻撃目標になり得るわけで、おそらくその規模は有事前後で大きな差ができるはず。一方で、アメリカの場合はICBMでも使わない限り本土の造船所は無傷なんですよね。
114
そんなことは一切示されていないわけですが... twitter.com/shiikazuo/stat…
115
「戦争を起こさせない」は大事ですが、「起こされた時に備える」ことも絶対に必要なわけで、前者の立場に立って防衛力整備を簡単に批判できるような平時マインドは、政治家にとっては今や贅沢になったという自覚は必要でしょうぬ。
116
起こすか起こさないかは相手の意思次第というのはロシアによるウクライナ侵攻の教訓の一つだと思いますが、あらゆる事態に備えるのが政治の務めですし、それは責任放棄なのでは? twitter.com/shiikazuo/stat…
117
陸自の多連装ロケット砲「陳腐化」とは? ウクライナの戦線支える「現役」が廃止へ | 乗りものニュース trafficnews.jp/post/123667
#週刊安全保障
陸自がMLRSを廃止することが決定された件について、「スタンド・オフ防衛能力」とスクラップアンドビルドの観点から書かせていただきました!
118
海自の護衛艦 山口県沖で自力航行不能に 海底の岩に接触か | NHK www3.nhk.or.jp/news/html/2023…
自力航行不能とは、かなり大きな岩と艦底が接触した形ですかね...
119
そうした気楽な批判に代表されるような平時マインドが許される贅沢な時代は、もはや終わったと個人的には思いますね。
120
そもそも、冷静に他国の能力に着目した結果あれだけの防衛力の抜本的改革に着手せざるを得なくなったほど、日本を取り巻く安全保障環境は厳しくなっていることを理解できなければ、それはあまりにも時代遅れと言うしかないし、一般人ならともかく、報道機関や政治家がそれではダメでしょう。
121
もうそろそろ、反撃能力を言葉遊び的な感覚で批判したりするような平時マインドでの思考をやめて、冷静に有事を意識した見方をしていかないと、ある日本当に有事が発生した時に日本という国は立ち行かなくなるのではという不安感がある。
122
CSISのウォーゲーム、おそらく岸田総理が昨年末の会見で言及した有事想定のシミュレーションでもほぼ同様の結論に至ったのではないかと想像し得るし、となれば安保関連三文書の書き振りや防衛力の抜本的な改革も納得。
123
日英首脳、中露念頭に安保「円滑化協定」署名へ…共同訓練の手続き簡素化 : 読売新聞オンライン yomiuri.co.jp/politics/20230…
日豪に続き、日英間でも地位協定にあたる「円滑化協定」署名するわけですぬ。
124
みなさん反撃能力の話ばかり注目されますが、国家防衛戦略にある通り、反撃能力はあくまでスタンド・オフ防衛能力を活用するものであって、トマホークを含めたスタンド・オフ・ミサイルの導入の第一の目的は、遠距離から早期に敵の侵攻部隊を阻止することにあります。
125
トマホーク導入懐疑論に関して、まず性能面については最新型において洋上の移動目標も攻撃可能であり、かつ搭載カメラにより攻撃評価も実施できるなど文句無し。次にどこに向けて撃つんだという話については国家防衛戦略に書いてあるのでまず読んでいただきたいですが(続)